よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

【展覧会】2020年6月 東京の展覧会通信(2020/6/6)

よろコン@展覧会に行きたい!です。久々の展覧会ブログです。

 

  新型コロナの影響で2月末から3月初旬にかけて次々と美術館・博物館が臨時休館となり、4月、5月が過ぎました。そして、もうすぐ梅雨・・・

この間、残念ながらいくつもの展覧会の中断・中止が決まってしまいました。

 

【中止になった美術展】

・東京都美術館「芸術×力 ボストン美術館展」

(展覧会特設サイト)

【公式】ボストン美術館展 芸術×力|日本テレビ

(美術館サイト)

ボストン美術館展 芸術×力|東京都美術館

 

・国立西洋美術館「スポーツ in アート展」

 

などなど。

そして、展覧会に関連したイベントも軒並み中止。

かれこれ30年近く展覧会に行っていますが、こんなことは初めてです。

 

一方で、少しずつですが、美術展の再開の知らせも入ってくるようになりました。

もう見られないとあきらめていた展覧会が会期変更で見られるようになったケースも。

このチャンスを逃さず、展覧会に足を運びたいと思います。(ただし、無理はせず、感染予防を心がけて)

 

ということで、今月も、自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印(今月はこれから開催の展覧会に付与しています)を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)



【目次】

 

1. 情報源

今回もいつもの次の情報を中心に確認しながら書いていきます。ご参考まで。(なお、今後も情報は変わるので、随時、各美術館のサイトをご参照ください)

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

 

2. 展覧会

☆彡「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館 6/18(木)~10/18(日)

(展覧会特設サイト)

artexhibition.jp

(美術館サイト)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展|国立西洋美術館

 

※ 恐らく、今年いちばんの注目の展覧会と言っても過言ではないでしょう。東京で見ることはあきらめていました。大阪に行こうと思っていました。でも、会期変更で見ることができるようになりました。(代わりに「スポーツ in アート展」が中止になりましたが・・・)

チケットは事前購入、入場日時指定制(以前のフェルメール展や今のアーティゾン美術館が同じですね)に。現時点で前売券・無料観覧券を保持している場合、若干、見に行ける条件が変わるので、是非、上記サイトで詳細をご確認ください。とにかく、この展覧会を見に行けるのは、非常にうれしい!

会期は変わってしまったのですが、大阪展も開催予定ということで、個人的にはとっても良かったと思っています。

 

なお、東京の西洋美さんは本展終了後、2020/10/19(月)~2020年春まで約1年半の長期休館に入ります。常設展などを含め、長期休館前に是非訪れたいところです。

 

「開館10周年記念 画家が見たこども展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 6/9(火)再開~6/21(日)(見た!)

mimt.jp

 

※ こちらは臨時休館前に見にいきました。ナビ派を中心とした画家たちの子どもをテーマにした作品を集めた展覧会です。子どもに対する画家たちの色々な視点・視線を感じるとともに、どこか和ませる展覧会でした。

f:id:YoroCon:20200606153835j:image

 (ゴッホの赤ちゃんの絵。赤ちゃんらしさもありますが、どことなく、ふてぶてしさも。こういう赤ちゃん、いますねぇ)

 

「ピーター・ドイグ展」竹橋・東京国立近代美術館 6/12(金)再開~10/11(日) 

(展覧会特設サイト)

peterdoig-2020.jp

(美術館サイト)

ピーター・ドイグ展 | 東京国立近代美術館

 

※ ピーター・ドイグはスコットランド・エジンバラ出身の画家。「画家の中の画家」

NHK教育「日曜美術館」でも紹介されていましたが、実際の作品を見に行けるのが楽しみです。こちらも日時指定入場のようです。

 

☆彡「きもの展」上野・東京国立博物館 6/30(火)~8/23(日) 

(展覧会特設サイト)

kimonoten2020.exhibit.jp

(博物館サイト)

東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「きもの KIMONO」

 

※ 鎌倉時代から現代にわたる「きもの」を通覧できる展覧会。「きもの」そのもの、「きもの」を描いた絵等が展示されており、信長・秀吉・家康にゆかりの「きもの」、現代の「TAROきもの」などもあって、展示構成を見る限り、とても華やかで美しい世界が繰り広げられていそう。興味深いです。なお、こちらも日時指定入場です。

 

☆彡「オラファー・エリアソン ときに川は橋になる」清澄白河・東京都現代美術館 6/9(火)~9/27(日) 

www.mot-art-museum.jp

※ アイルランド系デンマーク人。こちらもNHK教育「日曜美術館」を見て、とても興味を持ちました。作者の再生可能エネルギーへの関心と気候変動への働きかけを軸に構成された展覧会とのことですが、大規模で実験的で、自然を再構成し、さらに見るものが作品の一部として入り込んでいく感じで、実際に見てみたい!と思いました。実際にみたら、どんな作品なんだろう。

 

☆彡「奇才 -江戸絵画の冒険者たちー」両国・江戸東京博物館 6/2(火)~6/21(日) 

(展覧会特設サイト)

kisai2020.jp

(博物館サイト)

展覧会 - 江戸東京博物館

 

※ 「奇想の系譜」の画家たちのほか、北斎、応挙、光琳などなど、北は北海道から南は九州まで35人の奇才の作品を集めた展覧会。期間は短くなってしまいましたが、すごい冒険者たちが集って、どんな冒険をみせてくれるのでしょう。

 

☆彡「神田日勝 大地への筆触」東京丸の内・東京ステーションギャラリー 6/2(火)~6/28(日) 

www.ejrcf.or.jp

※ NHKの朝ドラ「なつぞら」の「山田天陽」(吉沢亮さん)のモデルになった人とか。私はドラマを見ていないかったので、どんな役だったかは分からないのですが。

こちらの展覧会はつい最近のBS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」で紹介されていて、力強いタッチの馬、若くして亡くなるまでに多様な作品を残した画家に興味を持ちました。

 

☆彡「ルオーと日本展」汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 6/5(金)~6/23(火)

panasonic.co.jp

※ パナソニック汐留美術館さんではルオーをコレクションし、館内ギャラリーで展示していますが、今回はルオーと接点のある日本人画家(梅原龍三郎など)の作品もあわせての展示です。

※ なお、6/5(金)から再開されていますが、近隣の電通本社爆破予告があり6/6(土)-6/7(日)は残念ながら臨時休館になりました。(このような暴力は断固として許せません)

 

 

☆彡「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 6/11(木)再開~6/29(月)

www.bunkamura.co.jp

※ 一度、中断し、そのまま中止になりました。その展覧会が期間は短いのですが、ここで再開してくれるとはとにかくうれしいです。2016/5/1に千葉のホキ美術館に訪問し、それぞれの作品を見て衝撃を受けました。「写実絵画とは?」と考えさせられる作品たちでした。また見に行きたいと思っていました。ところが、昨年の水害で長期休館に・・・。そして、東京の展覧会は新型コロナで早々に中断・中止。思いもしない災禍の影響を受け続けましたが、ようやく見に行けます。この機会を逃さないようにしたいと思います。

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(パンフレットの絵から。生島 浩「5:55」(部分) 2007-2010)

 

3. さいごに

6/23には京橋のアーティゾン美術館も再開されます。目黒・東京都庭園美術館も再開。まだ日程は決まっていませんが、SOMPO美術館(旧・東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)も開館します。もちろん、感染には注意が必要ですが、対策して、無理をしない範囲で、また、一つでも多くの展覧会に行きたいと思います。

 

それでは、最後にリンクです。

過去に見た展覧会、好きな作品は少しずつこちらのサイトにアップしてます。

www.suki-kore.tokyo

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

もうすぐ梅雨時。じめじめした天気はあまり得意ではありません。気温の変化も激しいこの時期、みなさま、お体にはお気を付けください。

 

ではでは

 

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(会社帰りに見た紫陽花)