こんばんは。
今日は、渋谷はBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の
「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ - 線の魔術」
をいつもより短いですが「Short Report」としてご紹介します。
【目次】
1. 概要
・開催期間:開催中~2019/9/29(日)
・開館時間:10:00~18:00、金・土はナイトミュージアムで~21:00
・休館日:これからは9/10(火)のみ休館
・チケット:大人1,600、大学・高校1,000、中・小学700
・訪問時の混雑状況:8/4(日) 15:30頃到着。会場の最初の方は混んでいました。人は多いです。途中はスペースが広くなるので少し余裕がでます。途中撮影可能なエリアがありますので、そこは多少混みます。
・Tip:会場のメインともいえるミュシャ作品のエリアは写真撮影可能です。
図録は2,400円(税別)でした。
・URL:
みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ― 線の魔術 | Bunkamura
2. 構成
展覧会の構成は・・・
1. 序-ミュシャ様式へのインスピレーション
2. ミュシャの手法とコミュニケーションの美学
3. ミュシャ様式の「言語」
4. よみがえるアール・ヌーヴォーとカウンターカルチャー
5. マンガの新たな流れと美の探求
最初、ミュシャの周りにあってミュシャに影響を与えた品々が展示されています。クリムトに影響を与えたハンス・マカルトの絵や東洋の美術品、浮世絵なども並びます。そしてミュシャ作品に。ミュシャを見出したパリの大女優サラ・ベルナールのポスターをはじめにアール・ヌーヴォーの旗手ミュシャの世界が広がります。
後半はミュシャに影響を受けた作品群で、レコードのジャケットや明治期・藤島武二たちが描いた雑誌の表紙などが展示されています。最後は、現代の画家、マンガ家がミュシャに影響を受けて作成した作品が並びます。
3. Short Report
ミュシャ作品をメインに取り上げながらも、それだけにとどまらず、その後の現代に続いていくミュシャの影響力、ミュシャにインスパイアされて作り上げられた作品群と「美の系譜」のようなものが感じられる展覧会でした。昨年、横浜美術館で開催された「モネ それからの100年」展と企画的には通じていると思います。
美術展:「モネ それからの100年」展@横浜美術館に行ってきました。 - よろこんで!**してみました。
個人的にはやはりミュシャの作品が並ぶ展覧会構成の「3」が良かったですね。あとは、藤島武二たちの絵でしょうか。
今回の、印象に残った一枚は・・・
「崖に咲くヒース」1902年
ちなみに美術館入口の看板(?!)がミュシャの作品を一堂に集めていて、好きでした。
右がミュシャをこの世に知らしめた一枚「ジスモンダ」(1894年)。サラ・ベルナールの舞台のポスターです。
ということで、簡単ながらご報告まで。
もう少し詳細な内容は、また、別途、書きたいと思ってますが、チョッと時間がかかってしまうので、それまで、まずは雰囲気だけでもお伝えできれば幸いです。(と思って試みました)
以上です。本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。