よろコンです。
先日、土曜日(6/12)、午前中は所用があって、東京駅に。
そして、昼から初台・東京オペラシティのコンサートに行ってきました。
本当はゆっくり余裕をもって到着、お昼もゆっくり食べて・・・という予定で考えていたのですが、急遽、直前の予定を変更したため、結局バタバタで初台に到着。お昼もコンビニのパンで済ませることに。まぁ、いつもどおりです(^^;)
東京オペラシティでいつもお出迎えしてくれるのは
今日も見上げる彼。
さて、今回のコンサートですが(ここから、本題^^;)
東京交響楽団 東京オペラシティシリーズ 第121回
2021/6/12(土) 14:00 開演
@東京オペラシティコンサートホール(タケミツ メモリアル)
です。
昼食もそこそこにコンサートホールの中に
本日、演奏の曲は
プロコフィエフ:
ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
井上 道義[指揮]
松田 華音[ピアノ]
ロシアのピアニストで作曲家のセルゲイ・プロコフィエフ
1921年に作曲したピアノ協奏曲がこの第3番です。初演は1921年12月16日シカゴ、シカゴ交響楽団&プロコフィエフ独奏とのこと。1918年5月、革命後のロシアをあとにし、アメリカに亡命。以降、約20年に及ぶ亡命生活の中で作られた作品です。
ピアニストの松田 華音(かのん)さん。
現在、モスクワ音楽院大学在学中。今回は海外から来日予定だった演奏家がCOVID-19のため来日できず松田さんに変更となりました。そして曲目もプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番から第3番に。
ただ、私にとっては、むしろ松田さんの演奏を生で見たいと思っていましたので、今回のコンサートに来ることにしました。
それは、テレビのNHK音楽館で伊福部昭さんの曲を井上マエストロと松田さんが演奏する回があり、その時のインタビューで松田さんが伊福部さん曲を演奏するにあたりピアノを「打楽器のように演奏したい」と話されていたのが、とても印象に残っていたからです。(記憶違いだったらすみません)
今回のピアノ協奏曲、特に第一楽章は、ピアノが跳ねるような展開で、まさに「ピアノは打楽器」にぴったしだと勝手に思いながら演奏を聴いていました。それにしても、ソリストの人にはいつも思いますが、あのオーケストラと一人で向き合い、対話しながら演奏するパワーはどこから来るのでしょう。また、彼女の演奏を聴きに行きたくなりました。
ちなみに伊福部 昭(いふくべ あきら)さんはストラヴィンスキーに影響を受け、あの「ゴジラ」のテーマなどを作曲された方です。(TV見て、初めて知りました^^;)
さて、一曲目が終わり20分の休憩に。
そのあと、演奏されたのが
プロコフィエフ:
「ロメオとジュリエット」組曲より(井上道義セレクション)
井上 道義[指揮]
あの、シェークスピアの「ロメオとジュリエット」をもとにしたバレエ音楽。原作バレエは1935年に第1版、1940年に第2版作曲。組曲としては第1組曲1936年、第2組曲1936年、第3組曲は1946年に作曲されています。
今回も演奏された第2組曲第1曲「モンターギュ家とキャピュレット家」はだいぶ昔ですがソフトバンクのCMでも流れていたので、聞いたことがある人も多いと思います。
マエストロ井上 道義さんですが、京都市交響楽団の音楽監督・常任指揮者や大阪フィルの首席指揮者を務め、テレビ出演など、幅広く活躍される日本を代表する指揮者の一人。最近ではショスタコーヴィッチの交響曲の指揮者としても注目されています。
前から一度、生で聴いて(見て?!)みたかった方です。なぜ、見てみたいかと言うと・・・
私の個人的な感想ですが、とても大きな踊るような動き(ちょっとコミカル)で指揮をされるので、「指揮者界の桂枝雀師匠」(あっ、ディスってないです。名人ということです)なんて、勝手に思っていたりするからです。今回も見ごたえ(?!)のある演奏でした。
さて、今回聴いたプロコフィエフですが、実はコンサートでも演奏された「ロメオとジュリエット」の「モンターギュ家とキャピュレット家」を小学生の時に聞いて「おどろおどろしい」と思い、それから敬遠してきた作曲家なのです。ある程度、大人になってからも、敢えて聴こうとは思わなかった。
ところが、テレビで見たピアニストのインタビューに興味を持ち、その方の演奏を聴きたいと思い、長年敬遠していたプロコフィエフを聴こうと決意。聞いてみて、むしろハマりました。ピアノ協奏曲第3番第1楽章は、今でも通勤中とかに聞いています。40年近くの時を経て、人間どう変わるか分からないものですね(^^;)
さて、コンサートも終わり、オペラシティをあとに
家に帰り途中の井の頭線・吉祥寺
家に着いて、今夜も一杯
このあと、結局飲み過ぎて、日曜日はずーっと家でゴロゴロしていました。
(あ~ぁ、もったいない^^;)
さて、最初に戻りますが、コンサートの前に急遽入れ込んだ予定はこちら。
東京ステーションギャラリー「コレクター福富太郎の眼」
こちらも良かったので、いずれまたどこかで。
ということで、今回もお読みいただき、ありがとうございました。
7月に入ったら、またコンサート、行ってきます。
本日は以上です。ではでは。
(オペラシティのアジサイ)