よろコンです。
今朝もベッドから落ちました(^^;)
理由は、一つ前のブログで・・・
さて、今日から四連休。何のための四連休だったっけ・・・これは、触れないことにして、今日もとにかく好きなことして歩き回ったというだけのお話です。
相変わらず、他愛もない話ですが、お付き合いを。
【本日のコースメニュー】
- (1品目) 映画「83歳のやさしいスパイ」@吉祥寺・UPLINK吉祥寺
- (2品目) 展覧会 ランス美術館コレクション「風景画のはじまり コローから印象派へ」@新宿・SOMPO美術館
- (3品目) 展覧会 「マン・レイと女性たち」@渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム
- (コーヒー) 名曲喫茶 ライオン@渋谷
- (4品目) 映画「ベルヴィル・ランデブー」@吉祥寺・UPLINK吉祥寺
- (デザート) 鯛焼き@吉祥寺・くりこ庵
さて、本日は家で遅めの朝食(というか昼食)を食べて正午過ぎに出発。
(夏空の小金井。緑の中は涼しそう)
そして、最初の目的地は吉祥寺。暑い(^^;)
本日のコースメニュー1品目は
(1品目) 映画「83歳のやさしいスパイ」@吉祥寺・UPLINK吉祥寺
映画です。またまた来ましたUPLINK吉祥寺さん。すでに私の心のホームシアター
12:45~の上映を鑑賞。
この映画、今年の第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた作品。
83歳のおじいさんセルヒオがスパイとして雇われ老人ホームに。依頼主からは家族が虐待されていないかという調査依頼。妻を亡くして間もないセルヒオが任務を全うすべく老人ホームの人々と触れ合う中で、最後に見つけた本当の調査結果とは。
(ほぼパンフの内容。ネタバレしてないつもりです^^;)
まず、これがドキュメンタリーということにびっくりしました。でも、ドキュメンタリーじゃないとこの「味」は出ないかなぁ。
根底に流れるテーマは重め。この問題が世界共通であることをあらためて認識させられますが、重くならずにあたたかく伝えてくれます。私は「涙が溢れて止まらない」ではなかったですが、じんわりと、しみじみと心に入る作品だと思います。
(派手な展開、激情に訴えかけるような作品が好きな方には向いてないかなぁ)
さて、コース2品目
(2品目) 展覧会 ランス美術館コレクション「風景画のはじまり コローから印象派へ」@新宿・SOMPO美術館
15:00くらいから一時間ほど、こちらの展覧会を見てきました。
フランスのランス美術館は2019/9/23から2023年にかけて長期改修中。その間、作品が世界を旅してます。以前もランス美術館展を開催したSOMPO美術館に今度は風景画の名品が集います。
絵画の歴史の中では宗教画、歴史画に比べ、地位が低く見られてきた風景画。近代化が進む中、徐々にその価値が認められてきた風景画は19世紀になり鉄道・チューブ絵具といった現代では当たり前のものが登場してくると、画家をアトリエから解放し、戸外での制作に。風景画そのものが変わっていきます。
ランス美術館はルーヴルに次いでコロー作品を有する美術館とか。多数のコローの作品をはじめドービニーやブーダン、モネ、ルノワールらの作品を通じて風景画の変遷がわかる展覧会です。
個人的にはコローと活動したバルビゾンの画家・アンリ=ジョゼフ・アルピニーのべた塗り気味で明るい光を感じる作品やマクシム・モーフラの岩礁の絵なんかが好きでした。岩礁だとモネの絵も必見です。
風景画の展覧会って、ハズレがないです。きっと好きな絵があります。少し、人は多めでしたが、夏の涼に爽やかな緑と海の風景画はいかがでしょうか?
お次のコース3品目も続けての展覧会
(3品目) 展覧会 「マン・レイと女性たち」@渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム
マン・レイ。ニューヨーク・ダダの芸術家でシュールレアリスト。ニューヨーク、パリ・モンパルナス、ハリウッドそしてまたパリとアメリカ・フランスで活躍した人です。写真が有名ですが、そのほかに絵画、オブジェ、デザインとさまざまな作品を残したマルチクリエーターです。そしてモンパルナスのキキ、助手だったリー・ミラーをはじめ、数々の女性との出会いを通して自らの芸術を作り上げていきました。
本展ではマン・レイ芸術に欠かせない女性との関りを追いながら、その作品を見て行きます。
マン・レイ。今でも思い出すのは池袋西武にあったセゾン美術館でのマン・レイ展。大学生になって何も分からず手当たり次第に展覧会に行き始めた最初の頃に見た展覧会でした。当時学生だった私は正直理解ができませんでしたが、ただただ「すごい世界」と思い興味を持ったのを覚えています。あれからおよそ30年。今でも理解できているとは思いませんが、美術への興味を駆り立ててくれる芸術家の一人です。
マン・レイの写真を通じて、当時の時代の雰囲気を感じるのも面白いと思います。
Bunkamuraでは今、こんな感じで壁に絵が描かれています。
「PLAYTIME」(2021.0710SAT-31SAT)
架空のパリの街を旅してみましょう!
さてさて、ここまで立て続けに来ましたので、ちょっとブレイク。
(コーヒー) 名曲喫茶 ライオン@渋谷
今日はチャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」でした。
時間がなかったので20分くらいで出ましたが、ゆっくりするには良いところです。
渋谷に来ると毎度毎度ですが、やっぱり行ってしまう
岡本太郎「明日の神話」
暑い夏にぴったりな感じ。
さて、井の頭線で再び吉祥寺に
本日のコース最後の4品目は、再び吉祥寺のUPLINKさん
(4品目) 映画「ベルヴィル・ランデブー」@吉祥寺・UPLINK吉祥寺
19:15からの上映
こちらは2004年の第76回アカデミー賞・長編アミメーション映画賞・歌曲賞にノミネート。21世紀フランス・アニメーション伝説の作品とのこと。
おばあちゃんと暮らす孫のシャンピオン。子どもの頃から一緒の愛犬ブルーノ。シャンピオンは自転車好き。やがて大人になり特訓を重ねてツール・ド・フランスに出場。ところがそこで事件が。マフィアに誘拐されるシャンピオン。孫を助けに立ち上がるおばあちゃんとブルーノ。そして謎の助っ人・三つ子のシンガー。奇想天外なシャンピオン奪還作戦の結果やいかに。(これもパンフから。ネタバレしてないと思いますが・・・)
・・・冒険活劇のように書いていますが、この作品、アニメーション監督・高畑勲監督のこのことばがぴったりくる気がします。
「きわめて個性的な長編アニメの傑作」
結構、シュールでナンセンス。ちょっとブラック、ちょいグロでかなりエスプリの利いた作品でした。アニメということで小さいお子さんとかを連れていくと「むっ、少し違う^^;」なんて思うかもしれません。見るなら大人のアニメだと思いました。(個人の感想です)
ということで、本日のコースは終了。
おなかいっぱいですが、最後はやっぱり食べたいかなぁ、デザートが。
(デザート) 鯛焼き@吉祥寺・くりこ庵
次見に来る映画を物色していると・・・
おいおい、こりゃ食えんなぁ(^^;)
でも、見に来ちゃいそう・・・
いずれにせよ、また来ます。
さっ、毒が回ってこないように(くわばらくわばら)、UPLINKさんのある吉祥寺PARCOを出て駅の方に。
帰りがけ、やっぱり気になって、ハモニカ横丁のお店の方を見てみると、開いてそう。
ギリギリセーフ。間に合いました。
くりこ庵の鯛焼きです。
今日でスタンプカードがいっぱいになって、次は1つサービスなんです。やったー。(どんだけ食べているのか)
暑くても、吉祥寺に来ると食べたくなる。パブロフの犬なのか、食べたいから来るのか・・・どっちでも良いか。
ということで、本日も無事終了。これで、ゆっくり寝られます。
そして今日はベッドから落ちなくて済みそうです。
こんかいもここまでこの他愛のない話にお付き合いいただき、ありがとうございました。また、次もよろしくお願い申し上げます。
ではでは。
(吉祥寺北口、パルコ前あたりの花壇の花。キレイだけど名前は何だろう?)