よろコンです。
今年は生誕250周年のベートーヴェンのコンサートが続きますが、今回もベートーヴェンを聞いてきました。今年3回目ですね。
この日、訪れたのは、こちら
荻窪
(着いたときは曇っていました^^;)
通勤途中の中央線の駅。でも、なかなか途中下車することはありません。
コンサートついでに街も少し散策してきましたので、ご紹介したいと思います。
【目次】
1. 杉並公会堂
今回のコンサートホールは杉並公会堂。
(公式サイト)
杉並公会堂 公式サイト | 日本有数の音響効果を誇る大ホール
荻窪駅の北口を出て青梅街道を西荻窪方面に5分ほど歩いたところにあります。
アラフィフ世代(もうすぐJust 50)の私が杉並公会堂と聞いて思い出すのは
ザ・ドリフターズの「8時だヨ!全員集合」
旧公会堂で公開生放送が行われていました。
当時、この舞台にバイクなどが乗り入れてコントをしていたかと思うと、今では考えられないスゴいことをしていたんだなぁと、ただただ感心します。
そして、杉並公会堂のもう一つの伝説(?!)
そうです。パネルにあるとおり
ウルトラマン誕生の地
なのです。
この公会堂でウルトラマン前夜祭が開催され、ウルトラマンが誕生したのです。
やはり、われらアラフィフ世代には伝説の地です。
2. ベートーヴェン・交響曲第3番「英雄」
ということで、"伝説"のホールで聴く今回のコンサートは、こちら
日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会
(杉並公会堂)
指揮:小林研一郎
曲目:
ベートーヴェン:<<エグモント>>序曲 op.84
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 op.55
9/27(日) 14:00開演
現在の杉並公会堂は日フィルのフランチャイズホール。
そんなゆかりのあるホールで演奏されたのがベートーヴェンの英雄交響曲です。
今回も指揮者は
炎のマエストロ・小林研一郎さん
英雄交響曲。「eroica(エロイカ)」とも呼ばれます。
ベートーヴェンがナポレオンを讃えるために作曲しましたが、ナポレオンが皇帝になったことに激怒し、献辞を書いた表紙を破り捨てたという逸話が残っています。でも、実際は破かれたのではなく、献辞をペンで消し「シンフォニア・エロイカ」と改題、「ある英雄の思い出のために」と書き加えられているようです。
ベートーヴェンに第九作曲中のころ「自身の作曲した曲でいちばんの曲は何か」と聞いたところ「エロイカ」と答えたと言われています。そう、ベートーヴェン一押しの曲なのです。
指揮者・広上淳一さんがNHKの日曜9時からの音楽番組で稲垣吾郎さんとこの曲について話しをされていて
「第1楽章の初めにビンタ2発食らわせるような曲。そんな曲はこれまで誰も書かなかった」というと稲垣さんが「それはアントニオ猪木さんしか許されないことですね(笑)」というような返しをされていました。それくらい、最初から飛ばした交響曲です。
もう、この話を聞きましたので、最初から、「どんなビンタが飛んでくるか(^^)」なんて、ワクワクしながら聴いてきました。
そして、今回もアンコールには定番の「ダニー・ボーイ」
郷愁を誘います。
演奏会が終わり、外に出るころには
すっかり、晴れてきました。
ということで、この後は少し、荻窪の街を歩きます。
3. 荻窪散策
さて、コンサートが終わって最初に向かったのは
吟遊詩人(パン屋さん)
こちらは、青梅街道沿いのパン屋さんです。
15:30過ぎに訪れたので、残っている品数は多くなかったのですが、翌日の朝食のため、こちらのパンを買いました。
左がシナモンとリンゴのマフィン、右が蜂蜜のマフィン
どちらも程よい甘み、モチモチとした食感で美味しかったです。
こちらはカボチャのパイ。かぼちゃが厚切りで結構存在感があります。これも美味しかった。
ピーナッツバターのフランスパン。
ビーナッツバターに粗くつぶしたピーナッツが入っていて、食感、お味ともに面白いパンです。
いずれも220円~290円くらいで、お手頃に美味しいパンをいただけます。
翌日の朝食も購入したところで次に向かったのは
ミニヨン(名曲喫茶)
荻窪駅の南口を出て阿佐ヶ谷方面に。近くにNTTがあります。看板は大きいのですが、入口は小さく、少し探しちゃいました。
こちらのお店は名曲喫茶。でも、小さな声での会話はOKです。
コンサートの後、またクラシックを聴きながらコーヒーを飲んでくつろぐ。なかなか贅沢な時間でした。
こちらでは、店内でミニコンサートを開催したり、ギャラリーが併設されていたりと、ゆっくりとした時間を過ごしたいときにはピッタリの場所でした。また、訪れたいと思います。
ということで、コンサートと荻窪の街。荻窪は、このほかにも飲む場所も多いので、次回はお酒目当てで訪問したいと思いました。
ということで、今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
(このビール。飲んでみたい)