よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

【展覧会】2019年9月 東京の展覧会通信(2019/9/2)

こんばんは。 

 

   8月はお盆休みもあった(実際はお盆"前"休みでしたが^^;)ので、それなりに美術館には行けたかなぁ。まだ、当ブログにアップしていない展覧会も多いのですが・・・

 

   さて、9月は夏の展覧会と秋の展覧会のいわば入替戦。夏の大型展も終わりを向かえ、いよいよ"あの"展覧会が開催されます!

 

ということで、今月も自分のための展覧会備忘録、まとめていきたいと思います。とにかく、一貫性はありません。「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目でみて、お付き合いのいただけますと幸いです。

なお、今月も初出の展覧会は「☆彡」印を、見て来た展覧会は「(見た!)」付けてます。もし気になる展覧会がございましたら、お早めに(^^)

 

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(確か、この絵も"あの"展覧会に)

 

【目次】

 

1. 情報源

今回も次の情報を中心に書いていきます。ご参考まで。

・「日経 おとなのOFF」2019年1月号(+付録「2019 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

 

2. 西洋美術

「松方コレクション展」上野・国立西洋美術館 開催中~9/23(月・祝) (見た!)

artexhibition.jp※ 世界でも類を見ないコレクションを形成した松方幸次郎。幾多の苦難を乗り越えて上野に集まった作品達。その足跡をたどる展覧会です。是非とも、実際の作品に会ってきてください。思った以上の物語を秘めています。

 

「日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念 モダン・ウーマン-フィンランドを彩った女性芸術家たち」上野・国立西洋美術館 開催中~9/23(月・祝) (見た!) 

※ 西洋美の常設展エリアでの開催です。松方コレクションのチケットで同時に見られます。普段、あまり見ることはないかもしれませんが、フィンランド女性芸術家の生き生きとした作品を見られ、けっこうおススメです。是非、松方コレクションとご一緒に。撮影可能です。

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ヘレン・シャルフベック「少女の頭部」1886年

 

・「ジュリアン・オピー」初台・東京オペラシティ アートギャラリー 開催中~9/23(月・祝) (見た!)

www.operacity.jp※ ピクトグラムのような人物像。巨大な作品に圧倒され、電光で動く作品に目を惹かれ、単純化された造形で再構築された街や自然の中で、世界との関係を再確認する。オピーの世界観に包まれた展覧会。撮影可能です。

なお、こちらの情報もご覧ください。

「ジュリアン・オピー」展 | 青い日記帳

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「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ -線の魔術」渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム 開催中~9/29(日) (見た!)

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_mucha/

※ やっぱりミュシャは良いですよね。そのミュシャの魅力が連綿と現代アーティストたちへと繋がっている。ミュシャを起点としたアートの流れが感じれられる展覧会です。

ミュシャの主要作品は撮影可能です。

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☆彡「コートールド美術館展」上野・東京都美術館 9/10(火)~12/15(日) 

courtauld.jp※ 今月の目玉であり、今年の目玉の美術展の一つです。印象派・ポスト印象派の作品が集まります。マネ最晩年の傑作と言われる「フォリー=ベルジェールのバー」は是非見たいところ。まだ、前売券も間に合います。(9/9(月)まで)

 

☆彡「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」横浜・横浜美術館 9/21(土)~2020/1/13(月) 

※ 今年いちばん見に行きたい展覧会です。横浜美術館開館30周年記念展。ルノワールの「ピアノを弾く少女たち」(前掲)等が横浜に来るのであれば、この時期、パリに行かなくて良かったかも。(行く予定の方、ごめんなさい)

9/20(金)まで前売券販売中です。

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(パリのオランジュリー美術館。2017年11月)

 

3. 日本美術

・「円山応挙から近代京都画壇へ」上野東京藝術大学大学美術館  開催中~9/29(日)  (見た!)

okyokindai2019.exhibit.jp※ 9/1(日)までで前期は終了。9/3(火)からは大幅入れ替えの後期が開始します。円山応挙の作品だけではなく、円山・四条派を主流とした京都画壇の多くの画家を取り上げています。通期で展示されている大乗寺襖絵の再現は是非とも見ておきたい。前期の展示は見ましたので、今月は後期の展示を見に行きます。

 

☆彡「太田喜二郎と藤井厚二 - 日本の光を追い求めた画家と建築家」目黒・東京ステーションギャラリー美術館 開催中~9/8(日) 

mmat.jp※ あと一週間なのですが、敢えて、掲載します。もっと早くに知っていれば良かった。9/1(日)に行ってきました。日本からベルギーに留学し、印象派、特に点描を学び光をとらえ続けた太田喜二郎。竹中工務店に勤務し、2017年に自邸で初めて国の重文に指定された京都・山崎「聴竹庵」(ちょうちくあん)の生みの親・藤井厚二。二人は太田の自宅を藤井が手掛けたことから親交を深めていきます。展示数は少ないですが太田のベルギー時代の点描は秀逸。藤井の「聴竹庵」は一度は行ってみたいと思わせます。残り期間は少ないですが、もし機会があれば。今週末(9/7、9/8)14:00~の「大人のための美術カフェ」に行くと「太田喜二郎邸の謎」と題したトークショウを。お茶とお菓子がもらえるかも。(きっと、もらえます)

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(太田喜二郎「雪の朝」1910-11年 ベルギーのサン・ピエール寺です)

 

☆彡「没後90年記念 岸田劉生展」東京・東京ステーションギャラリー美術館 開催中~10/20(日) 

www.ejrcf.or.jp※ 「麗子」像で有名な岸田劉生。鬼才・天才の作品が東京駅に。

 

☆彡「大観・春草・玉堂・龍子 - 日本画のパイオニア」広尾・山種美術館 開催中~10/20(日) 

www.yamatane-museum.jp※ 近代日本画を代表する4人の展覧会。コラボするミュージアムカフェの和菓子も気になるところ。

 

4. その他

 「みんなのレオ・レオーニ展」新宿・東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 開催中~9/29(日) (見た!)

www.asahi.com※ 「スイミー」のレオ・レオーニ展。一階に特設ミュージアムショップがあります。夏休みに行ったので、お子様連れの方も多く、結構、混んでいました。

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(ショップのキャラクター。展覧会場には立体物はありません^^;)

 

・「マイセン動物園展」汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 開催中~9/23(月・祝) 

panasonic.co.jp※ 磁気で有名なドイツのマイセン。こちらも今月下旬まで。写真撮影可のようです。時間があれば、今週、見に行けるかも・・・

 

☆彡「チェコ・デザイン 100年の旅」用賀・世田谷美術館 9/14(土)~11/10(日) 

www.setagayaartmuseum.or.jp※ ミュシャを生んだ国チェコ。私は以前、チェコ・アニメーション映画を阿佐ヶ谷に見にいきました。もぐらのクルテクは、日本でもおなじみのキャラクターでは?(見ればわかると思います)少し変わっていて、それでいて親しみのあるチェコ・デザインを見にいってみたいと思います。

 

5. さいごに

9月は西洋・日本といろいろな展覧会がありますが、これから10月はさらに加速していきます。印象派関係の展覧会が多そうですね。楽しみです。

 

それでは、関連する過去の記事のリンクを少しご紹介します。

www.yorocon46.com

www.yorocon46.com

www.yorocon46.com 

www.yorocon46.com※ 年間通じての展覧会情報はこちら。

 

以上、ここまで、お読みいただき、ありがとうございます。いつもに増して雑多な内容になってしまったと思いますが、一つでも気になるものがあれば幸いです。

そして今月は、ついにラグビーワールドカップ開幕!(ご興味ないかもしれませんが^^;)こちらが始まると忙しくなるので、その前に、いろいろ行かないと。

ということで、それでは、また来月に。ではでは

 

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(さすがに、これは来ませんね^^;)