よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

【展覧会】2019年7月 東京の展覧会通信(2019/7/2)

こんばんは。 

 

   前回のキスリング展から、ブログの更新が滞ってしまいました(あっ、辞めてないです、まだ。^^;)

結構、いろいろ行ったんですけど・・・まとめきれなかったです・・・

これからだと「回顧録」な内容も多くなりますが、また、少しずつ、ゆっくり書いていきたいと思います。

 

   さて、早いもので今年も半分を過ぎ、後半戦に。といっても、まだまだ暑い季節がこれからかと思うと、感慨にふける感じではないですよね。

7月は、展覧会も夏に向けて始動していく時期です。ということで、今月も自分のための展覧会備忘録、まとめていきたいと思います。とにかく、一貫性はありません。「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目でみて、お付き合いのいただけますと幸いです。

なお、今月も初出の展覧会は「☆彡」印を、見て来た展覧会は「(見た!)」付けてます。もし気になる展覧会がございましたら、お早めに(^^)

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【目次】

 

1. 情報源

今回も次の情報を中心に書いていきます。ご参考まで。

・「日経 おとなのOFF」2019年1月号(+付録「2019 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

 

2. 西洋美術

「特別展 クリムト展 ウィーンと日本 1900」上野・東京都美術館 開催中~7/10(水) ※終了間近 (見た!)

klimt2019.jp

※ クリムトの絵画は残された数が少ないという点から見ても、一枚一枚がとにかく貴重なんだそうです。(千足伸行先生の講演を聞いたときに言っていました)そんなクリムトの絵画が大集結。残りわずかな期間。是非お見逃しなく。(私はやっぱり「ユディトI」かな)

 

・「日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」乃木坂・国立新美術館 開催中~8/5(月) (見た!)

www.nact.jp※ 最初の写真はこちらの展覧会からです。写真の絵だけは撮影OKでした。クリムト・シーレ等の作品ももちろんですが、世紀末のウィーンの歴史に触れられるも魅力だと思います。クリムト展とあわせて行くのが、おススメです。

 

・「ポーラ美術館×ひろしま美術館共同企画 印象派、記憶への旅」箱根・ポーラ美術館 開催中~7/28(日) (見た!)

www.polamuseum.or.jp※ こちらも今月で終了。夏の箱根は混みそうですが、緑の中での絵画鑑賞は気持ち良いです。

 

・「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」目黒・東京都庭園美術館 開催中~7/7(日) ※終了間近 (見た!)

www.teien-art-museum.ne.jp※ アール・デコの旧朝香宮邸で見られるエコール・ド・パリの世界。今年前半ではかなり印象に残る展覧会です。やっぱり、おススメです。

 

「松方コレクション展」上野・国立西洋美術館 開催中~9/23(月・祝) 

artexhibition.jp※ 今、もっとも注目をあびている展覧会ではないでしょうか。いよいよ開催。私も、今月、見に行けたらと思ってます。

 

・「メスキータ展」東京・東京ステーションギャラリー 開催中~8/18(日) 

www.ejrcf.or.jp※ こちらも、ついに開催。中央線の電車のモニターでも宣伝されています。是非とも行きたい展覧会です。

 

☆彡「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ -線の魔術」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 7/13(土)~9/29(日)

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_mucha/

※ みんな大好き、ミュシャ展です。今回はマンガ家の作品ともコラボレートするようで、ミュシャの新しい見方を見つけられるかもしれません。夏休みですし、かなり混みそうですが・・・

 

3. 日本美術

「棟方志功展」府中・府中市美術館 開催中~7/7(日) ※終了間近 (見た!)

www.city.fuchu.tokyo.jp※ 「板画」。志功は版画をそう表現します。力強く、素朴であり、純朴であり、神々しくあり、原初的であり、装飾的であり。志功の大作が集められた展覧会です。志功の大作に囲まれていると、異空間に連れていかれるように感じます。結構、好きです。

 

「生誕125年記念 速水御舟」広尾/恵比寿・山種美術館 開催中~8/4(日)

www.yamatane-museum.jp※ 7/7(日)で前期終了、入れ替えで7/9(火)から後期のようです。前期・後期は作品リストで確認可能です。炎の中、数々の蛾が舞う重要文化財「炎舞」は通期ですが、もう一つの重要文化財「名樹散椿」は前期のみのようですので、お気を付けください。

 

「近代日本の美人画展」目白/早稲田/江戸川橋・野間記念館 開催中~7/15(月・休) (見た!)

www.nomamuseum.kodansha.co.jp※ 私は山川秀峰の作品が好きです。前回書き忘れましたが、野間記念館さんは今回の展示をもって一時休館されるようです。新たな文化施設建設の予定とのことですが、長期休館されると思われますので、是非、お見逃しなく。こちらも好きな展覧会でした。 

 

4. その他

今月は、結構、絵本に関する展覧会があります。

 

☆彡「2019 イタリア・ボローニャ絵本原画展」下赤塚・板橋区立美術館 開催中~8/12(月・祝)(見た!)

www.itabashiartmuseum.jp※ 板橋区出身者として、われらが誇る板橋区立美術館。23区最初の公立美術館とのこと。初めてしりました。へぇ~。

と、余計な前振りが長くなりましたが、リニューアル後の最初の展覧会は当美術館恒例の絵本展です。6/30(日)に見にいきました。美術館はとてもキレイになっていました。いろいろな作家さんの絵に触れ、実際の絵本も読め、少しだけ童心に帰れたような気がします。ちょっとアクセスは悪い(美術館の自虐ネタの一つ)ですが、バス停もありますし、目の前に有料駐車場もありますので、お時間がありましたら、是非。

 

☆彡「ショーン・タンの世界展」上井草・いわさきちひろ美術館 開催中~7/28(日)(見た!)

www.artkarte.art※ 板橋美術館からの流れで見にいきました。オーストラリアの絵本作家ショーン・タンさんの作品展です。文字のない絵本「アライバル」で有名とか。私は初めて知りました。「ほぼ日」で糸井重里さんが絶賛していたのを読んで見に行きました。大人のための絵本ともいえる幻想的ながら、いろいろと考えさせる世界。「セミ」(CICADA)を読みましたが、完全に大人向けで、強烈に印象に残りました(自分と重ねて涙出そう^^;)。ぜひ、ショーン・タンの世界に迷い込んでみてください。いわさきちひろさんの作品展示もあります。

 

☆彡「みんなのレオ・レオーニ展」新宿・東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 7/13(土)~9/29(日)

www.asahi.com※ 「スイミー」で有名なレオ・レオーニの展覧会です。「スイミー」は私のようなアラフィフさんから見ても懐かしい絵本ですので、きっと幅広いファンがいらっしゃると思います。美術館は本展覧会を最後に隣に建てられている建物に移転します。今の高層ビルからの景色を眺めるのはこれが最後です。絵本の世界に浸りつつ、最後の展覧会を楽しみたいと思います。

 

5. さいごに

絵本の展覧会で気になるのが多いのは、ちょっと特徴的だと思いました。夏休みだからですかね。このほかにも、原宿の太田記念美術館やトーハク等、いろいろと気になる展覧会はありますし、東京国立近代美術館の高畑勲展とか人気の高そうな美術展も多々ありますが、今回はこんな感じです。もし、こんな美術展が面白そう、面白かった、おススメというようなものがあれば、是非、教えてください。(コメント等、大歓迎です。こちらで公開させていただきます)

 

それでは、関連する過去の記事のリンクを少しご紹介します。

www.yorocon46.com

www.yorocon46.com 

www.yorocon46.com

※ 年間通じての展覧会情報はこちら。

 

以上、ここまで、お読みいただき、ありがとうございます。一つでも気になるものがあれば幸いです。

雨の日が続きますが、体調など崩されないよう、ご自愛ください。

また来月に。ではでは。

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