よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

【展覧会】2020年8月 東京の展覧会通信(2020/8/2)

よろコン@やっぱり展覧会は素晴らしい!です。

 

  東京の長い梅雨がようやく終わり、暑い夏本番となりました。

でも、私は暑いのは苦手です(^^;)

なので、涼しい美術館でゆっくり過ごすのが好きです。

 

ということで、今月も、自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印(今月はこれから開催の展覧会に付与しています)を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

 

1. 情報源

今回もいつもの次の情報を中心に確認しながら書いていきます。ご参考まで。(なお、今後も情報は変わるので、随時、各美術館のサイトをご参照ください)

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です

 

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(飛び出していきましょう!)



2. 展覧会

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館 開催中~10/18(日) 日時指定制 (見た!)

(展覧会特設サイト)

artexhibition.jp

(美術館サイト)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展|国立西洋美術館

 

※ 現在、開催中の超注目展覧会。時間指定券は早めに取得を!

 

「開館10周年記念 画家が見たこども展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中~9/22(火・祝) 日時指定制 (見た!)

mimt.jp 

※ ナビの描く子どもの世界。かわいいです。

 

「ピーター・ドイグ展」竹橋・東京国立近代美術館 開催中~10/11(日) 日時指定制 (見た!)

(展覧会特設サイト)

peterdoig-2020.jp

(美術館サイト)

ピーター・ドイグ展 | 東京国立近代美術館

 

※  こちらは8/1(土)に見てきました。館内はすべて写真撮影可能。(注:写真撮影はフラッシュ、三脚、接写等は禁止ですのでご注意を。必ず、館内の注意書きや、係の人に確認してください。以下、記述する展覧会でも同様です)

作品は、どこか懐かしさもありつつ、具象画なような、抽象画なような、すこし不気味で不安をかきたてる絵もあったりと、いろいろな感情が呼び起こされる展覧会です。解説も詳しく、かなり面白かったです。日時指定制ですが、チケット売り場でチケットがあれば、そのまま購入して入場もできます。また8/1~は金・土は20:00までのナイトミュージアムありです。これもおススメです。(私は窓口でチケット購入して、ナイトミュージアムでコレクション展まで見てきました)

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(この絵は、「ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ」2000-02

 ドイツのダム湖を写した古い白黒絵ハガキを見ながら描かれたとか。カラフルな石の壁に囲われた道はどこへ続くのか・・・

 ちなみに前のスキーでジャンプしている絵もピーター・ドイグ展からです)

 

「きもの展」上野・東京国立博物館 開催中~8/23(日) 日時指定制

(展覧会特設サイト)

kimonoten2020.exhibit.jp

(博物館サイト)

東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「きもの KIMONO」

 

※ こちらは、私の知り合いで見に行かれた方(女性)が「とても良かった。豪華だった」と言われていました。実際に見てみたいですねぇ。7/28(火)~後期展示に展示替えされています。

 

・「オラファー・エリアソン ときに川は橋になる」清澄白河・東京都現代美術館 開催中~9/27(日) (見た!)

www.mot-art-museum.jp

※ 大きな装置を使った作品や、自分自身が作品の中に入り込んでみたり、かなり実験的な作品をとおして、自然とのかかわり方と考えさせられる展覧会です。楽しみながら、なにかを"体験"できます。作品は撮影可能、1分以内なら動画もOKとのことでした。(動画は学芸員の方に念のためご確認ください)

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(虹だ)

 

・「珠玉のコレクション - いのちの輝き・つくる喜び」新宿・SOMPO美術館 開催中~9/4(金) 日時指定制

www.sompo-museum.org

※ いよいよ新規オープン・開催された展覧会ですが、残りの会期は9/4までと短め。ゴッホの「ひまわり」をはじめとしたコレクションをゆっくり堪能したい。ルノワール、セザンヌ、ゴーギャンは撮影できる作品もあるようです。

 

「開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎-」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 開催中~9/6(日) 日時指定制 (見た!)

www.ejrcf.or.jp 

※  バウハウスの「バウ」はドイツ語で「建築」。建築を頂点として、基礎教育から学校内に構成されたいろいろな「工房」を通じて教育を行ったバウハウス。時代の最先端を行く教授陣の革新的な教育内容、そこから生み出されていく世界を変えた作品たちに触れられる展覧会です。結構、説明が多い展覧会なので、バウハウスをじっくり知りたい方は、時間に余裕を持って行ってください。

 

・「THE UKIYO-E 2020 - 日本三大浮世絵コレクション」上野・東京都美術館 開催中~9/22(火・祝) 日時指定制

ukiyoe2020.exhn.jp

※ 太田記念美術館(東京・原宿)、日本浮世絵博物館(長野・松本)、平木浮世絵財団と日本の三大コレクションが一堂に会する大浮世絵展。前期は8/23(日)まで。

 

☆彡「企画展 1930ローマ展開催90年 近代日本画の華 ーローマ開催日本美術展覧会を中心にー」虎ノ門・大倉集古館 開催中~9/27(日)

www.shukokan.org

※ 昭和5年にローマで開催された日本美術展覧会の作品を中心に大観、春草、玉堂、栖鳳、清方など日本を代表する画家の作品が展示されるようです。また行こうっと。

 

今月は私の地元・板橋の美術館から2つ紹介。

☆彡「館蔵品展 狩野派学習帳 今こそ江戸絵画の正統に学ぼう」西高島平・板橋区立美術館 開催中~8/10(月・祝) (見た!)

 

www.city.itabashi.tokyo.jp

※ 本日(8/2)に見てきました。日曜美術館のアートシーンでも紹介されていた展覧会。残り期間あとわずかですが、狩野派の作品が33点。入館料無料。全作品写真撮影OK。これ、無料で良いの?(板橋、太っ腹)」と思える内容です。屏風絵のように大きな作品も数多くあり、新収蔵品も展示されています。個人的には東京タワーの側の増上寺・五百羅漢図で有名な逸見(狩野)一信が描いた「源平合戦図屏風・龍虎図屏風」が良かった。一つの屏風の表裏で源平合戦と龍虎を描いているところなど、なんとも面白い。

 

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(源平合戦図屏風・左隻から)


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(屏風中央の武者は那須与一)


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(見事、的を射抜きました。屏風右上をご注目)

 

☆彡「2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」西高島平・板橋区立美術館 8/22(土)~9/27(日)

www.city.itabashi.tokyo.jp

※ 板橋区立美術館では毎年恒例の絵本展。昨年も見に行きました。今年はCOVID-19の影響でコンクールの作品を紹介するブックフェアは中止。審査は1月に終わっていたので、板橋での展覧会が世界初公開の場になるとのこと。注目です。

 

アクセスが悪くて有名な板橋区立美術館。東上線の成増、都営三田線の高島平からバスもあります。近くに有料駐車場(美術館前のリパークは昼・最大500円)もあります。是非、時間があれば、見てみてください。

 

 

3. さいごに

この他にも

・アーティゾン美術館@京橋の各種美術展(~10/25)

www.artizon.museum

・三井記念美術館@三越前の三井家の名品・優品「第2部 日本の古美術」(~8/31)

www.mitsui-museum.jp

・パナソニック汐留美術館@汐留(新橋)の現代工芸の超絶技巧を集めた「和巧絶佳」(~9/22)

panasonic.co.jp

など、この夏もおもしろそうな展覧会が数多く開催中です。

マスク着用、手洗い・消毒、鑑賞時に人との距離をとる等、COVID-19対策を徹底しながら、また展覧会に行ってきたいと思います。

 

それでは、最後にリンクです。

今回紹介の展覧会から。

www.suki-kore.tokyo

www.suki-kore.tokyo

www.suki-kore.tokyo

去年の板橋区立美術館・ボローニャ絵本展から

www.yorocon46.com

 

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

この記事は、また来月に。

 

ではでは

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(今月は板橋推しで。板橋区立美術館入口。狩野惟信「菊慈童図」は新収蔵品です)