こんばんは。
6月に入って少し日にちは経ってしまいましたが、今月も自分のための展覧会備忘録、まとめていきたいと思います。お付き合いのほど、よろしくお願いします。
これまでの記事と重複もあれば、変更もありで、一貫性はありません。とにかく「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。なお、今月初出の展覧会は「☆彡」印を、見て来た展覧会は「(見た!)」付けてます。
今月は、ゴールデンウィークから引き続きの展覧会もあれば、切り替わって新たに始まる展覧会もあります。今月一杯という展覧会もありますので、気になる展覧会はお早めに(^^)
【目次】
1. 情報源
今回も次の情報を中心に書いていきます。ご参考まで。
・「日経 おとなのOFF」2019年1月号(+付録「2019 美術展100ハンドブック」)
・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ
チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス
・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。
それでは、いよいよ本題です。
2. 西洋美術
・「ラスキン誕生200年記念 ラファエル前派の軌跡展」東京丸の内・三菱一号館美術館 開催中~6/9(日) ※終了間近 (見た!)
mimt.jp※ 展覧会の中心的な作品が撮影可能です。モロー、クリムトに先駆けるイギリスの象徴主義の潮流。他の展覧会とあわせて、時代の流れを感じられます。
・「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」新橋/汐留・パナソニック汐留美術館 開催中~6/23(日) (見た!)
panasonic.co.jp※ フランス象徴主義の象徴、モロー展。フランスから多数作品が来日していて、おススメです。
・「特別展 クリムト展 ウィーンと日本 1900」上野・東京都美術館 開催中~7/10(水) (見た!)
※ こちら、見てきました。クリムトの世界に浸れる展覧会です。ぜひ、次の国立新美術館で開催中の「ウィーン・モダン」展とあわせて行かれることをおススメします。
・「日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」乃木坂・国立新美術館 開催中~8/5(月) (見た!)
www.nact.jp※ こちらも見てきました。クリムト・シーレの作品もありますが、世紀末のウィーンの歴史に触れられる、そんな展覧会だと思います。都美さんのクリムト展とあわせて行かれるのがおススメです。
・「ポーラ美術館×ひろしま美術館共同企画 印象派、記憶への旅」箱根・ポーラ美術館 開催中~7/28(日) (見た!)
www.polamuseum.or.jp※ 箱根の自然の中でゆっくりと印象派に浸るのもいいと思います。写真撮影可能な作品も多数。
・「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 開催中~6/30(日) (見た!)
burrell.jp※ こちらも見てきました。最後の部屋は撮影可能です。
・「シャルル=フランソワ・ドービニー」新宿・東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 開催中~6/30(日) (見た!)
www.sjnk-museum.org※ バルビゾンから印象派への架け橋。水の画家・ドービニーの絵で自然を感じてください。
・「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」目黒・東京都庭園美術館 開催中~7/7(日) (見た!)
www.teien-art-museum.ne.jp※ こちらも見てきました。エコール・ド・パリの旗手、キスリング。アール・デコの旧朝香宮邸に数多くの作品が集結。見ごたえありで、かなり、おススメです。(展覧会に関するトークショーも聞いてきたのですが、そのことは、また、別の記事に)
☆彡「松方コレクション展」上野・国立西洋美術館 6/11(火)~9/23(月・祝)
artexhibition.jp※ 西洋美のコレクションを形成する「松方コレクション」。日本が誇る稀代のコレクター松方幸次郎が収集した名品に出会えるのが楽しみです。前売券は購入済み。
・「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」東京・東京ステーションギャラリー 開催中~6/16(日) ※終了間近 (見た!)
www.ejrcf.or.jp※ こちらも見てきました。フィンランドを代表するアーティスト。メルヘンチックで少しシャガールを思わせるような図柄。また色鮮やかな陶板の作品。後年は抽象的な作品も。結構、おススメですが、人も結構多かったです。
☆彡「メスキータ展」東京・東京ステーションギャラリー 6/29(土)~8/18(日)
www.ejrcf.or.jp※ 現在、開催中のルート・ブリュック展の次に開催予定です。力強くインパクトのある線。ナチスからエッシャーが必死に守ったと言われるその作品を生で見てみたいです。
3. 日本美術
☆彡「棟方志功展」府中・府中市美術館 開催中~7/7(日)
www.city.fuchu.tokyo.jp※ 「へそまがり日本美術」が人気だった府中市美術館の次の展覧会は棟方志功。近いですし、散策ついでに、今度は見に行きたいです。(「へそまがり~」は残念ながら、混んでて入れなかった)
☆彡「生誕125年記念 速水御舟」広尾/恵比寿・山種美術館 6/8(土)~8/4(日)
www.yamatane-museum.jp※ 山種美術館さんには最近、行けてないです・・・炎の中、数々の蛾が舞う「炎舞」等、重要文化財指定の作品も含め、山種さんの御舟コレクションを鑑賞できそうです。
☆彡「近代日本の美人画展」目白/早稲田/江戸川橋・野間記念館 開催中~7/15(月・休) (見た!)
www.nomamuseum.kodansha.co.jp※ 5月末から開催です。こちらも見てきました。500円で鑑賞できますが、鏑木清方、上村松園といった日本を代表する美人画の大家の作品も展示されています。私は山川秀峰の作品が好きです。
4. その他
・「ムーミン展 THE ART AND STORY」六本木・森アーツセンターギャラリー 開催中~6/16(日)
・「藝大コレクション展 2019」上野・東京藝術大学美術館 第I期 開催中~5/6(月・祝)、第II期 5/14(火)~6/16(日) ※終了間近 (見た!)
www.geidai.ac.jp※ 第II期も見てきました。起立工商会社工芸図案は江戸琳派・酒井抱一、鈴木其一の弟子たちの作品を見ることができます。
5. さいごに
今回紹介した展覧会で、現在開催中の展覧会で行っていないのは棟方志功展、ムーミン展で、他は行ったものばかりです。本ブログで記事にしたいのですが、書くのが遅すぎて、全然進んでないのです。すこしでも紹介できればと思っています。また、1つでもお付き合いいただけますと幸いです。
それでは、関連する過去の記事のリンクを少しご紹介します。
※ 年間通じての展覧会情報はこちら。
以上、ここまで、お読みいただき、ありがとうございます。少しでもご参考になれば幸いです。
そろそろ梅雨の季節ですね。天候不順な季節。体調など崩されないよう、ご自愛ください。また来月に。ではでは。