よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

【展覧会】2020年に是非行きたい展覧会(2020年1月 東京の展覧会通信拡大版)(2020/1/1)

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします


  令和最初のお正月はいかがお過ごしでしょうか?東京はお天気に恵まれました。

私は今年もテレ東さんのジルベスターコンサートを見て年を越しました。今年の年越し曲はホルストの組曲「惑星」から「木星(ジュピター)」。毎年0:00にあわせて終わるように演奏されるのですが、終わるまではハラハラ・ドキドキ。さすが、今年も演奏は時間ピッタリにフィニッシュ!良い年になりそうです。みなさまにとっても良い一年になりますように!

 

  さて、相変わらず長めの前振りでしたが、正月最初ということで、昨年同様、今週のお題「2020年の抱負」にも絡めて、私が2020年に是非行きたい展覧会ただただ列挙したいと思います。

自分のためだけの備忘録ですが、しばし、お付き合いください。なお、いつもどおり東京の展覧会かつ私の趣味に偏った内容になっておりますが、その点はご容赦を。

 

今年も参考にしたのはこちら。

「日経おとなのOFF」2020年1月号臨時増刊・付録「2020 美術展100 ハンドブック」

f:id:YoroCon:20200101223222j:imagef:id:YoroCon:20200101223205j:image

カレンダー・クリアファイルなどの付録もあります。

 

 

1. 2020年1月に開催中の美術展

まずは、現在開催中の展覧会から。

今の時期は昨年から続く大型展が多いです。ちなみに、見に行った展覧会は(見た!)をつけてます。

 

・「日本・ハンガリー国交樹立150周年記念  ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵 ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」乃木坂・国立新美術館 開催中~2020/3/16(月)

budapest.exhn.jp※ クラーナハ、テイツィアーノからハンガリー美術の作品まで。面白そうな展覧会です。

 

「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」横浜・横浜美術館 開催中~2020/1/13(月・祝) (見た!)

artexhibition.jp※ 成人の日の三連休まで。ルノアール作品を中心にフランスから名作が来日。

f:id:YoroCon:20191204003406j:image(絵ハガキより)

 

・「ゴッホ展」上野・上野の森美術館 開催中~2020/1/13(月・祝)  

go-go-gogh.jp※ なかなか見に行けなかったので、このお正月期間に行く予定です。混んでいそう・・・。東京展が終了後は1/25(土)~兵庫県立美術館に

 

・「大浮世絵展 ― 歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演 」両国・江戸東京博物館 2019/11/19(火)~2020/1/19(日) (見た!)

dai-ukiyoe.jp※人気の高い絵師5人の名作が集結。浮世絵初心者から浮世絵通まで楽しめる内容に。東京展後は1/28(火)~福岡市美術館、4/3(金)~愛知県美術館に

 

・「フランス絵画の精華 - 大様式の形成と変容」八王子・東京富士美術館 開催中~2020/1/19(日)  

www.fujibi.or.jp※ まだ行ったことのない美術館です。今年こそ、行ってみよう!

こちらは東京展終了後、2/4(火)~九州国立博物館、4/11(土)~大阪市立美術館に

 

・「印象派からその先へ - 世界に誇る吉野石膏コレクション」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中~20/20/1/20(月)  

mimt.jp 

「ハプスブルク展 - 600年にわたる帝国コレクションの歴史」上野・国立西洋美術館 開催中~2020/1/26(日) 

habsburg2019.jp 

  なお、東京展は終了しましたが1/3(金)から愛知県美術館ではコートールド美術館展もあります。

 

2. これから開催の展覧会(開始時期1月~3月)

ここからはこれから開催の展覧会から。今年の展覧会は多種多様な感じですが、敢えて言えば

リニューアル海外美術館

あたりがキーワードでしょうか?

 

・「博物館に初もうで」上野・東京国立博物館 1/2(木)~1/26(日)

※ 展覧会というよりトーハクの毎年恒例のイベントとしてご紹介。常設展で今年の干支・ネズミにまつわる作品が展示されます。また、1/2、1/3は太鼓・獅子舞などのイベントも。長谷川等伯の国宝「松林図屏風」の展示も。詳しくはこちら。(1/3に行けたら、行くつもりです)

www.tnm.jp 

・「日本書紀成立1300年特別展 出雲と大和」上野・東京国立博物館 前期:1/15(水)~2/9(日)、後期:2/11(火・祝)~3/8(日)

izumo-yamato2020.jp※ 悠久の日本の歴史を辿る旅に出かけましょう。

 

・「開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地」東京(京橋)・アーティゾン美術館 1/18(土)~3/31(火) リニューアル

www.artizon.museum※ ビル再建築のため長期休館していたあのブリヂストン美術館が新しい姿になって戻ってきます。長らくこのときを待っていました。新しい美術館がどんな美術館になっているか、とても楽しみです。日時指定予約制なので、行かれるときは事前に確認を。

 

・「ハマスホイとデンマーク絵画」上野・東京都美術館 1/21(火)~3/26(木)

artexhibition.jp※ 2008年秋、国立西洋美術館で展覧会がありましたが、再び、東京で展覧会が開催されるハマスホイ。静かに繰り広げられる、どこか不安定ではかない世界。また、見に行きたいと思います。

 

・「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック」目黒・東京都庭園美術館 2/1(土)~4/7(火)

www.teien-art-museum.ne.jp※ ルネ・ラリックも東京都庭園美術館も好きなので、この展覧会をご紹介。東京都庭園美術館の朝香宮邸はルネ・ラリックと深い関わりがあります。3月終わりから4月初めは桜がキレイかも。

 

・「開館10周年記念 画家が見たこども展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 2/15(土)~6/7(日)

mimt.jp※ 昔、六本木の森アーツ・センターでこども展がありました。その時はルソーの絵がポスターでモネ、ルノワール、ピカソとかの作品が並びましたが、今回のこども展はどんなでしょう。ボナールなどのナビ派中心の展覧会になるようです。

 

・「上村松園・松篁・淳之三代展」八王子・東京富士美術館 2/29(土)~6/14(日)

www.fujibi.or.jp※ 日本画・美人画の大家・上村松園からつながる三代の芸術を堪能できる機会に。なお、1/3(金)~3/1(日)までは広尾・山種美術館で「上村松園と美人画の世界」という山種美術館さん所蔵の松園作品を一挙展示する展覧会も開催されます。

日本画の専門美術館 山種美術館(Yamatane Museum of Art)

 

・「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館 3/3(火)~6/14(日) 海外美術館

www.nmwa.go.jp※ 間違いなく今年の目玉の展覧会の一つ。ゴッホの「ひまわり」もフェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女」もモネもアングルもターナーもレンブラントもグレコも・・・来日です。

 

・「法隆寺金堂壁画と百済観音展」上野・東京国立博物館 3/3(金)~5/10(日)

horyujikondo2020.jp※ こちらも1300年の時を越えて。

 

・「ふつうの系譜「奇想」があるなら「ふつう」もありますー京の絵画と敦賀コレクション」府中・府中市美術館 3/14(土)~5/10(日)

www.city.fuchu.tokyo.jp※ 府中市美術館恒例「春の江戸絵画まつり」。企画が凝ってて、今年もGWには入れないかも。早めに行く方が良いかと思います。GWの府中はくらやみ祭も。

 

・「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」渋谷・Bunkamuraザ・ミュージアム 3/18(水)~5/11(月)

www.bunkamura.co.jp※ 個人的にはとても楽しみにしています。実際にホキ美さんには行ったこともありますが、とにかく素晴らしい。大好きです。ホキ美さんは昨年10/25の千葉県での豪雨の被害も受け、残念ながら長期休館中とのこと。一日も早い復旧を望むとともに、本展で珠玉の作品を見られることを深く感謝します。

お知らせ|ホキ美術館 HOKI MUSEUM

 

3. 春から開催の展覧会(開始時期4月~6月)

 ・「いっぴん、ベッピン、絶品!~歌麿、北愛、浮世絵師たちの絵画」渋谷(神泉)・渋谷区立松濤美術館 前期:4/4(土)~4/26(日)、後期:4/28(火)~5/17(日)

※ 今月いっぱい(~1/31)、サラ・ベルナールの世界展を開催中で、こちらも注目ですが、4月からは浮世絵師の肉筆浮世絵の紹介です。岩佐又兵衛等も展示されるようです。

 

・「ボストン美術館展 芸術×力(げいじゅつとちから)」上野・東京都美術館 4/16(木)~7/5(日) 海外美術館

www.ntv.co.jp※ こちらも確実に今年の目玉の展覧会の一つだと思います。

 

・「竹内栖鳳<<班猫>>とアニマルパラダイス」広尾・山種美術館 5/16(土)~7/12(日)

www.yamatane-museum.jp※ 竹内栖鳳をはじめとした日本画の大家の動物画を展示。「班猫」。体のお手入れをする猫の首は、アングルのグランド・オダリスクの女性の腰のようによく見ると不自然に長く感じます。が、それが猫の動きをより生き生きと感じさせます。 

 

4. 夏から開催の展覧会(7月~9月)

・「クロード・モネー風景への問いかけ オルセー美術館・オランジュリー美術館」東京(京橋)・アーティゾン美術館 7/11(土)~10/25(日)

※ オルセー美術館とリニューアルしたアーティゾン美術館の共同企画展。風景画家モネの画業に迫ります。

 

・「特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて」上野・東京国立博物館 7/14(火)~8/30(日)

※ 史上初、国宝「鳥獣戯画」四巻同時公開。2016年の展覧会では100分待ち等当たり前で結局見に行けませんでした。今回は早めに見に行きたいと思います。

 

・「The UKIYO-E 2020-日本三大浮世絵コレクション」上野・東京都美術館 7/23(木・祝)~9/13(日)

※ 太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団。日本の三大コレクションから約450点が展示とのこと。東京オリンピック開催前夜の海の日から。

 

・「江戸絵画の華」有楽町・出光美術館 第1部:9/19(土)~11/3(火・祝)、第2部:11/7(土)~12/20(日)

※ 第1部は「極ー若冲と江戸絵画」、第2部は「粋ー応挙と江戸琳派」。何かと比べられる若冲・応挙。どちらの展示も興味深いです。

  

5. 秋から開催の展覧会(10月~12月)

・「ゴッホと静物画ー伝統から革新へ」新宿・SOMPO美術館 10/6(火)~12/27(日) リニューアル

※ もとは東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館。

www.sjnk-museum.org現在、美術館棟を建築中。開館直後もコレクション展、東郷青児展等を開催。こちらの美術館もゴッホの「ひまわり」が有名ですね。

 

・「カラヴァッジョ展 <<キリストの埋葬>>展」乃木坂・国立新美術館 10/21(水)~11/30(月)

※ 現在、大阪・あべのハルカス美術館でもカラヴァッジョ展開催中ですが、今年の終わりは乃木坂にバチカン美術館「キリストの埋葬」が来日です。

 

・「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING & QUEEN」上野・上野の森美術館 10月~2021年1月 海外美術館

※ 日程は未定のようですが、ロンドンの世界最大ポートレート専門美術館のコレクションが上野に。

 

・「琳派と印象派」東京(京橋)・アーティゾン美術館 11/14(土)~2021/1/24(日)

※ またまたリニューアルしたアーティゾン美術館さん。琳派と印象派とはなんとも不思議な取り合わせのように思いますが、江戸・京都・パリの「都市文化」というキーワードで切るようです。ブリヂストン美術館さんは、もともとコレクションをいろいろな切り口で展示されていたので、新しい美術館さんの展示がどのようになるか期待です。

 

6. さいごに

今年も、こうやって、どこに行こうかと考えているときが一番ワクワクします。

これまで取り上げた展覧会の他にも、もちろん、素敵な展覧会は目白押しです。8月末からのバンクシー展も注目度が高いと思います。それと、今年は何はさておきオリンピック。敢えて挙げませんでしたが7/11~10/18の西洋美さん「スポーツ in アート ギリシャ町億×印象派の時代」って、まさにオリンピック絡みですよね。海外から来られた方を意識して(?!)の日本文化発信といった展覧会も。何はともあれ、楽しみです。

今年も一年間、いろいろな展覧会に足を運びたいと思います。

 

  ということで、今年最初の記事でした。最後までお読みいただきありがとうございました。今年も良い展覧会情報などありましたら、是非教えてください。

 

以上です。ではでは。

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(お正月の木更津アウトレット。お正月からたくさんの人出でした^^)