よろコンです。
今日はこの前の土曜日(3/12)のことについて書きます。
この日は15:00頃まで家でブログを書いて、それから支度して出かけました。
【土曜の行程】
この先週末も暖かかった。ほんに梅は咲いたか、桜はまだかいな。
(駅までの道すがら、高校で咲いていた梅の花)
1. Bunkamura ザ・ミュージアム@渋谷でミロ展
まずは、中央線から井の頭線を乗り継いで渋谷・Bunkamuraに。
「●ミロ展 -日本を夢みて」
【開催概要】
・開催期間:2022/2/11(金・祝)~4/17(日)
・開館時間:10:00~18:00 ナイトミュージアム:毎週金・土は21:00まで
※ 入館は終了30分前まで
・休館日:2/15(火)、3/22(火)
・チケット:一般1800円、大学・高校生800円、中学・小学生500円
・土日祝、4/11以降は日時指定事前予約が必要(ただし空きがあれば入れてくれます)
・写真撮影NG
となりの東急デパートのミニチュア広告
Bunkamura ザ・ミュージアムの入口付近のポスター
信楽焼のタヌキ
友達の肖像の右には浮世絵
絵画(カタツムリ(escargot)、女(femme)、花(fleur)、星(etoile))。
ミロがよく描いたモチーフ
スペイン・バルセロナ出身のジュアン・ミロ(1893-1983)
シュルレアリズムの巨匠・ミロは日本が大好きだった!
日本の芸術家とも深くつながり、日本への造詣も深い。
日本の民藝品や大津絵なども集めていて、信楽焼のような陶芸からもインスピレーションを得ていたよう。
憧れの夢みる日本へは二度、来日。書道などの日本文化にも直に触れています。
そういわれてみるとミロの作品は、陶芸の釉薬が流れるような、書道の筆が走るような、日本美術に通じるものを感じさせます。
また、ミロはスペイン内戦の最中、バルセロナ、パリ等、拠点を転々として身を潜めながら活動していました。はじめ国内では注目されないまま、海外での評価がどんどん高かまっていくのです。そのミロを高く評価した国の一つが日本でした。
「日本とのつながり」という視点から見えてくるミロ。
日本というフィルターで、ミロのいろいろ、見えてきます。
さて、会場を出るとこんなお土産も
ミロ見て、ミロ飲む!
こういうの、大好きです(^^)
では、次の目的地へ
(月の見える渋谷から)
2. 森アーツセンターギャラリー@六本木でヒーロー展
渋谷の次は六本木です。
(巨大クモ(ママンというよう)の足の間に東京タワー)
このクモの下で我が家の隊長(=奥様)と待ち合わせ。昼は新宿へ買い物に。
私が10分くらい遅れそうとLineをすると、さらに30分遅れそう!との返信。どうも待ち合わせ時間を間違えた様子。お互いルーズです(いいんです。こんな感じで^^;)
ここでは
「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵 -武者たちの物語」
を見てきました。
【開催概要】
・開催期間:2022/1/21(金)~3/25(金)
・開館時間:10:00~20:00(火曜のみ17:00) ※ 入館は終了30分前まで
・休館日:-
・チケット:一般2100円、大学・専門学校生1500円、高校・小中学生1000円
・日時指定事前予約が必要(ただし空きがあれば入れてくれます)
・写真撮影OK(静止画OK、動画、三脚、自撮り棒NG)
美術館入口。となりは楳図かずお大美術展もやっています。
ボストン美術館から数多くの刀剣と浮世絵が里帰り。
古代から源平、戦国から江戸の読本。
ヒーローのストーリーにまつわる浮世絵と刀。
漫画でストーリーも分かりやすく説明されていて、おもしろいです。
さいごの部屋は刀剣ファン垂涎!
写真撮影OKでしたので、撮ってきた写真から。
まずは月岡芳年の描く平安中期の武人。
月岡芳年「明治十五年壬午季秋絵画共進会出品画 藤原保昌月下弄笛図応需」1883(明治16)年 2月12日
次は源平「牛若丸」
歌川国芳「天狗の加勢を得て戦う牛若丸と弁慶」1850年
京都・鞍馬山でカラス天狗と修業したという逸話の残る牛若丸こと源義経。天狗に加勢されたと見えるほどに強かったのでしょう。
刀の鐔(つば)で牛若丸が跳んでいます。
次は「壇ノ浦合戦」
ここも国芳
歌川国芳「長門国赤間の浦に於て源平大合戦平家一門悉く亡びる図」1845~46年頃
義経、八艘跳び
平家の最期
こちらの鐔でも義経が飛びます。
そして戦国は「川中島合戦」
またまた国芳
歌川国芳「川中島信玄謙信旗本大合戦之図」1845年
軍神・謙信
風林火山・信玄
他にも土蜘蛛退治、酒呑童子、椿説弓張月などなど、いろいろなお話を見ながら浮世絵、刀や鐔が見られるとても楽しくてユニークな展覧会でした。
そして最後は刀部屋
圧巻です。
3/25(金)までとチョッと中途半端な期間ですが、残すところも一週間程度。
開館も20:00までと夜も見られますので、是非、見てみてください。
そして、美術館も閉館間際。
食事をして帰ります。
3. 手打ちそば「欅」さん
隊長のチョイスで、今夜の夕食は久々の日本蕎麦。
六本木ヒルズ5Fにあります。
まずはビールでのどを潤し
私はかき揚げ選択
天種せいろ 芝海老かき揚げ 1990円
隊長は
大海老と野菜の天せいろ 2390円
そばは細目で風味良く、茶塩で食べるかき揚げはサクッと、あとは天つゆに大根おろしで。美味しかったです。
ごちそうさまでした!
ということで、この土曜日も、満喫しました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
展覧会はまだまだ開催中です!
よろしければ見てみてください。あと、お蕎麦も(^^)
今回は以上です。ではでは。
(六本木ヒルズ52階森アーツセンターギャラリーを出て青山方面を望む。画面中央の光は国立新美術館です)