よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

【グルメ】男の一人飲み 新宿で人生最高の一人飲み(かも^_^)

よろコン@お酒は人生の伴侶です。

 

今週のお題「外のことがわからない」

 

  本当に外のことなんてわかりません。行ってみなければ。

だから人は外に行くんです。新しい世界を求めて。

 

  と、チョッと大袈裟な出だしでしたが、今日はとにかくサイコーの「一人飲み」の夜でした。(いつも、「サイコー」ですが、今日は特に)

 

・・・さて、今日は仕事もそれほど忙しくなく、定時で会社を上がって行ったのがこちら。

 

新宿末廣亭

 

 もう、落語なんていつ以来でしょう^_^;

末廣亭は去年のGW以来。

新型コロナの影響を受けて6/1から2か月ぶりの開催とのこと。池袋演芸場、上野・鈴本演芸場は7/1から開催のようです。

 

入場時は検温、手の消毒。人数も100人までとのこと。

新宿末廣亭

18:00に到着。無事、入ることができました。

 

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(入り口では検温中)

 

  6月上席(6/10まで)のトリは最近、テレビでの活躍も著しい柳家喬太郎師匠(キリンのCMにも焼鳥屋のマスターとして出演)

爆笑ネタも聞かせる話も、新作も古典も、とにかく変幻自在。これだけ、いろいろな話を聞かせる落語家も珍しいと思います。

ガッツリ笑おうと思って行きましたが、今日は聞かせるネタ。

三遊亭圓朝作「指物師名人長二」の「仏壇こわし」

 

明治の名人、「牡丹燈篭」で有名な圓朝の作を時折、独特のセンスが光る笑いを忍ばせながらの高座。とても満足度の高い内容でした。最近の一押し落語家さんです。

(押しの落語家さんの話はいつかこのブログでも。三三さん、一之輔さん 他)

 

  さて、21:00で寄席は終わり外へ。

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出てきたここは新宿三丁目。呑兵衛ならずとも一杯行きたいところ。

 

今は22:00までの一時間一本勝負!

と、ふらり、居酒屋さんを探すと末廣亭を出て目と鼻の先のこのお店に

 

薩摩おごじょ

 

「薩摩おごじょ」=「鹿児島の女性」

 

お店の前でマスターが声をかけてくれました。

団体さんが帰った後らしく、今はだれもいない様子。迷わず入店。


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  コロナ禍の家飲みで見た吉田類さんの酒場放浪記で知ったお店。

吉田類の酒場放浪記 BS-TBS | お店情報

 

中に入ると私一人の様子。マスターに撮影許可を得て店内も撮影。

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レトロな雰囲気。良いですねぇ。

仕切りも設置でコロナ対策もばっちり。もちろん入店時は手の消毒も。

(一人だったので、そういう心配もなかったですが)

 

普段だったら、混んでてとても入れないお店に難なく潜入。超ラッキー!

 

ということで、ここでも、まずはビール!

ビールは瓶ビール。サッポロとのこと。
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いやいや、しみわたります。

 

お客さんも、たまたま私だけだったので、マスターともいろいろとお話しさせていただきました。

吉田類さんのサイン。
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高倉健さんは常連だったらしく、左の筆のサインが高倉健さんのものとか。
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貴重ですよねぇ。

 

  おすすめを聞いて、最初の注文は枕崎のカツオ

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刺身です。肉厚!

にんにく、しょうが、わさび。

どの薬味で食べても秀逸。カツオの風味ゆたか。お酒が進みます。

 

次のおススメを聞いて頼んだのが知覧の地鶏の鳥刺し

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白いのがむね肉。赤いのがもも肉。

むね肉は柔らかくサッパリ。もも肉は歯ごたえあり、鳥の風味も濃い。

いやぁ~、マジ美味しい!(すみません。年甲斐もなく若者言葉が・・・^^;)

 

ここに来て焼酎を飲まない手はありません。

お店のおかみにお薦めの芋焼酎をお聞きすると

「おはら」

前の晩にお水とあわせて寝かせてまろやかにしているそうで、水割りかお湯割りがお薦めとのこと。(酔って聞いたので、説明が間違っていたらごめんなさい)

私は猫好き、いやいや猫舌なので水割りをチョイス。

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これは、芋のガツンと来る感じではなく、口当たりよく、後から芋の香りがゆっくりと。まぁ、美味しい。まぁ、優しい。芋焼酎を飲みなれていない人でも楽しめるお味。間違いない!

 

さて、刺身系が続いたので、少し煮物もと、次に頼んだのが「とんこつ」

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豚にこんにゃく。ゴボウに大根。(こんにゃくの下、見えませんね^^;)

角煮とも違い、口の中でほろほろ溶ける豚肉。味が滲み込みゼリーのような大根。柔らかなゴボウにチョッとさっぱり感のある大きなこんにゃく。絶品です。

 

  「おはら」を飲んで、今度はがっつりな芋焼酎をマスターにお聞きして頼んだのが

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「南之方」(みなんかた)

吉田類さんにもおススメした焼酎。ロックで。

芋の風味豊かですが、お酒感はきつくなく。ゆっくり楽しみたい焼酎。これは美味しいですよ。間違いない!

(吉田類さんは芋焼酎がお好きで、収録後も芋焼酎をたしなまれていたとか。レジェンドです)

 

  「とんこつ」を食べながらラストまでチビチビと。こんな幸せ、火曜日の夜に味わって大丈夫かなぁ。明日の自分が少し不安に。(まだ、週中。明日も会社、行かなきゃだよなぁ)


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この日は22:00までということで、私が最後の客に。カウンターの電車の表示。上のサインは林家たい平さん。美大出身、染色家・芹沢銈介氏を敬愛していた林家たい平師匠らしい色紙ですね。

 

  マスター曰く、今回のコロナ禍でお客さんは2割程度になって大変ですよ、とのこと。

お客さんも、まだまだ戻っていないとか。

 

  いや~、分かります。でも、また、絶対、飲みに来たいです。

こういう素晴らしいお店。続けてほしいです。とにかく美味しかった。

 

  ということで、お店をあとにして家路に。ごちそうさまでした。

私、絶対、また来ます。(ひとりかもしれないけど^^;)

 


お店のメニューはこんな感じです。

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今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございます!

いよいよ、私の書道も再開です。

早く、今のような現実の中でも日常を取り戻したいものです。

健やかな日を願い、今日のブログを終わります。

薩摩おごじょさんでまた飲む日を楽しみにして。

ではでは。