よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

【東京・町歩き】新宿~初台。8月最後の土曜は盛り沢山(2020/8/29)

よろコンです。

 

  今年の8月は猛暑日続きで、まぁ~暑かったですね。ちょっと出歩くのも、どうかと思うくらい。

 

  そんな中、8月最後の土曜日は

新宿~初台

界隈を歩いてきました。

今回、我ながら、なかなか楽しみの詰まった一日だったなぁと思い、行ったところを勝手にご紹介。平凡なアラフィフ男子、ぶらぶらとあちこち行ってきたという極めて他愛のない話ですが少しだけ、お付き合いください。

 

さぁ、今回のラインナップは次のようなところです。

 

[目次]

 

  お好きなところ、気になるところをお読みください。

 

  それでは町歩きスタートです。

 

1. 新宿西口・SOMPO美術館

 

  さぁ、今回、最初に向かったのは新宿西口に新たにオープンした

SOMPO美術館

です。

www.sompo-museum.org

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旧・東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館が7月にリニューアル・オープン。

前は損保ジャパン本社ビルの42階にありましたが、ビルの前に現代美術のオブジェのような建物が出現。(私には象のように見えました(^^))

これが、新しいSOMPO美術館となりました。

(前の美術館の42階からの眺めもなかなか良かったですけどね)

 

こちらで開催中の展覧会が

「SOMPO美術館開館記念 珠玉のコレクション - いのちの輝き・つくる喜び」

です。
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入場は時間指定制で、私は11:00-11:59入場の予約をして、見てきました。(11:30頃、入場)

 

美術館に入るとこんな写真スポット。そう、SOMPO美術館といえばゴッホのひまわりです。

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新しい美術館は5階から4階、3階へと降りて各階の展示室を鑑賞する方式。

今回の展覧会では5階に山口華楊、東山魁夷、平山郁夫など、主に日本画家の作品が、4階にはSOMPO美術館が開催している「FACE展」のグランプリ受賞者とこの美術館の根幹をなす東郷青児の作品、そして3階にはゴーギャン、セザンヌ、ルノワールなど印象派の画家やグランマ・モーゼスなどの作品が展示されています。3階の会場出口の前にゴッホの「ひまわり」が。今は上野の西洋美にもロンドン・ナショナル・ギャラリー展でゴッホの「ひまわり」が来ています。東京で2枚のゴッホのひまわりがみられるという、とても贅沢な期間になっています。

 

  さて、本展ではゴーガン、セザンヌ、ルノワールの作品(計4点)が特別に撮影可能です。

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(ルノワールの作品)

会期は今週末9/4(金)までと残り少ないですが、ご興味のある方は是非。

 

  展示会場を出て2階はミュージアムショップとカフェスペース。以前はカフェスペースはなかったのですが、結構広いスペースがとられていますので、ちょっと休むには良いですね。


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2階休憩室に入る前に貼ってあったポスター。ゴッホ風なのが、おもしろい。

 

  次回は10/6~ ゴッホ展が予定されていましたが、今回のCOVID-19の影響で開催中止とのこと。残念です。(本当に早く終息してほしい)

 

  さて、美術館を出て、次の場所に向かうときに見た新宿西口の温度計。

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写真中央下寄りのDAIKINさんの看板のところに

「+35℃」

って、見えました?暑い~

 

さぁ、めげずに次の場所に向かいましょう。

 

2. 初台・東京オペラシティ

次に向かったのは、

東京オペラシティ

www.tokyooperacity.co.jp

 

この日は、14:00~

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

のコンサートがあったので、聴いてきました。

www.cityphil.jp

  さぁ、先ほどの新宿から初台までは電車で一駅。外は35℃の猛暑日。さっさと電車に乗れば良かったのですが、時間もあったので、なんとなく20分以上歩いて(^^;)オペラシティまで。

 

新宿西口の繁華街を抜け、甲州街道(国道20号線)をてくてくと。

途中の新宿パークビル。
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この晴天。ビルに映る雲と背景の雲が一体化して、ビルがここだけ透けているよう。とにかく良い天気でした。

 

そして、東京オペラシティ到着
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  さっそく、中庭の巨大オブジェがお出迎え。

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何を見上げているのでしょうか?

(と思って、見てみたらArt Galleryの方を見ていましたね)

パスタ屋さんで昼食を済ませて、コンサートホールに。

 

ビルの中にも、こんなオブジェ。
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広い空間にポツンと立っています。初めて見たときは「何だ」と思いました。夜とか出くわしたら、怖そう・・・

 

  東京オペラシティ、こんなオブジェがあるところも面白くて好きです。

 

  そして、コンサートホールに。
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こちらのコンサートホールは中央が教会の尖塔のように高く吹き抜けていて、開演前は天井から自然光も入ってくるので、中にいると少し神々しさを感じます。音は高い尖塔に向けて昇ってから広がっていくような感じで、前に向かってくる迫力ある音というよりは、やさしくマイルドな音が降ってくるような印象です。(あくまで素人の個人的感想ですが^^;)

前回は、2019年末にウクライナ国立歌劇場管弦楽団の白鳥の湖&第九のコンサートを聴きに来ました。この時、また来たい!と思って、今回で2回目です。

 

  そして本日のコンサートの曲目は・・・

 

・コープランド:市民のためのファンファーレ

・ショスタコーヴィッチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調

(20分休憩)

・リヒャルト・シュトラウス:13管楽器のためのセレナード 変ホ長調

・リヒャルト・シュトラウス:メタモルフォーゼン~23の独奏弦楽器のための習作

 

という4曲。1曲目、3曲目は管楽器のための短めの曲でした。

ショスタコーヴィッチが好きな私としては、ヴァイオリン協奏曲、良かったですねぇ。ヴァイオリン奏者は山根 一仁(かずひと)さん。第三楽章終わりの長い独奏から切れ間なく続く第四楽章。スリリングでスピード感のある激しい展開で終曲に。いやいや、やっぱりショスタコーヴィッチ、良いです。

4曲目のメタモルフォーゼンは、逆にこれまであまり聞いてこなかったリヒャルト・シュトラウス。ニーチェの著書にインスピレーションを得て作曲した「ツァラトゥストラはかく語り」が映画「2001年宇宙への旅」の音楽としても有名な作曲家。

今回の曲は弦楽器のみでまったりとした旋律が繰り返され、タイトルのとおりすこしずつ「変容」していく曲。テンポの速い激しい曲が好きな私的には聴いてすぐに「良い!」というタイプの曲ではないのですが、このコンサートの前に予習で聴いて、そしてコンサートの演奏、その後、復習で聴きなおしているうちに、じんわりと良さがしみてくるような感じです。今では、このフレーズがずっと頭で繰り返されています(^^;)

 

  ということで、今回のコンサートも、十分に楽しんだところで、本日、最後の目的地に向かいます。

 

  東京オペラシティを出て、次の場所に向かう途中の空。

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画面中央に旅客機が。写真だと分かりにくいかもしれませんが、かなり、低く飛んでいます。観光客増加に備えた羽田新ルートのため、少し前から新宿上空を旅客機が低く飛んでいます。初めて見たときは事故かと思うくらい低く見えて、びっくりしました。

この日も、5分・10分、歩いている間にかなりの数の飛行機が低空飛行で行き交っていました。高層ビルの並ぶ新宿の上を低空飛行させる必要があるのだろうか・・・

 

  では、本日のラストです。

 

3. 初台・すし宗達

  本日の最後はこちらで一人飲み。

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こちらdancyu 2020年1月号にも掲載されたという

すし宗達さん

sushi-soutatu.owst.jp

う~ん、締めがお寿司とは贅沢!

コンサート終了時間も考慮して、17:00からの予約で入店。

 

こちらのお寿司屋さん。私が最近はまっているBS日テレで毎週火曜21:00~放映中の「和牛の町×ごはん」という番組で紹介されていて、ここのシメサバがとにかく食べたくて訪問してきました。

 

さぁ、まずは一杯。
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エビスの生!

 

隣のお通しはアサリの出汁。これが濃厚、とにかく美味しい。これだけで、こちらのお店が美味しいことが分かります。

 

そして、いくつかの品を頼んで、いよいよお目当てのシメサバ。

 

こちらのシメサバはフォルムも特徴的。是非、見てください。こちらです!


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写真がボケてた・・・(T_T)

 

この写真だけボケていた・・・残念

写真はボケていますが、味は、まぁ美味しい。

シメサバ5切。優しく赤酢の酢飯を包みます。しめたといっても、ほぼ生。口の中でとろけて酢飯と相まってほどけていきます。青臭さは全くなく、サバの風味はしっかり感じ、サバ好きの人に是非ともおすすめの一品です。

 

せっかくなので、もう一品。写真がちゃんと取れたこちらを紹介。

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中とろ

 

私の大好物。程よく上品な脂がのって、噛みしめて味わって食べました。

このほかにもいろいろと食べましたので、また、ご紹介できればと思いますが、どれもおいしかった。そして、お店の人がとても優しく丁寧に接してくれて、初めての私でもとっても居心地が良かった。こちらのお店には絶対また来たいと思います。

 

  さぁ、店を出て、目の前の通りを走る中野行のバスに。

目に耳に舌にと、いろいろな満足を味わって、帰りの中央線へと向かいました。

 

※ 気分が良すぎて、家に着いてからも、さらにビールを煽ってしまったことは言うまでもありません(^^;)

 

  ということで、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

さぁ、明日から月曜日。今週も頑張って、また、素敵な週末を過ごしたいものです。

 

 今回は以上です。ではでは。

 

【展覧会】2020年8月 東京の展覧会通信(2020/8/2)

よろコン@やっぱり展覧会は素晴らしい!です。

 

  東京の長い梅雨がようやく終わり、暑い夏本番となりました。

でも、私は暑いのは苦手です(^^;)

なので、涼しい美術館でゆっくり過ごすのが好きです。

 

ということで、今月も、自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印(今月はこれから開催の展覧会に付与しています)を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

 

1. 情報源

今回もいつもの次の情報を中心に確認しながら書いていきます。ご参考まで。(なお、今後も情報は変わるので、随時、各美術館のサイトをご参照ください)

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です

 

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(飛び出していきましょう!)



2. 展覧会

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館 開催中~10/18(日) 日時指定制 (見た!)

(展覧会特設サイト)

artexhibition.jp

(美術館サイト)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展|国立西洋美術館

 

※ 現在、開催中の超注目展覧会。時間指定券は早めに取得を!

 

「開館10周年記念 画家が見たこども展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中~9/22(火・祝) 日時指定制 (見た!)

mimt.jp 

※ ナビの描く子どもの世界。かわいいです。

 

「ピーター・ドイグ展」竹橋・東京国立近代美術館 開催中~10/11(日) 日時指定制 (見た!)

(展覧会特設サイト)

peterdoig-2020.jp

(美術館サイト)

ピーター・ドイグ展 | 東京国立近代美術館

 

※  こちらは8/1(土)に見てきました。館内はすべて写真撮影可能。(注:写真撮影はフラッシュ、三脚、接写等は禁止ですのでご注意を。必ず、館内の注意書きや、係の人に確認してください。以下、記述する展覧会でも同様です)

作品は、どこか懐かしさもありつつ、具象画なような、抽象画なような、すこし不気味で不安をかきたてる絵もあったりと、いろいろな感情が呼び起こされる展覧会です。解説も詳しく、かなり面白かったです。日時指定制ですが、チケット売り場でチケットがあれば、そのまま購入して入場もできます。また8/1~は金・土は20:00までのナイトミュージアムありです。これもおススメです。(私は窓口でチケット購入して、ナイトミュージアムでコレクション展まで見てきました)

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(この絵は、「ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ」2000-02

 ドイツのダム湖を写した古い白黒絵ハガキを見ながら描かれたとか。カラフルな石の壁に囲われた道はどこへ続くのか・・・

 ちなみに前のスキーでジャンプしている絵もピーター・ドイグ展からです)

 

「きもの展」上野・東京国立博物館 開催中~8/23(日) 日時指定制

(展覧会特設サイト)

kimonoten2020.exhibit.jp

(博物館サイト)

東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「きもの KIMONO」

 

※ こちらは、私の知り合いで見に行かれた方(女性)が「とても良かった。豪華だった」と言われていました。実際に見てみたいですねぇ。7/28(火)~後期展示に展示替えされています。

 

・「オラファー・エリアソン ときに川は橋になる」清澄白河・東京都現代美術館 開催中~9/27(日) (見た!)

www.mot-art-museum.jp

※ 大きな装置を使った作品や、自分自身が作品の中に入り込んでみたり、かなり実験的な作品をとおして、自然とのかかわり方と考えさせられる展覧会です。楽しみながら、なにかを"体験"できます。作品は撮影可能、1分以内なら動画もOKとのことでした。(動画は学芸員の方に念のためご確認ください)

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(虹だ)

 

・「珠玉のコレクション - いのちの輝き・つくる喜び」新宿・SOMPO美術館 開催中~9/4(金) 日時指定制

www.sompo-museum.org

※ いよいよ新規オープン・開催された展覧会ですが、残りの会期は9/4までと短め。ゴッホの「ひまわり」をはじめとしたコレクションをゆっくり堪能したい。ルノワール、セザンヌ、ゴーギャンは撮影できる作品もあるようです。

 

「開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎-」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 開催中~9/6(日) 日時指定制 (見た!)

www.ejrcf.or.jp 

※  バウハウスの「バウ」はドイツ語で「建築」。建築を頂点として、基礎教育から学校内に構成されたいろいろな「工房」を通じて教育を行ったバウハウス。時代の最先端を行く教授陣の革新的な教育内容、そこから生み出されていく世界を変えた作品たちに触れられる展覧会です。結構、説明が多い展覧会なので、バウハウスをじっくり知りたい方は、時間に余裕を持って行ってください。

 

・「THE UKIYO-E 2020 - 日本三大浮世絵コレクション」上野・東京都美術館 開催中~9/22(火・祝) 日時指定制

ukiyoe2020.exhn.jp

※ 太田記念美術館(東京・原宿)、日本浮世絵博物館(長野・松本)、平木浮世絵財団と日本の三大コレクションが一堂に会する大浮世絵展。前期は8/23(日)まで。

 

☆彡「企画展 1930ローマ展開催90年 近代日本画の華 ーローマ開催日本美術展覧会を中心にー」虎ノ門・大倉集古館 開催中~9/27(日)

www.shukokan.org

※ 昭和5年にローマで開催された日本美術展覧会の作品を中心に大観、春草、玉堂、栖鳳、清方など日本を代表する画家の作品が展示されるようです。また行こうっと。

 

今月は私の地元・板橋の美術館から2つ紹介。

☆彡「館蔵品展 狩野派学習帳 今こそ江戸絵画の正統に学ぼう」西高島平・板橋区立美術館 開催中~8/10(月・祝) (見た!)

 

www.city.itabashi.tokyo.jp

※ 本日(8/2)に見てきました。日曜美術館のアートシーンでも紹介されていた展覧会。残り期間あとわずかですが、狩野派の作品が33点。入館料無料。全作品写真撮影OK。これ、無料で良いの?(板橋、太っ腹)」と思える内容です。屏風絵のように大きな作品も数多くあり、新収蔵品も展示されています。個人的には東京タワーの側の増上寺・五百羅漢図で有名な逸見(狩野)一信が描いた「源平合戦図屏風・龍虎図屏風」が良かった。一つの屏風の表裏で源平合戦と龍虎を描いているところなど、なんとも面白い。

 

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(源平合戦図屏風・左隻から)


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(屏風中央の武者は那須与一)


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(見事、的を射抜きました。屏風右上をご注目)

 

☆彡「2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」西高島平・板橋区立美術館 8/22(土)~9/27(日)

www.city.itabashi.tokyo.jp

※ 板橋区立美術館では毎年恒例の絵本展。昨年も見に行きました。今年はCOVID-19の影響でコンクールの作品を紹介するブックフェアは中止。審査は1月に終わっていたので、板橋での展覧会が世界初公開の場になるとのこと。注目です。

 

アクセスが悪くて有名な板橋区立美術館。東上線の成増、都営三田線の高島平からバスもあります。近くに有料駐車場(美術館前のリパークは昼・最大500円)もあります。是非、時間があれば、見てみてください。

 

 

3. さいごに

この他にも

・アーティゾン美術館@京橋の各種美術展(~10/25)

www.artizon.museum

・三井記念美術館@三越前の三井家の名品・優品「第2部 日本の古美術」(~8/31)

www.mitsui-museum.jp

・パナソニック汐留美術館@汐留(新橋)の現代工芸の超絶技巧を集めた「和巧絶佳」(~9/22)

panasonic.co.jp

など、この夏もおもしろそうな展覧会が数多く開催中です。

マスク着用、手洗い・消毒、鑑賞時に人との距離をとる等、COVID-19対策を徹底しながら、また展覧会に行ってきたいと思います。

 

それでは、最後にリンクです。

今回紹介の展覧会から。

www.suki-kore.tokyo

www.suki-kore.tokyo

www.suki-kore.tokyo

去年の板橋区立美術館・ボローニャ絵本展から

www.yorocon46.com

 

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

この記事は、また来月に。

 

ではでは

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(今月は板橋推しで。板橋区立美術館入口。狩野惟信「菊慈童図」は新収蔵品です)

 

【展覧会】2020年7月 東京の展覧会通信(2020/7/5)

よろコン@展覧会は良いですねぇ!です。

 

  展覧会、先月から開催されるようになってきました。7月から再開の美術館もあります。まだ、入場時間や人数制限はありますが、やはり展覧会を見に行ける生活は、良いですねぇ!あらためて、そう思います。

 

ということで、今月も、自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印(今月はこれから開催の展覧会に付与しています)を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

1. 情報源

今回もいつもの次の情報を中心に確認しながら書いていきます。ご参考まで。(なお、今後も情報は変わるので、随時、各美術館のサイトをご参照ください)

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

f:id:YoroCon:20200705223158j:image


2. 展覧会

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館 開催中~10/18(日) 日時指定制 (見た!)

(展覧会特設サイト)

artexhibition.jp

(美術館サイト)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展|国立西洋美術館

 

※ さっそく、見てきました。名作ぞろいで、期間中にまた見にいきたいと思っています。あと、常設展も併せて見るとおもしろいです。

 

「開館10周年記念 画家が見たこども展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中~9/22(火・祝) 日時指定制 (見た!)

mimt.jp 

※ 期間が延長されました。ナビの描く子どもの世界。なお「三菱の至宝展」は来年6/30~に延期されました。こちらは来年のお楽しみに(国宝・曜変天目の展示があるよう)

 

「ピーター・ドイグ展」竹橋・東京国立近代美術館 開催中~10/11(日) 日時指定制

(展覧会特設サイト)

peterdoig-2020.jp

(美術館サイト)

ピーター・ドイグ展 | 東京国立近代美術館

 

※ 「画家の中の画家」ピーター・ドイク。こちらは今月、見に行こうと思っている展覧会です。

 

「きもの展」上野・東京国立博物館 開催中~8/23(日) 日時指定制

(展覧会特設サイト)

kimonoten2020.exhibit.jp

(博物館サイト)

東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「きもの KIMONO」

 

※ 鎌倉時代から現代にわたる「きもの」そのもの、「きもの」を描いた絵等が展示されており、信長・秀吉・家康から現代の「TAROきもの」まで、とても華やかそうで興味深いです。 

 

・「オラファー・エリアソン ときに川は橋になる」清澄白河・東京都現代美術館 開催中~9/27(日) 

www.mot-art-museum.jp

※ 再生可能エネルギーへの関心と気候変動への働きかけを軸に構成された展覧会。大規模で実験的な作品に興味ありです。

 

☆彡「珠玉のコレクション - いのちの輝き・つくる喜び」新宿・SOMPO美術館 7/10(金)~9/4(金) 日時指定制

www.sompo-museum.org

※ COVID-19の影響で開館が延期されていた旧東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館がリニューアル・オープン。開館第一弾はコレクション展。ロンドン・ナショナル・ギャラリー展とあわせてゴッホの「ひまわり」を見比べてみてはいかがでしょうか?

 

☆彡「開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎-」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 7/17(金)~9/6(日) 日時指定制

www.ejrcf.or.jp

 

※ ドイツの造形学校「バウハウス」。カンディンスキーやパウル・クレーが教えていたことでも有名です。実験精神に満ちた造形の世界。刺激がありそう。

 

☆彡「THE UKIYO-E 2020 - 日本三大浮世絵コレクション」上野・東京都美術館 7/23(木・祝)~9/22(火・祝) 日時指定制

ukiyoe2020.exhn.jp

※ 太田記念美術館(東京・原宿)、日本浮世絵博物館(長野・松本)、平木浮世絵財団と日本の三大コレクションが一堂に会します。各コレクションから150点、計450点の展示とのことで、かなりの見ごたえになりそうです。前期は8/23(日)まで、後期は8/25(火)からの前後期入替制。

 

☆彡「企画展 日本絵画の隠し玉 - 大倉コレクションの意外な一面」虎ノ門・大蔵集古館 開催中~7/26(日) (見た!)

www.shukokan.org

※ ホテル・オークラの誇るコレクション館。7/5(日)に訪問してきました。「虫太平記絵巻」は虫が太平記として登場してくる、ちょっと変わったコレクション。このほか、山口雪渓の「十六羅漢図」の羅漢さんや「百鬼夜行絵巻」に出てくる妖怪たちは、どこか脱力系。癒される展示でした。英一蝶の布袋さんが好きだったかな(^^)

 

3. さいごに

この他に、再開される美術館は

・アーティゾン美術館(6/23~再開)

www.artizon.museum※ 7月から開催予定だったモネ展は来年初夏に延期とのこと。

 

・山種美術館(7/18(土)再開予定。9/13(日)まで「桜 SAKURA 2020-美術館でお花見-」)

www.yamatane-museum.jp※ 会期変更での再開。この次は竹内栖鳳の班猫とアニマルパラダイス

三井記念美術館も7/1から再開していますね。こちらは8月に行こうかなぁと思っています。

COVID-19の感染者が再び増えていることは少し心配ですが、予防をしっかり心がけ、無理せず、ゆっくりと、また展覧会に行ってきたいと思います。

 

それでは、最後にリンクです。

6月に見た展覧会から。

www.suki-kore.tokyo

www.suki-kore.tokyo

こちらは本家は8月から再開です。

www.suki-kore.tokyo

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

この記事は、また来月に。

 

ではでは

 

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(虎ノ門・大倉集古館。7/5訪問)

 

【散策】先週ですが、また都内を歩いてきました。やっぱり美術館も(2020/6/26)

よろコン@またまた東京散策です。

 

  もう、先週の土曜日(6/20)ですが、また、美術館巡りで都内を歩いてきました。

ということで、今日も、ぶらぶらと、ただただ歩いた様子を。

ふつうのアラフィフ男子の昼下がり。他愛のない話ですが少しだけ、お付き合いください。

 

  さて、昼頃に家を出て、まず向かった先はこちら

「両国」

 

ホームに降りて目に入るのは

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「ちゃんこ」

 

美味しいですよね。今年2月に食べましたが(写真のお店ではないですが)、また、食べにきたい。

 

  改札は

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「満員御礼」

相撲のときに来たら、気持ちが盛り上がりそうです。左下に見えるのはお相撲さんの身長。曙は高い。(みんな高いですが)

 

  そして、西口改札を出て北側

「江戸NOREN」

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日本橋のそば「やぶ久」さん、「ちゃんこ霧島」さん、他に深川めし、お寿司、甘味処にお土産屋さんも。ちょっと寄ってみるのは楽しいところです。

中には

f:id:YoroCon:20200627194948j:image土俵が

 

江戸NORENについてはこちらを

-両国-江戸NOREN:ジェイアール東日本都市開発

 

さて、そして両国と言えば

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「国技館」

 

なのですが、今回の目的はその奥に見える白い建物(APAホテルではなく^^;)

 

「江戸東京博物館」

www.edo-tokyo-museum.or.jp

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この日、やっていた展覧会は

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「奇才 -江戸絵画の冒険者たちー」

kisai2020.jp

先週日曜日(2020/6/21)までの開催でした。

COVID-19の影響で、会期は短くなり、展示替え予定の作品が展示できなかったりとありましたが、京・大坂・江戸を中心に諸国の奇才の絵師たちの作品が集まる、とても興味深く面白い展覧会でした。見られて良かった。

 

江戸博に入ると

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熊手で幸せをかき集め、COVID-19終息を願います!

 

会場入り口

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なかなかの迫力。この絵師・絵金(えきん)は土佐の絵師。日本諸国にいます、実力派。

 

図録を買ったので、少しご紹介。

「京」の都からはこちら。伊藤若冲の鶏

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生き生きとして筆ですが、愛嬌のある表情。

蕭白、応挙、芦雪・・・とバラエティに富んだ絵師に作品が集まります。

 

「大坂」からは中村芳中(ほうちゅう)の「人物花鳥図巻」

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色は華やか、軽やか。とっても柔らかでどこか面白みもあるとても気に入った作品です。たぶん、初めて知った絵師です。大坂は耳鳥斎(にちょうさい)と柔らかで面白みがあって、ちょっとほっこりする作品が印象にのこりました。

(なお、大阪の「さか」は当時の表記で「大坂」に)

 

そして「江戸」はこの方でしょう。

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葛飾北斎「弘法大師修法図」

当時流行した疫病を「赤鬼」に例え、弘法大師が西新井を訪れた際に疫病を鎮めたという言い伝えを絵にしたもの。今の世界に通じますね。

こちらの絵。2019年初頭、六本木ヒルズ「北斎展」で公開されていました。

www.yorocon46.comまた、見ることができました。

 

  諸国からは、こちらの一枚を

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静岡は沼津、白隠の観音様。背景を黒くして白抜きで描いた観音様。肘をついて体を傾ける観音様は優しそうで、とっても親しみやすそう。

(優しい絵は好きですね)

 

  こちらの展覧会はこれから巡回をしています。

2020年7月7日(火)~8月30日(日) 山口・山口県立美術館

2020年9月12日(土)~11月8日(日) 大阪・あべのハルカス美術館

 

色々な江戸の絵師に出会える、見ごたえ十分な展覧会。お薦めです。

 

  さて、この日も、もう一つ展覧会へ。

 

  両国からこちらに。

「上野」

 

今までどおり、階段を上がって公園改札を出ようとすると工事で閉鎖。

「改札口がない!」と、どこから出たら良いのか、ちょっと焦りましたが、改札口が鶯谷寄りに新しくできていました。

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レストランやお店が集まるecuteも近くなり、寄りやすくなりました。便利になったと思います。上野で食事をすることが増えるかも。

 

改札を出て真っ直ぐ歩くと右が西洋美術館。少しですが、近くなりました。

 

  そして、こちらでは今年話題の展覧会。

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「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」

artexhibition.jp

  こちらの内容は、もう一つのブログで紹介しています。よろしければ見てください。

www.suki-kore.tokyo(最近、展覧会はこちらのブログにまとめてます)

 

西洋美の庭には

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ロダンの有名な考える人。このほかにもロダン作品がたくさん。

 

この日は21:00まで開館(金・土曜日)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展を見た後は常設展を。

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ルーベンスの赤ちゃん。いつみても愛らしい。

 

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カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」

うつむく聖母を包む青いベールが美しい。常設展の中でも好きな作品です。

 

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キース・ヴァン・ドンゲン「ターバンの女」

目が魅惑的。今回、初めて気になりました。見るたびに発見があります。

 

  ということで、西洋美さんをあとに。

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  そして、帰り着いた

「武蔵小金井」

 

  一日の〆はやっぱり一杯。いつもの「まさや」さんで。

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ビールが香るエールから一番搾りに変わってた。(どちらも好きですが)
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定番のタレ5本セット。ビールに焼き鳥。間違いない。

 

  ということで、一日終了。お疲れさまでした。

 

  ところで今日(6/27)は・・・

昨日、久々に会社の仕事のメンバーと飲んだので、少し二日酔い。家で大人しくしていました。明日は出かけようかな。

 

  ということで、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 みなさんも、良い週末を!(私はこれから、また一杯)

 

 以上です。ではでは。

 

【散策】今日は久々、都内を歩いてきました。そして美術館も(2020/6/13)

よろコン@今日は久々、東京散策です。

 

  先週からは都内美術館も少しずつオープンになり、昨日からは東京アラートも解除になり・・・

ということで、今日は、雨の中、傘さして、さっそく都内を散策してきました。

(今週のお題は「傘」ですが、今日は傘は出てきません^^;)

 

  ということで、他愛のないアラフィフ男子の日記ですが、少しだけ、お付き合いください。

 

  さて、昼頃に家を出て、まず向かった先はこちら

サラリーマンの聖地

「新橋」

です。

 

新橋・汐留口を降りるといつも目に入る

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吉岡堅二 原画・監修「くじゃく窓」1976

大きく羽を広げた孔雀と汽車のステンドグラス。汽車は新橋ー横浜間を運転した一号機とのこと。ノートルダム寺院のバラ窓から着想を得て「くじゃく窓」にしたそうです。(Web調べ)

 

さて、到着してまずは昼ごはん。本当は飲みたかったですが、その後の予定もあり、近くのうどん屋さんに。

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「酒肴、時々 うどん カタトソデ」

汐留口の地下街(Wing新橋)にあります。「~時々~」という名前が面白そうで入りました。

写真は無いのですがアジフライ+唐揚げ+小うどん+ごはんのセットの定食を食べました。Webにあるように"ふつうに"美味しい!

katatosode.jp

アジは肉厚、タルタルの味も良く、うどんもコシがあって、唐揚げと、どれも美味しい!

店名のとおり、お酒もあって、レモンサワーとか190円だったような。(時間制限ありかも)

これは、絶対、飲みにくるなぁ。会社も近くなったし。

 

さて、食べ終わって、店を出るとすぐそばにこんなお店も!

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「怪獣酒場」?!

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kaiju-sakaba.com

気になります。入ってみたい!これは、絶対、近いうちにくるなぁ。

平日はランチもやっているよう。

さすが新橋。汐留口もあなどれない。

 

  さて、そして今回、新橋に来た目的は

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パナソニック汐留美術館「ルオーと日本」展

panasonic.co.jp

新型コロナによる長い自粛からの"復帰"第一弾はこちらの展覧会に。

ルオーは、意外と(わたしが知らなかっただけ^^;)日本とのつながりが強いことが分かる展覧会。展示作品数もかなり多く、ルオーだけではなく日本の画家の作品も展示されていてなかなかおもしろい内容でした。

新型コロナの影響で24点の絵と4点の資料がフランスから送付できなかったとの説明がありますが、全然見ごたえありです。また、写真撮影可能な作品もあります。
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ジョルジュ・ルオー「マドレーヌ」1956 油彩 / 紙(麻布で裏打ち)

マグダラのマリアともサーカスの人気女性道化師マドレーヌともされる作品。色が明るいですね。ルオー後期の作品。

 

  1時間ほど、鑑賞したのち、今度は「渋谷」へ。

ここにくると、いつも見に来ちゃいます。井の頭線へ続く通路のこちらの絵。

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岡本太郎「明日の神話」1968-1969

「あすのしんわ」

いつ見ても力があります。今日も元気、もらいました。

 

さて、渋谷に来た目的は、こちら

 

Bunkamura ザ・ミュージアム「特別展 超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」

www.bunkamura.co.jp

両国の江戸博の「奇才」とどっちを先に見るか迷いましたが、こちらを先に見に来ることに。一度、開始早々に中止になっていますからねぇ。また中止になるといけないので。

 

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展覧会に入るとさっそくロブスターがお出迎え。これ、写真ではなく「絵」です。
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超写実。大好きです。これについては、また、ブログに書いてみたいと思います。

 

撮影可能な作品は一点のみでしたが、ご紹介。
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小木曽  誠「森へ還る | A Reurn to the Forest 」 2017


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ミュージアムショップで図録にハガキにクリアファイル、久々に色々と買いました。

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この猫の絵。良いですよねぇ。

 

なお、本家のホキ美術館さん。昨年の千葉県の水害で大きな被害を受けて休館中でしたが、2020/8/1(土)から再開されるそうです。

www.hoki-museum.jp良かったです。また、行きます!

 

渋谷での目的を果たし、せっかくここまで来たので、ちょっと寄り道。

名曲喫茶「ライオン」
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久々の大スピーカーでのクラシック。聞きごたえあります。目の前で本当に演奏しているよう。

 

新橋・渋谷と十分に楽しんで、帰宅。

 

家では、久々にKALDIさんで買ったワインとイトーヨーカドーさんで買ったCOEDOのIPL+お惣菜で一杯やってます。アド街の「昭和の新宿」を見ながら。

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  街はコロナ対策もしっかりと。どのお店も入店時の手の消毒、席は一つ置き。美術館もソーシャルディスタンスを保ちつつ。それでも、徐々に外に行けるようになるとうれしいですね。良い一日でした。

 

  ということで、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 みなさんも、良い週末を!

 

 以上です。ではでは。

 

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「飲み過ぎないようにね」by アミちゃん

これは写真です。

 

【展覧会】2020年6月 東京の展覧会通信(2020/6/6)

よろコン@展覧会に行きたい!です。久々の展覧会ブログです。

 

  新型コロナの影響で2月末から3月初旬にかけて次々と美術館・博物館が臨時休館となり、4月、5月が過ぎました。そして、もうすぐ梅雨・・・

この間、残念ながらいくつもの展覧会の中断・中止が決まってしまいました。

 

【中止になった美術展】

・東京都美術館「芸術×力 ボストン美術館展」

(展覧会特設サイト)

【公式】ボストン美術館展 芸術×力|日本テレビ

(美術館サイト)

ボストン美術館展 芸術×力|東京都美術館

 

・国立西洋美術館「スポーツ in アート展」

 

などなど。

そして、展覧会に関連したイベントも軒並み中止。

かれこれ30年近く展覧会に行っていますが、こんなことは初めてです。

 

一方で、少しずつですが、美術展の再開の知らせも入ってくるようになりました。

もう見られないとあきらめていた展覧会が会期変更で見られるようになったケースも。

このチャンスを逃さず、展覧会に足を運びたいと思います。(ただし、無理はせず、感染予防を心がけて)

 

ということで、今月も、自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印(今月はこれから開催の展覧会に付与しています)を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)



【目次】

 

1. 情報源

今回もいつもの次の情報を中心に確認しながら書いていきます。ご参考まで。(なお、今後も情報は変わるので、随時、各美術館のサイトをご参照ください)

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

 

2. 展覧会

☆彡「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館 6/18(木)~10/18(日)

(展覧会特設サイト)

artexhibition.jp

(美術館サイト)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展|国立西洋美術館

 

※ 恐らく、今年いちばんの注目の展覧会と言っても過言ではないでしょう。東京で見ることはあきらめていました。大阪に行こうと思っていました。でも、会期変更で見ることができるようになりました。(代わりに「スポーツ in アート展」が中止になりましたが・・・)

チケットは事前購入、入場日時指定制(以前のフェルメール展や今のアーティゾン美術館が同じですね)に。現時点で前売券・無料観覧券を保持している場合、若干、見に行ける条件が変わるので、是非、上記サイトで詳細をご確認ください。とにかく、この展覧会を見に行けるのは、非常にうれしい!

会期は変わってしまったのですが、大阪展も開催予定ということで、個人的にはとっても良かったと思っています。

 

なお、東京の西洋美さんは本展終了後、2020/10/19(月)~2020年春まで約1年半の長期休館に入ります。常設展などを含め、長期休館前に是非訪れたいところです。

 

「開館10周年記念 画家が見たこども展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 6/9(火)再開~6/21(日)(見た!)

mimt.jp

 

※ こちらは臨時休館前に見にいきました。ナビ派を中心とした画家たちの子どもをテーマにした作品を集めた展覧会です。子どもに対する画家たちの色々な視点・視線を感じるとともに、どこか和ませる展覧会でした。

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 (ゴッホの赤ちゃんの絵。赤ちゃんらしさもありますが、どことなく、ふてぶてしさも。こういう赤ちゃん、いますねぇ)

 

「ピーター・ドイグ展」竹橋・東京国立近代美術館 6/12(金)再開~10/11(日) 

(展覧会特設サイト)

peterdoig-2020.jp

(美術館サイト)

ピーター・ドイグ展 | 東京国立近代美術館

 

※ ピーター・ドイグはスコットランド・エジンバラ出身の画家。「画家の中の画家」

NHK教育「日曜美術館」でも紹介されていましたが、実際の作品を見に行けるのが楽しみです。こちらも日時指定入場のようです。

 

☆彡「きもの展」上野・東京国立博物館 6/30(火)~8/23(日) 

(展覧会特設サイト)

kimonoten2020.exhibit.jp

(博物館サイト)

東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「きもの KIMONO」

 

※ 鎌倉時代から現代にわたる「きもの」を通覧できる展覧会。「きもの」そのもの、「きもの」を描いた絵等が展示されており、信長・秀吉・家康にゆかりの「きもの」、現代の「TAROきもの」などもあって、展示構成を見る限り、とても華やかで美しい世界が繰り広げられていそう。興味深いです。なお、こちらも日時指定入場です。

 

☆彡「オラファー・エリアソン ときに川は橋になる」清澄白河・東京都現代美術館 6/9(火)~9/27(日) 

www.mot-art-museum.jp

※ アイルランド系デンマーク人。こちらもNHK教育「日曜美術館」を見て、とても興味を持ちました。作者の再生可能エネルギーへの関心と気候変動への働きかけを軸に構成された展覧会とのことですが、大規模で実験的で、自然を再構成し、さらに見るものが作品の一部として入り込んでいく感じで、実際に見てみたい!と思いました。実際にみたら、どんな作品なんだろう。

 

☆彡「奇才 -江戸絵画の冒険者たちー」両国・江戸東京博物館 6/2(火)~6/21(日) 

(展覧会特設サイト)

kisai2020.jp

(博物館サイト)

展覧会 - 江戸東京博物館

 

※ 「奇想の系譜」の画家たちのほか、北斎、応挙、光琳などなど、北は北海道から南は九州まで35人の奇才の作品を集めた展覧会。期間は短くなってしまいましたが、すごい冒険者たちが集って、どんな冒険をみせてくれるのでしょう。

 

☆彡「神田日勝 大地への筆触」東京丸の内・東京ステーションギャラリー 6/2(火)~6/28(日) 

www.ejrcf.or.jp

※ NHKの朝ドラ「なつぞら」の「山田天陽」(吉沢亮さん)のモデルになった人とか。私はドラマを見ていないかったので、どんな役だったかは分からないのですが。

こちらの展覧会はつい最近のBS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」で紹介されていて、力強いタッチの馬、若くして亡くなるまでに多様な作品を残した画家に興味を持ちました。

 

☆彡「ルオーと日本展」汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 6/5(金)~6/23(火)

panasonic.co.jp

※ パナソニック汐留美術館さんではルオーをコレクションし、館内ギャラリーで展示していますが、今回はルオーと接点のある日本人画家(梅原龍三郎など)の作品もあわせての展示です。

※ なお、6/5(金)から再開されていますが、近隣の電通本社爆破予告があり6/6(土)-6/7(日)は残念ながら臨時休館になりました。(このような暴力は断固として許せません)

 

 

☆彡「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 6/11(木)再開~6/29(月)

www.bunkamura.co.jp

※ 一度、中断し、そのまま中止になりました。その展覧会が期間は短いのですが、ここで再開してくれるとはとにかくうれしいです。2016/5/1に千葉のホキ美術館に訪問し、それぞれの作品を見て衝撃を受けました。「写実絵画とは?」と考えさせられる作品たちでした。また見に行きたいと思っていました。ところが、昨年の水害で長期休館に・・・。そして、東京の展覧会は新型コロナで早々に中断・中止。思いもしない災禍の影響を受け続けましたが、ようやく見に行けます。この機会を逃さないようにしたいと思います。

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(パンフレットの絵から。生島 浩「5:55」(部分) 2007-2010)

 

3. さいごに

6/23には京橋のアーティゾン美術館も再開されます。目黒・東京都庭園美術館も再開。まだ日程は決まっていませんが、SOMPO美術館(旧・東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)も開館します。もちろん、感染には注意が必要ですが、対策して、無理をしない範囲で、また、一つでも多くの展覧会に行きたいと思います。

 

それでは、最後にリンクです。

過去に見た展覧会、好きな作品は少しずつこちらのサイトにアップしてます。

www.suki-kore.tokyo

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

もうすぐ梅雨時。じめじめした天気はあまり得意ではありません。気温の変化も激しいこの時期、みなさま、お体にはお気を付けください。

 

ではでは

 

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(会社帰りに見た紫陽花)

 

【展覧会】2020年4月 東京の展覧会通信・番外編(2020/4/6)

  よろコンです。

 

  2020年4月の展覧会通信。今月は春、新学期、新年度の始まり。

今年はロンドン・ナショナル・ギャラリー展が西洋美で開催中!

 

・・・なんて話をしているつもりでしたが、新型コロナウィルスの影響が深刻化しています。明日4/7にも史上初の緊急事態宣言が出そうです。

なので、先月から多くの美術館が閉館しています。そして今月も・・・

 

  そこで、今日4/6はこのブログ名「よろ(46)こんで!」と語呂が良いので、無理やりですが、これまで書いた美術館記事から、いくつかリンクを紹介します。ちょっと、安直な内容(^^;)ですが、お付き合いください。

 

  さて、最初はこのブログで恐らくもっとも読まれた記事上位3つから。

 

いちばん読んでいただいた(と思える)のは昨年4月のギュスターヴ・モロー展です。

www.yorocon46.com

同じくらい読んでいただいたのが、一昨年11月のロシアから来た作品達。国立トレチャコフ美術館展。

www.yorocon46.com 

三番目は一昨年9月、日本かぶれのナビ・ボナール展です。

www.yorocon46.com

この他では・・・

こちらも昨年の春。ラファエル前派展。昨年これを見た次の年にこんなことが起きるなって想像もしていませんでしたね。

www.yorocon46.com

一昨年の秋に行った浮世絵展。江の島で食べたしらす丼も懐かしい。

www.yorocon46.com

美術館での講演を聞いてから鑑賞したので、とても印象に残りました。エコール・ド・パリの旗手・キスリング展

www.yorocon46.com

ギュスターヴ・モローはここでも見ました。関連記事です。

www.yorocon46.com

  さて、ここで一つご報告を。

これまで、雑記ブログとしてテーマは固定せず書いてきたこのブログ。細々と続けてきましたが、いろいろな方に読んでいただき、本当にありがとうございます。

 

そして、いろいろと書いていくうちに、展覧会、旅、グルメなど、このブログとは別に、自分でも振り替えられるよう少し記事を整理してストックたいと考えるようになりました。

そこで、このブログとは別に、もう一つのブログにまとめて行くことにしました。

 

   好きなものをコレクションするブログ。「すきコレ」

www.suki-kore.tokyo

さっそくですが、昨年行った中で特に印象に残った展覧会についても書いています。

www.suki-kore.tokyo

www.suki-kore.tokyo

  まだ、数は少ないですが、少しずつ増やしていこうと思います。

 

  そして、当ブログ。最近、更新が少なくなっていますが、どこかに出かけて見た景色、散歩途中に見かけたきれいな花、ひとりふらふらと入っていった居酒屋さんと今まで以上により自由にその時々にしたことを徒然に書いていきたいと思います。もちろん美術館に行ったときの速報はこちらにアップしたいと思います。

よろしければ、どちらのブログも今後ともよろしくお願いします。

 

  ただ・・・

やはり、昨今の新型コロナウィルス。自分が感染するかもしれないというリスク以上に、自分が人にうつしてしまうかもしれないというリスク。本当に危険な事態です。

こういうときは、自分をそして人を守るべく、行動する。

当分はアミちゃんと一緒に「STAY HOME」したいと思います。

 

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(家であんまりジャマしないでね)

 

・・・気を付けます。

みなさまも、くれぐれもお体ご自愛ください。

 

ではでは。 

 

【展覧会】2020年2月 東京の展覧会通信(2020/2/3)

  こんばんは。よろコンです。

 

  2月の展覧会ですが、秋からお正月にかけて開催していた展覧会が終わり、春に向けて開催される展覧会は3月から始まるものが多く、少し一段落している感はありますが、開催中の展覧会は面白そうなものが多いです。

今月も、一貫性はありません。「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印(今月はこれから開催の展覧会に付与しています)を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

 

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【目次】

 

1. 情報源

今回も次の情報を中心に書いていきます。ご参考まで。

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

 

2. 西洋美術

 ・「日本・ハンガリー国交樹立150周年記念  ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵 ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」乃木坂・国立新美術館 開催中~2020/3/16(月)

budapest.exhn.jp※ もう開催して2か月です。先日、日曜美術館のアートシーンでも紹介されていたので、そろそろ見に行かないといけません。ハンガリーの画家の作品はあまり見ることがないので、とても期待しています。

 

・「ハマスホイとデンマーク絵画」上野・東京都美術館 開催中~3/26(木) (見た!)

artexhibition.jp※ 以前記述した通り2008年秋、国立西洋美術館で展覧会がありましたが、それ以来の作品鑑賞でした。2月1日の夜、「プレミアムナイト」チケットで見てきました。300人の限定販売なので、静かな夜に静かで穏やかな絵をゆっくり鑑賞できました。(なお、本展での「プレミアムナイト」は2月1日で終わりです)

 

・「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック」目黒・東京都庭園美術館 開催中~4/7(火)

www.teien-art-museum.ne.jp※ 東京都庭園美術館の旧朝香宮邸でルネ・ラリックを見る。なかなか興味深い展覧会です。いつ行くか検討中ですが、この美術館さんは花が咲くころに行ければ良いのですが・・・

 

☆彡「開館10周年記念 画家が見たこども展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 2/15(土)~6/7(日)

mimt.jp※ 前回の吉野石膏コレクション展を見に行ったときにMSSサポーター(いわゆる年間会員、4,000円)になりました。もちろん、この展覧会も見に行く予定です。

展覧会からは話がそれますが、MSSサポーターになったことで、休みの日や仕事帰りにフラッと美術館に寄っていつでも、何回でも絵を見られるという、とても幸せな環境を手に入れることができました。東京ステーションギャラリーさんや三井記念美術館さんなど周辺の美術館も200円割引ですし、何回も見に行かれる方にはとってもおススメです。

 

☆彡「ピーター・ドイグ展」竹橋・東京国立近代美術館 2/26(水)~6/14(日) 

www.momat.go.jp※ スコットランド・エジンバラ出身の画家。私は初めて知りましたが、展覧会の紹介に「画家の中の画家」「ミステリアスな風景画で知られる」という紹介文があって、すごく気になります。画家本人が3/1に来日してMOMATさんでトークイベントを開くようなので、見に行きたいところです。

 

3. 日本美術

☆彡「上村松園と美人画の世界」広尾(恵比寿)山種美術館 開催中~3/1(日)  

www.yamatane-museum.jp※ 山種美術館広尾開館10周年記念の特別展です。上村松園の作品を中心に鏑木清方、小林古径、伊藤深水などの作品も展示。渡辺華岳の重要文化財「裸婦図」の展示もあるようです。

 

☆彡「上村松園・松篁・淳之三代展」八王子・東京富士美術館 2/29(土)~6/14(日)

www.fujibi.or.jp※ こちらも上村松園です。松園から、息子・松篁、孫・淳之の3部構成。三代の芸術の流れを堪能できそうです。  

 

4. その他

・「開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地」東京(京橋)・アーティゾン美術館 開催中~3/31(火) (見た!)

www.artizon.museum※ 旧ブリヂストン美術館が新しくアーティゾン美術館に生まれ変わり、早速、見に行ってきました。こちらの美術館さんは印象派の絵画だけにとどまらず、キュビズム、フォーヴ、近代日本絵画、現代アート、古代エジプトの彫像等、本当に幅広いコレクションを有しています。今でも、さらに収蔵品を増やしており、洛中洛外図屏風等も展示されています。「アート(ART)+ホライズン(HORIZON)」でアーティゾン。これからもアートの地平を切り開いてくれそうです。

 こちらの美術館で私がいちばん好きな一枚。藤島武二「黒扇」(1908-09)

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☆彡「奇蹟の芸術都市 バルセロナ展」東京駅(丸の内)・東京ステーションギャラリー美術館 2/8(土)~4/5(日)

www.ejrcf.or.jp※ ピカソ、ミロ、ダリ、ガウディ等、多くの芸術家がかかわりをもつバルセロナ。絵画、彫刻、家具、宝飾品などを通じてバルセロナの魅力に迫る展覧会とのこと。バルセロナそのものに興味もあり、行ってみたい街なので、興味津々です。

 

5. さいごに

今月も、これまで書いてきた展覧会のほかに、ソール・ライター(渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム)や太田記念美術館(原宿)の「鏑木清方と鰭崎英朋」、弥生美術館で開催中の展覧会など、挙げたらきりがありません。3月に入るとロンドン・ナショナル・ギャラリー展(上野・西洋美)等も始まりますので、一つでも見に行けるときに見にいくようにしたいと思います。

 

以上、ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

最後にリンクです。

www.yorocon46.com

最近、書けていませんが、また、美術展に関する記事を書きたいと思います。なかなか筆は進みませんが(^^;)

 

ということで、以上です。良い展覧会情報などありましたら、是非教えてください。

ではでは

  

f:id:YoroCon:20200204002809j:image(夜の東京都美術館。ハマスホイ展の帰り)

 

【散策】2020年お正月の上野散策。混雑情報も(2020/1/3)

こんばんは。

 

  9日間のお正月休みもアッという間。いよいよ明日(1/5)が最終日です。休みが終わる前に、ほんの少しお正月を振り返り。

 

  昨日(1/3)、今年初の美術館巡りで上野を散策してきました。あるテレビ番組で「上野ほど美術館・博物館が総合的に集まっている街は世界的にも珍しい」という話がありました。いつ行っても大小いろいろな展覧会が開催されていて楽しい街です。

 

  今回は、現在、会期末も近くなりつつある展覧会の混雑情報と、散策したところをご紹介したいと思います。他愛もない独り歩きの話ですが、しばし、お付き合いを。

 

 

1. 上野の展覧会の混雑状況(1/3 13:00時点)

人気展が開催されている上野はいつも多くの人がいますが、今年は特にお正月から混んでいる印象でした。いずれの展覧会も会期末まで残り少なく、この状況が続きそうなので、これから行かれようと予定されている方はご参考まで。

 

(1) 国立西洋美術館「ハプスブルク展」~1/26(日)

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・13:00頃でチケット購入に長い列ができていました。

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列の長さから表示はありませんが、恐らく20分くらい待つと思われます。

事前にチケットはネットで購入して行かれることをおススメします。

チケット情報 | ハプスブルク展|600年にわたる帝国コレクションの歴史

・13:00頃で展示室への入場待ちはないようでした。

・16:00頃はチケット購入の列は、ほぼ解消されていました。(5分程度で買えるくらい)

・16:00頃に鑑賞。中は比較的混雑していました(特に展示の最初の方)が、展示エリアによってはゆっくり鑑賞できます。

 

※ 1/3はナイトミュージアム(金・土曜)で20:00まで鑑賞可能でした。休日だったので、遅い時間の方がゆっくり見られたのかなぁ、と思います。

   

(2) 上野の森美術館「ゴッホ展」~1/13(日)

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・13:00頃でチケット購入の列はありませんでした。

・13:00頃で展示室への入場待ちは40分でした。

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(写真は「待ち時間40分」ですが、撮影直前まで50分でした)

・17:40頃もチケット購入の列はありませんでした。

・17:40頃も入場待ちは10分でした。

・17:50頃に鑑賞。中はとても混んでいましたゆっくり見るのは少し厳しい状況・・・(会期前半に行かないと、人気展は混みますね・・・)

 

※ こちらも1/3はナイトミュージアム(金・土曜)で20:00まで鑑賞可能でしたが、あと一週間の会期を考えると夜でも混むことは必至かなぁと思います。朝、開館前から並ぶ方が、まだゆっくり見られるかもしれません。

 

(3) 東京国立博物館「イベント:博物館に初もうで」~1/26(日)

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・13:00頃でチケット購入の列は長くなく、5分程度で購入できました。なお、「博物館に初もうで」は常設展示に「ねずみ」にまつわる作品を集めて展示するスペースを設ける等のイベントです。チケットは「総合文化展」(620円)で鑑賞できます。

・現在、特別公開中、令和の即位礼正殿の儀で用いられた「高御座と御帳台」(1/19(日)まで公開)を見るだけであれば無料です。なお、13:00頃で入場待ちは50分でした。その後、15:30頃までは変わらない様子でした。今後も、さらに混みそうです。(ちなみにこちらには行きませんでした)

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www.tnm.jp

ということで、お正月の上野混雑情報でした。

 

2. 上野散策

それでは、ここからは上野を歩いて見てきたものを少しご紹介。

(1) トーハクのイベント

まずはトーハク「博物館へ初もうで」のイベント。(1/2、3のみ)

湯島天神白梅太鼓のみなさんの和太鼓。迫力のある音、力強く舞うような演奏で、かなり心に響きました。
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葛西囃子中村社中の方々の獅子舞。日本のお正月ですねぇ。

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博物館内のいけばな。真生流 山根由美氏の作品。華やかです。
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1/3はクラリネット演奏などもあり、イベント盛りだくさんでした。

 

(2) 国宝・松林図屏風

お正月のトーハクの国宝展示といえば

長谷川等伯筆「松林図屏風」

松の葉、枝、幹の線、墨の濃淡だけで雨までをも描く。1/13(月・祝)までの展示です。

(向かって右の隻)
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(向かって左の隻)
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この他、展示室には応挙・若冲の作品なども展示されています。

 

(3) ねずみ

 今年の干支「ねずみ」にちなんだ展示。
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こちらでもらって帰ってきたカレンダー。裏はすごろくに(配布は1/3まで)。写真の伊万里は実際に展示されています。

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ねずみは七福神大黒の使いで福をもたらす白ねずみが「大根食う」→「だいこんくう」→「だいこく」。で、大黒ねずみとなるようです。おめでたいダジャレです(^^;)

 

(4) 黒田記念館

今年も行ってきました。黒田記念館。
特別室の公開は1/13(月・祝)まで。無料です。
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黒田清輝「湖畔」

 

(4) 国立西洋美術館

トーハクの後は西洋美に。まずは、まずはハプスブルク展を鑑賞。
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ベラスケスの絵が特に印象に残ります。「青いドレスの王女マルガリータ・テレサ」(下参照。絵ハガキを撮影)は、至近距離で見ると荒いタッチに見えますが、少し離れて見ると布の光沢等が鮮やかに映る。その表現技法はさすがとしか言えません。

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この後は常設展示も。昨年の松方コレクション展で展示されていた作品が多く展示されています。展覧会の最後に展示されていた修復後のモネの大作・睡蓮(損傷部多)も展示されています。

常設展からは、藤田嗣治「坐る女」

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背景の金に雉の姿が日本らしさを感じさせる作品。

 

ルノワール「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」f:id:YoroCon:20200104174446j:image

こちらも昨年の松方コレクション展で展示されていました。フランス政府が日本への返還を拒んだ作品も今なら常設展で鑑賞できます。

 

(5) 上野の森美術館・ゴッホ展

上野散策の最後はこちら。これでフィニッシュです。
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3. さいごに

お正月休みも残すところあと1日。上野とは全然関係ないですが、今日(1/4)は近くのKALDIに福袋のコーヒー(1,700円)を買いに行きました。

その際にもう一つ。この福袋に惹かれ、思わず衝動買い。
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シャンパーニュ ブリュット・ド・ヴィセンティン(フランス) 2,800円

定価だと6,000円超とのこと。休みの最後、名残惜しくもありますが、こちらをゆっくり飲みたいと思います。

www.kaldi.co.jp

  ということで、アラフィフ、お正月休みの一コマでした。

今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。


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(休み最後に飲み過ぎないように!)

 

・・・はい、気を付けます。

 

ということで、ではでは。

 

【展覧会】2020年に是非行きたい展覧会(2020年1月 東京の展覧会通信拡大版)(2020/1/1)

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします


  令和最初のお正月はいかがお過ごしでしょうか?東京はお天気に恵まれました。

私は今年もテレ東さんのジルベスターコンサートを見て年を越しました。今年の年越し曲はホルストの組曲「惑星」から「木星(ジュピター)」。毎年0:00にあわせて終わるように演奏されるのですが、終わるまではハラハラ・ドキドキ。さすが、今年も演奏は時間ピッタリにフィニッシュ!良い年になりそうです。みなさまにとっても良い一年になりますように!

 

  さて、相変わらず長めの前振りでしたが、正月最初ということで、昨年同様、今週のお題「2020年の抱負」にも絡めて、私が2020年に是非行きたい展覧会ただただ列挙したいと思います。

自分のためだけの備忘録ですが、しばし、お付き合いください。なお、いつもどおり東京の展覧会かつ私の趣味に偏った内容になっておりますが、その点はご容赦を。

 

今年も参考にしたのはこちら。

「日経おとなのOFF」2020年1月号臨時増刊・付録「2020 美術展100 ハンドブック」

f:id:YoroCon:20200101223222j:imagef:id:YoroCon:20200101223205j:image

カレンダー・クリアファイルなどの付録もあります。

 

 

1. 2020年1月に開催中の美術展

まずは、現在開催中の展覧会から。

今の時期は昨年から続く大型展が多いです。ちなみに、見に行った展覧会は(見た!)をつけてます。

 

・「日本・ハンガリー国交樹立150周年記念  ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵 ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」乃木坂・国立新美術館 開催中~2020/3/16(月)

budapest.exhn.jp※ クラーナハ、テイツィアーノからハンガリー美術の作品まで。面白そうな展覧会です。

 

「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」横浜・横浜美術館 開催中~2020/1/13(月・祝) (見た!)

artexhibition.jp※ 成人の日の三連休まで。ルノアール作品を中心にフランスから名作が来日。

f:id:YoroCon:20191204003406j:image(絵ハガキより)

 

・「ゴッホ展」上野・上野の森美術館 開催中~2020/1/13(月・祝)  

go-go-gogh.jp※ なかなか見に行けなかったので、このお正月期間に行く予定です。混んでいそう・・・。東京展が終了後は1/25(土)~兵庫県立美術館に

 

・「大浮世絵展 ― 歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演 」両国・江戸東京博物館 2019/11/19(火)~2020/1/19(日) (見た!)

dai-ukiyoe.jp※人気の高い絵師5人の名作が集結。浮世絵初心者から浮世絵通まで楽しめる内容に。東京展後は1/28(火)~福岡市美術館、4/3(金)~愛知県美術館に

 

・「フランス絵画の精華 - 大様式の形成と変容」八王子・東京富士美術館 開催中~2020/1/19(日)  

www.fujibi.or.jp※ まだ行ったことのない美術館です。今年こそ、行ってみよう!

こちらは東京展終了後、2/4(火)~九州国立博物館、4/11(土)~大阪市立美術館に

 

・「印象派からその先へ - 世界に誇る吉野石膏コレクション」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中~20/20/1/20(月)  

mimt.jp 

「ハプスブルク展 - 600年にわたる帝国コレクションの歴史」上野・国立西洋美術館 開催中~2020/1/26(日) 

habsburg2019.jp 

  なお、東京展は終了しましたが1/3(金)から愛知県美術館ではコートールド美術館展もあります。

 

2. これから開催の展覧会(開始時期1月~3月)

ここからはこれから開催の展覧会から。今年の展覧会は多種多様な感じですが、敢えて言えば

リニューアル海外美術館

あたりがキーワードでしょうか?

 

・「博物館に初もうで」上野・東京国立博物館 1/2(木)~1/26(日)

※ 展覧会というよりトーハクの毎年恒例のイベントとしてご紹介。常設展で今年の干支・ネズミにまつわる作品が展示されます。また、1/2、1/3は太鼓・獅子舞などのイベントも。長谷川等伯の国宝「松林図屏風」の展示も。詳しくはこちら。(1/3に行けたら、行くつもりです)

www.tnm.jp 

・「日本書紀成立1300年特別展 出雲と大和」上野・東京国立博物館 前期:1/15(水)~2/9(日)、後期:2/11(火・祝)~3/8(日)

izumo-yamato2020.jp※ 悠久の日本の歴史を辿る旅に出かけましょう。

 

・「開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地」東京(京橋)・アーティゾン美術館 1/18(土)~3/31(火) リニューアル

www.artizon.museum※ ビル再建築のため長期休館していたあのブリヂストン美術館が新しい姿になって戻ってきます。長らくこのときを待っていました。新しい美術館がどんな美術館になっているか、とても楽しみです。日時指定予約制なので、行かれるときは事前に確認を。

 

・「ハマスホイとデンマーク絵画」上野・東京都美術館 1/21(火)~3/26(木)

artexhibition.jp※ 2008年秋、国立西洋美術館で展覧会がありましたが、再び、東京で展覧会が開催されるハマスホイ。静かに繰り広げられる、どこか不安定ではかない世界。また、見に行きたいと思います。

 

・「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック」目黒・東京都庭園美術館 2/1(土)~4/7(火)

www.teien-art-museum.ne.jp※ ルネ・ラリックも東京都庭園美術館も好きなので、この展覧会をご紹介。東京都庭園美術館の朝香宮邸はルネ・ラリックと深い関わりがあります。3月終わりから4月初めは桜がキレイかも。

 

・「開館10周年記念 画家が見たこども展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 2/15(土)~6/7(日)

mimt.jp※ 昔、六本木の森アーツ・センターでこども展がありました。その時はルソーの絵がポスターでモネ、ルノワール、ピカソとかの作品が並びましたが、今回のこども展はどんなでしょう。ボナールなどのナビ派中心の展覧会になるようです。

 

・「上村松園・松篁・淳之三代展」八王子・東京富士美術館 2/29(土)~6/14(日)

www.fujibi.or.jp※ 日本画・美人画の大家・上村松園からつながる三代の芸術を堪能できる機会に。なお、1/3(金)~3/1(日)までは広尾・山種美術館で「上村松園と美人画の世界」という山種美術館さん所蔵の松園作品を一挙展示する展覧会も開催されます。

日本画の専門美術館 山種美術館(Yamatane Museum of Art)

 

・「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館 3/3(火)~6/14(日) 海外美術館

www.nmwa.go.jp※ 間違いなく今年の目玉の展覧会の一つ。ゴッホの「ひまわり」もフェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女」もモネもアングルもターナーもレンブラントもグレコも・・・来日です。

 

・「法隆寺金堂壁画と百済観音展」上野・東京国立博物館 3/3(金)~5/10(日)

horyujikondo2020.jp※ こちらも1300年の時を越えて。

 

・「ふつうの系譜「奇想」があるなら「ふつう」もありますー京の絵画と敦賀コレクション」府中・府中市美術館 3/14(土)~5/10(日)

www.city.fuchu.tokyo.jp※ 府中市美術館恒例「春の江戸絵画まつり」。企画が凝ってて、今年もGWには入れないかも。早めに行く方が良いかと思います。GWの府中はくらやみ祭も。

 

・「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」渋谷・Bunkamuraザ・ミュージアム 3/18(水)~5/11(月)

www.bunkamura.co.jp※ 個人的にはとても楽しみにしています。実際にホキ美さんには行ったこともありますが、とにかく素晴らしい。大好きです。ホキ美さんは昨年10/25の千葉県での豪雨の被害も受け、残念ながら長期休館中とのこと。一日も早い復旧を望むとともに、本展で珠玉の作品を見られることを深く感謝します。

お知らせ|ホキ美術館 HOKI MUSEUM

 

3. 春から開催の展覧会(開始時期4月~6月)

 ・「いっぴん、ベッピン、絶品!~歌麿、北愛、浮世絵師たちの絵画」渋谷(神泉)・渋谷区立松濤美術館 前期:4/4(土)~4/26(日)、後期:4/28(火)~5/17(日)

※ 今月いっぱい(~1/31)、サラ・ベルナールの世界展を開催中で、こちらも注目ですが、4月からは浮世絵師の肉筆浮世絵の紹介です。岩佐又兵衛等も展示されるようです。

 

・「ボストン美術館展 芸術×力(げいじゅつとちから)」上野・東京都美術館 4/16(木)~7/5(日) 海外美術館

www.ntv.co.jp※ こちらも確実に今年の目玉の展覧会の一つだと思います。

 

・「竹内栖鳳<<班猫>>とアニマルパラダイス」広尾・山種美術館 5/16(土)~7/12(日)

www.yamatane-museum.jp※ 竹内栖鳳をはじめとした日本画の大家の動物画を展示。「班猫」。体のお手入れをする猫の首は、アングルのグランド・オダリスクの女性の腰のようによく見ると不自然に長く感じます。が、それが猫の動きをより生き生きと感じさせます。 

 

4. 夏から開催の展覧会(7月~9月)

・「クロード・モネー風景への問いかけ オルセー美術館・オランジュリー美術館」東京(京橋)・アーティゾン美術館 7/11(土)~10/25(日)

※ オルセー美術館とリニューアルしたアーティゾン美術館の共同企画展。風景画家モネの画業に迫ります。

 

・「特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて」上野・東京国立博物館 7/14(火)~8/30(日)

※ 史上初、国宝「鳥獣戯画」四巻同時公開。2016年の展覧会では100分待ち等当たり前で結局見に行けませんでした。今回は早めに見に行きたいと思います。

 

・「The UKIYO-E 2020-日本三大浮世絵コレクション」上野・東京都美術館 7/23(木・祝)~9/13(日)

※ 太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団。日本の三大コレクションから約450点が展示とのこと。東京オリンピック開催前夜の海の日から。

 

・「江戸絵画の華」有楽町・出光美術館 第1部:9/19(土)~11/3(火・祝)、第2部:11/7(土)~12/20(日)

※ 第1部は「極ー若冲と江戸絵画」、第2部は「粋ー応挙と江戸琳派」。何かと比べられる若冲・応挙。どちらの展示も興味深いです。

  

5. 秋から開催の展覧会(10月~12月)

・「ゴッホと静物画ー伝統から革新へ」新宿・SOMPO美術館 10/6(火)~12/27(日) リニューアル

※ もとは東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館。

www.sjnk-museum.org現在、美術館棟を建築中。開館直後もコレクション展、東郷青児展等を開催。こちらの美術館もゴッホの「ひまわり」が有名ですね。

 

・「カラヴァッジョ展 <<キリストの埋葬>>展」乃木坂・国立新美術館 10/21(水)~11/30(月)

※ 現在、大阪・あべのハルカス美術館でもカラヴァッジョ展開催中ですが、今年の終わりは乃木坂にバチカン美術館「キリストの埋葬」が来日です。

 

・「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING & QUEEN」上野・上野の森美術館 10月~2021年1月 海外美術館

※ 日程は未定のようですが、ロンドンの世界最大ポートレート専門美術館のコレクションが上野に。

 

・「琳派と印象派」東京(京橋)・アーティゾン美術館 11/14(土)~2021/1/24(日)

※ またまたリニューアルしたアーティゾン美術館さん。琳派と印象派とはなんとも不思議な取り合わせのように思いますが、江戸・京都・パリの「都市文化」というキーワードで切るようです。ブリヂストン美術館さんは、もともとコレクションをいろいろな切り口で展示されていたので、新しい美術館さんの展示がどのようになるか期待です。

 

6. さいごに

今年も、こうやって、どこに行こうかと考えているときが一番ワクワクします。

これまで取り上げた展覧会の他にも、もちろん、素敵な展覧会は目白押しです。8月末からのバンクシー展も注目度が高いと思います。それと、今年は何はさておきオリンピック。敢えて挙げませんでしたが7/11~10/18の西洋美さん「スポーツ in アート ギリシャ町億×印象派の時代」って、まさにオリンピック絡みですよね。海外から来られた方を意識して(?!)の日本文化発信といった展覧会も。何はともあれ、楽しみです。

今年も一年間、いろいろな展覧会に足を運びたいと思います。

 

  ということで、今年最初の記事でした。最後までお読みいただきありがとうございました。今年も良い展覧会情報などありましたら、是非教えてください。

 

以上です。ではでは。

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(お正月の木更津アウトレット。お正月からたくさんの人出でした^^)

 

【われ思う】令和元年を振り返って。(旅・散策・展覧会などをメインに)

こんばんは。

 

令和元年も残すところ、あと少し。いよいよカウントダウンに入った感じですね。

元号が変わるという、ある意味、歴史に残る記念すべき年となりましたが、個人的にも、いろいろなところに行ったり、見たり、聞いたりと、アラフィフなりに多くの体験ができた年だったと思います。みなさま、いかがでしたでしょうか?

 

今年といえば、ラグビーワールドカップなのですが、最後は、今年行った旅・散策・美術展などから、個人的に好きなたものをつらつらと集めて、過行く年にの余韻に少しだけ浸りたいと思います。ただただ羅列しただけの記事ですが、ほんの少し(といいつつ、けっこう長い)、お付き合いください。(これを見られた時は年越してますね^^;)

 

 

まずは年初、上野は黒田記念館。特別室にある黒田清輝「智・感・情」です。

テレ東の「美の巨人たち」で知ってから、見に行っています。誰もが目にしたことのある黒田清輝「湖畔」とともに展示されています。

次の展示は2020/1/2(木)~1/13(月・祝)。その次は桜の頃です。年初、上野方面に来られる方は散策ついでに、いかがですか?

https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=17

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当時はスキャンダラスな一枚だったよう。

 

次は日本橋・三越本店の「天女(まごころ)像」

こちらも、最近、テレ東の美の巨人たちで紹介されているようでした。(まだ見てませんが)

佐藤玄々氏の大作。巨大な像に緻密な彫が圧倒的で神々しいです。日本橋に来られた際はのぞいてみてください。
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冬の展覧会。三菱一号館美術館のフィリップス・コレクション展から。

オスカー・ココシュカ「ロッテ・フランツォスの肖像」

物憂げな表情に、どこか神経質な感じまでしてしまうポーズ、手の動き。不安を掻き立てるように人物を包む背景と、いろいろな心の動きが反映された一枚だと思います。
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春先三月。またまた、三菱一号館美術館のラファエル前派の軌跡展から

ロセッティ「ムネーモシューネー(記憶の女神)」

大量生産時代の始まりに、あくまで美しさを求め続けた一枚。
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春は四月、夜桜を求めて散歩した日本橋の桜フェスティバルで飾られていたデジタルアート。仕事帰りに歩きながら桜を愛でる。ちょっとした気分転換でした。

日本橋はこのほかにもいろいろなイベントもあり、老舗もあり、新しい店もあり、見どころ満載で散策するのに、とても楽しい街です。
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そして春の展覧会ではパナソニック汐留美術館のギュスターヴ・モロー展から。

モローらしからぬ、かわいい一枚

「雲の上を歩く翼のあるアレクサンドリーヌ・デュルーとギュスターヴ・モロー」
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と、モローらしいファム・ファタルの一枚「デリラ」
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さて、平成が令和になったゴールデンウィーク。

初めて訪れた2つの箱根の美術館から。

まずは、ポーラ美術館のルノワール「レースの帽子の少女」
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ルノワールの帽子の女性像には、夏の西洋美・松方コレクション展でも展示され、普段は常設展でも見られる「帽子の女」があります。

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同じようなモチーフですが、雰囲気はそれぞれに違って、どちらも良いですね。

 

そして、もう一つは箱根ラリック美術館。

オリエンタル急行の客室に乗り込むと、そこにはルネ・ラリックの作品に彩られた優雅な世界が。
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ティーセットを嗜みながら、説明も聞いて40分ほど。2,200円でほんのひと時タイムスリップを。

 

今年前半、展覧会の主役の一人、クリムト。

東京都美術館のクリムト展からクリムトの姪「ヘレーネ・クリムトの肖像」

接吻・ユディトのように黄金に包まれ、官能的な表情を浮かべる女性のイメージとは少し異なるかもしれませんが、少女の肌、髪、白い服と透明感に満たされた一枚です。

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国立新美術館「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展では、クリムトの良きパートナー「エミーリエ・フレーゲの肖像」

クリムトらしい装飾性のある一枚。

 

6月の梅雨前は東京都庭園美術館のキスリング展。会場で講演も聞いてから見た展示は、とても興味深く鑑賞できました。美術館の講演は、今年初めて聞いてみましたが、これからも興味のあるテーマの会は参加していきたいと思います。

華やかな色遣いのキスリングにしては色数は少なめですが、それでもなお、ひときわ華やかな一枚「ミモザの花束」
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今度は夏の渋谷はBunkamura。みんなのミュシャ展から「崖に咲くヒース」

タイトル・作品の組み合わせが絶妙なミュシャの一枚。視線が自然と振り向く顔に注がれていきます。
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・・・

今年は、東京都内のお祭りにもいくつか足を運んでみました。今思うと、いずれも夜のお祭りでしたね。ビール片手に街を散策。

 

まずは、ゴールデンウィーク、府中のくらやみ祭。歴史ある街の歴史ある祭。ここ数年、毎年行っています。

小さな山車で踊る子どもたち。

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八月初旬は阿佐ヶ谷の七夕。アーケード商店街を飾る飾りにたくさんの出店、たくさんの人。見て歩くだけで、いろいろなものが食べたくなって、飲みたくなります。
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八月中旬は神宮外苑の花火。普段はラグビーを見ている秩父宮ラグビー場で見る花火は迫力満点。きれいでした。こちらもビール片手に。
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八月おわりは高円寺の阿波踊り。都内最大の阿波踊り祭り。写真は大通りですが、狭い通りの会場は踊り子・囃子手との一体感、祭りのライブ感が半端ないです。

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どのお祭りも、楽しいので、また来年、一つでも多く行きたいです。

 

さて、こちらは初めて行った美術館ですが、初台は東京オペラシティ・アートギャラリーのジュリアン・オピー展

ピクトグラムのような作品は妙にリアリティをもって、現代社会を投影しています。
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9月に入って、またまたパナソニック汐留美術館・マイセン動物園

陶磁器が繰り広げる美しい世界。
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この後、ラグビーワールドカップ一色の期間が続きますが、そんな中、10月にいったのが東京ステーションギャラリーの岸田劉生展。これまで教科書で見たのとは違う麗子像は洋装で少し笑顔も。かわいらしい姿です。こちらを教科書に載せた方が良いのでは?!
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11月、ラグビーワルドカップの終わった直後に見たのが横浜美術館・オランジュリー美術館展。アンドレ・ドラン「座る画家の姪」はオランジュリー美術館に行ったときも目を惹かれた作品です。日本で見られてうれしい。
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そして、年末12月は関西旅行に。

京都・醍醐寺の秀吉の作った庭。この後、上醍醐まで山道を歩きました。歩いている最中は大変な思いでしたが、今となれば良い経験。来年は少し山道とかも散策してみたいと思っています。
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奈良の女人高野・室生寺で見たのは日本一かわいらしく可憐な五重塔。
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京都・山崎では藤井厚二氏の「聴竹居」。個人の住宅初の重要文化財。作者のこだわり、周囲の人たちの聴竹居への愛情、文化財保護の難しさ、いろいろなお話しも聞けて、貴重な時間を過ごせました。
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もう一つ京都・山崎はアサヒビール大山崎山荘美術館。古い山荘を復旧して美術館に。展示品はもちろんのこと、建物の中を歩くだけでも価値ある美術館です。カフェもありスーパードライが飲めます(^^;)

隣接する新館の常設展示ではモネの睡蓮があります。
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そして関西最後は万博公園・太陽の塔。

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夕陽に向かってこれから今にも羽ばたきだそうとしているかのよう。

 

その中に初めて入ってきました。
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「生命の樹 生物群」

これが、私が生まれた当時に作成されていたとは、とてつもない斬新な想像力、それを実現する実行力。何もかもが圧倒的です。

 

年末は東京の銀座シックス。フィンランドのクラウス・ハーパニミエが作り出した空飛ぶクジラ。銀座らしく華やかです。

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では、最後に、今年印象に残った作品四点を勝手に選んで締めくくりです。(三つに絞ろうと思って、絞れませんでした^^;)

 

まず一つ目、三菱一号館美術館のラファエル前派の軌跡展から

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アーサー・ヒューズ「音楽会」

美しくも少し疲れた家族の姿が、いろいろな物語を想起させます。とにかく、美しいと感じる作品でした。

 

次は、12月の東京国立近代美術館で44年ぶりに発見されたこちらの一枚

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鏑木清方「築地明石町」

清方の代表作ともいわれる一枚。振り向く女性の姿に黒の着物。いずれも凛とした美しさを感じる一枚でした。

 

三つ目は、大好きなオランジュリーから来た一枚。
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ルノワール「ピアノを弾く少女たち」

背景も少女の周りは色濃く、少女から離れたところは簡略化した描き方で少女にスポットライトが当たっています。今年はあらためてルノワールがとても好きであることを気づかされる一年でした。来年もルノワール、積極的に見に行きたいと思います。

 

そして、今年の一枚として選ぶのは・・・

 

東京都美術館のコートールド美術館展から

マネ「フォリー=ベルジェールのバー」です。

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実際の風景と心理を見事に一枚の絵に収めて、その場に繰り広げられるドラマを描いた一枚。絵画の可能性を引き出し、挑戦を続けたマネの一枚だと思います。東京展は終わりましたが、来年1月から愛知、3月末から神戸に巡回されるので、是非、本物を見てほしい一枚です。

 

  ということで、長くなりましたが、令和元年を最後の最後に振り返ってみました。

(本当は昼に投稿するつもりが出かける前に誤って書いた記事を消してしまい、用事から帰ってきて年末の最期に慌てて書き直しているところです。年の最後までそそっかしくて、慌しくて・・・^^;)

 

  今年は後半、なかなかブログを書く時間が確保できず、残念な感じでした。来年はもう少しうまく時間を使っていきたいなぁと思います。それと、来年も楽しくいろいろなことに「よろこんで」取り組んでいきたいと思います。

 

  ということで、最後の最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

来年も引き続き、当ブログをよろしくお願い申し上げます。

 

みなさま よいお年をお迎えください

 

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(年末もあいかわらずドタバタだね)

 

・・・アミちゃん、来年もよろしく。来年はもう少しブログに登場するかも。(どう?)

 

ではでは。

※ 年越しに恒例のテレ東・ジルベスターコンサートを見ます。おやすみなさい。

 

【旅ログ】関西三日目。今日の京都は少しマニアックに?!

こんばんは。

 

 私は旅行が好きです。旅は人生を上質なものに昇華してくれます。

今日は、個人的に、少しマニアックに回ってみました^_^

(いやいや、メジャーかもしれませんが)

 

  今日の古都の周りは京都から少し足を伸ばした

山崎

川の向かいは徒然草で有名な石清水八幡。サントリー「山崎」の醸造所もあり、天下分け目の天王山のふもと。そんな隠れた(隠れてない^_^;)名所で目指したのは、住宅建築として日本で初めて重要文化財指定を受けた

聴竹居(ちょうちくきょ)

です。今回、関西を旅することに決めたお目当ての一つ。

広島県福山出身、東京帝大建築学科卒業後、竹中工務店に。後に京都帝大建築学科創設時に招かれ教授となった藤井厚二氏の名建築です。

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本日9:00からの回で、説明を聞きながら、家の中をまわりました。家の中の写真はブログ掲載NGなので、ご紹介できないのですが、まぁ、素晴らしい建築です。家の調度に至る隅々まで自ら設計をした藤井厚二。とにかく、そのこだわりが半端ありません。リビングに入り、周りを見回した途端「ここに住みたい」と思った直感は、藤井の「其の国の建築を代表するものは住宅建築である」という基本理念に自然と取り込まれた結果なのかもしれません。是非訪れてもらいたい場所です。

 また、今回の訪問で説明を伺いながら感じたのは文化財保護の難しさ。聴竹居はこれまでにない文化財保護の新しい取り組みを知る機会にもなりましたが、詳しくは、いずれまたこのブログで。

 

 次に向かったのは

太秦・広隆寺

こちらは、京都に来ると必ず赴くところなのですが、それは...

弥勒菩薩半跏思惟像

に逢いに行くためです。

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国宝第一号となった御仏は太古より優しい笑みを浮かべながら思惟を続けてます。もう、何回ここに来たことでしょう。その静かに物思う姿は、言葉では言い尽くせない美しさをまとって、今なお在り続けています。

 

 さらに今日はもう一つ。

堂本印象美術館

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こちらは京都で活躍した日本画家・堂本印象の美術館です。

建物のデザインから「日本画?」と思われるかもしれませんが、作品は

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日本画です。でも、印象は60歳を超えて

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キュビズムのような作風に。この後、モンドリアンのような画風にもなり、やがて美術館のデザインのように、その抽象度を増していきます。60歳を超えて、当時活躍したピカソやマティスに影響を受け、独自の抽象表現へと変貌する。その止まることのない創作への挑戦に、感銘を受けてきました。印象の抽象表現は、書にも通じ、とても興味深いものでした。

 

 そして、今回の旅の終わりの一杯はこちらf:id:YoroCon:20191213230011j:image

スプリングバレーブルーワリー

醸造所も併設のこちらでクラフトビールの飲み比べ

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それぞれのビールにあった料理とともに。

いや〜、どれも美味しかったですが、個人的には左端の濃い目のビール「496」か、軽くて香の良い「on  the cloud」がよかったですねぇ。

結局、この後もさらに飲みに行っちゃいましたが^_^;

 

 ということで、今日もいろいろ満喫の一日でした。明日はついに最終日。夕方、東京に帰ります。でも最後、今回の旅のもう一つのお目当ても。まだまだ、楽しみは続きます。

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

帰りたくない気持ちは残りますが、最後まで愉しみたいと思います。

 

 それでは、今日はこの辺で。ではでは。f:id:YoroCon:20191213231502j:image