よろコンです。
今年の8月は猛暑日続きで、まぁ~暑かったですね。ちょっと出歩くのも、どうかと思うくらい。
そんな中、8月最後の土曜日は
新宿~初台
界隈を歩いてきました。
今回、我ながら、なかなか楽しみの詰まった一日だったなぁと思い、行ったところを勝手にご紹介。平凡なアラフィフ男子、ぶらぶらとあちこち行ってきたという極めて他愛のない話ですが少しだけ、お付き合いください。
さぁ、今回のラインナップは次のようなところです。
[目次]
お好きなところ、気になるところをお読みください。
それでは町歩きスタートです。
1. 新宿西口・SOMPO美術館
さぁ、今回、最初に向かったのは新宿西口に新たにオープンした
SOMPO美術館
です。
旧・東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館が7月にリニューアル・オープン。
前は損保ジャパン本社ビルの42階にありましたが、ビルの前に現代美術のオブジェのような建物が出現。(私には象のように見えました(^^))
これが、新しいSOMPO美術館となりました。
(前の美術館の42階からの眺めもなかなか良かったですけどね)
こちらで開催中の展覧会が
「SOMPO美術館開館記念 珠玉のコレクション - いのちの輝き・つくる喜び」
です。
入場は時間指定制で、私は11:00-11:59入場の予約をして、見てきました。(11:30頃、入場)
美術館に入るとこんな写真スポット。そう、SOMPO美術館といえばゴッホのひまわりです。
新しい美術館は5階から4階、3階へと降りて各階の展示室を鑑賞する方式。
今回の展覧会では5階に山口華楊、東山魁夷、平山郁夫など、主に日本画家の作品が、4階にはSOMPO美術館が開催している「FACE展」のグランプリ受賞者とこの美術館の根幹をなす東郷青児の作品、そして3階にはゴーギャン、セザンヌ、ルノワールなど印象派の画家やグランマ・モーゼスなどの作品が展示されています。3階の会場出口の前にゴッホの「ひまわり」が。今は上野の西洋美にもロンドン・ナショナル・ギャラリー展でゴッホの「ひまわり」が来ています。東京で2枚のゴッホのひまわりがみられるという、とても贅沢な期間になっています。
さて、本展ではゴーガン、セザンヌ、ルノワールの作品(計4点)が特別に撮影可能です。
(ルノワールの作品)
会期は今週末9/4(金)までと残り少ないですが、ご興味のある方は是非。
展示会場を出て2階はミュージアムショップとカフェスペース。以前はカフェスペースはなかったのですが、結構広いスペースがとられていますので、ちょっと休むには良いですね。
2階休憩室に入る前に貼ってあったポスター。ゴッホ風なのが、おもしろい。
次回は10/6~ ゴッホ展が予定されていましたが、今回のCOVID-19の影響で開催中止とのこと。残念です。(本当に早く終息してほしい)
さて、美術館を出て、次の場所に向かうときに見た新宿西口の温度計。
写真中央下寄りのDAIKINさんの看板のところに
「+35℃」
って、見えました?暑い~
さぁ、めげずに次の場所に向かいましょう。
2. 初台・東京オペラシティ
次に向かったのは、
東京オペラシティ
この日は、14:00~
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
のコンサートがあったので、聴いてきました。
さぁ、先ほどの新宿から初台までは電車で一駅。外は35℃の猛暑日。さっさと電車に乗れば良かったのですが、時間もあったので、なんとなく20分以上歩いて(^^;)オペラシティまで。
新宿西口の繁華街を抜け、甲州街道(国道20号線)をてくてくと。
途中の新宿パークビル。
この晴天。ビルに映る雲と背景の雲が一体化して、ビルがここだけ透けているよう。とにかく良い天気でした。
そして、東京オペラシティ到着
さっそく、中庭の巨大オブジェがお出迎え。
何を見上げているのでしょうか?
(と思って、見てみたらArt Galleryの方を見ていましたね)
パスタ屋さんで昼食を済ませて、コンサートホールに。
ビルの中にも、こんなオブジェ。
広い空間にポツンと立っています。初めて見たときは「何だ」と思いました。夜とか出くわしたら、怖そう・・・
東京オペラシティ、こんなオブジェがあるところも面白くて好きです。
そして、コンサートホールに。
こちらのコンサートホールは中央が教会の尖塔のように高く吹き抜けていて、開演前は天井から自然光も入ってくるので、中にいると少し神々しさを感じます。音は高い尖塔に向けて昇ってから広がっていくような感じで、前に向かってくる迫力ある音というよりは、やさしくマイルドな音が降ってくるような印象です。(あくまで素人の個人的感想ですが^^;)
前回は、2019年末にウクライナ国立歌劇場管弦楽団の白鳥の湖&第九のコンサートを聴きに来ました。この時、また来たい!と思って、今回で2回目です。
そして本日のコンサートの曲目は・・・
・コープランド:市民のためのファンファーレ
・ショスタコーヴィッチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調
(20分休憩)
・リヒャルト・シュトラウス:13管楽器のためのセレナード 変ホ長調
・リヒャルト・シュトラウス:メタモルフォーゼン~23の独奏弦楽器のための習作
という4曲。1曲目、3曲目は管楽器のための短めの曲でした。
ショスタコーヴィッチが好きな私としては、ヴァイオリン協奏曲、良かったですねぇ。ヴァイオリン奏者は山根 一仁(かずひと)さん。第三楽章終わりの長い独奏から切れ間なく続く第四楽章。スリリングでスピード感のある激しい展開で終曲に。いやいや、やっぱりショスタコーヴィッチ、良いです。
4曲目のメタモルフォーゼンは、逆にこれまであまり聞いてこなかったリヒャルト・シュトラウス。ニーチェの著書にインスピレーションを得て作曲した「ツァラトゥストラはかく語り」が映画「2001年宇宙への旅」の音楽としても有名な作曲家。
今回の曲は弦楽器のみでまったりとした旋律が繰り返され、タイトルのとおりすこしずつ「変容」していく曲。テンポの速い激しい曲が好きな私的には聴いてすぐに「良い!」というタイプの曲ではないのですが、このコンサートの前に予習で聴いて、そしてコンサートの演奏、その後、復習で聴きなおしているうちに、じんわりと良さがしみてくるような感じです。今では、このフレーズがずっと頭で繰り返されています(^^;)
ということで、今回のコンサートも、十分に楽しんだところで、本日、最後の目的地に向かいます。
東京オペラシティを出て、次の場所に向かう途中の空。
画面中央に旅客機が。写真だと分かりにくいかもしれませんが、かなり、低く飛んでいます。観光客増加に備えた羽田新ルートのため、少し前から新宿上空を旅客機が低く飛んでいます。初めて見たときは事故かと思うくらい低く見えて、びっくりしました。
この日も、5分・10分、歩いている間にかなりの数の飛行機が低空飛行で行き交っていました。高層ビルの並ぶ新宿の上を低空飛行させる必要があるのだろうか・・・
では、本日のラストです。
3. 初台・すし宗達
本日の最後はこちらで一人飲み。
こちらdancyu 2020年1月号にも掲載されたという
すし宗達さん
う~ん、締めがお寿司とは贅沢!
コンサート終了時間も考慮して、17:00からの予約で入店。
こちらのお寿司屋さん。私が最近はまっているBS日テレで毎週火曜21:00~放映中の「和牛の町×ごはん」という番組で紹介されていて、ここのシメサバがとにかく食べたくて訪問してきました。
さぁ、まずは一杯。
エビスの生!
隣のお通しはアサリの出汁。これが濃厚、とにかく美味しい。これだけで、こちらのお店が美味しいことが分かります。
そして、いくつかの品を頼んで、いよいよお目当てのシメサバ。
こちらのシメサバはフォルムも特徴的。是非、見てください。こちらです!
写真がボケてた・・・(T_T)
この写真だけボケていた・・・残念
写真はボケていますが、味は、まぁ美味しい。
シメサバ5切。優しく赤酢の酢飯を包みます。しめたといっても、ほぼ生。口の中でとろけて酢飯と相まってほどけていきます。青臭さは全くなく、サバの風味はしっかり感じ、サバ好きの人に是非ともおすすめの一品です。
せっかくなので、もう一品。写真がちゃんと取れたこちらを紹介。
中とろ
私の大好物。程よく上品な脂がのって、噛みしめて味わって食べました。
このほかにもいろいろと食べましたので、また、ご紹介できればと思いますが、どれもおいしかった。そして、お店の人がとても優しく丁寧に接してくれて、初めての私でもとっても居心地が良かった。こちらのお店には絶対また来たいと思います。
さぁ、店を出て、目の前の通りを走る中野行のバスに。
目に耳に舌にと、いろいろな満足を味わって、帰りの中央線へと向かいました。
※ 気分が良すぎて、家に着いてからも、さらにビールを煽ってしまったことは言うまでもありません(^^;)
ということで、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
さぁ、明日から月曜日。今週も頑張って、また、素敵な週末を過ごしたいものです。
今回は以上です。ではでは。