よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

映画偏食家の映画評「ぬけろ、メビウス」(2023/2/3鑑賞)

映画偏食家のよろコンです。「怖い」映画は苦手です(^^;)

 

またまた映画ネタから久しく離れていましたが、今回は自称・映画偏食家が節分の日の出社後、定時ダッシュ(死語^^;)で行ってきましたこちらの映画です。

 

「ぬけろ、メビウス!!」@新宿・シネマカリテさん

(上映時間:93分)

 

(映画のサイト)

 www.mobius-loop-movie.com

 

 

(映画館のサイト)

qualite.musashino-k.jp

新宿東口を出て代々木方面に歩いて1・2分

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シネマカリテさんへと降りていく入口

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前回映画に行ってから半年以上たっているかもしれません。

久々に見た映画、楽しかったですねぇ。

 

  さて、この日、定時ダッシュの理由は、この日に封切られた本作18:35からの回で上映後、次の方々の豪華トークイベントがあったからです。

 

【トークイベント出演者】

・主役・櫻川 優子役:坂ノ上 茜さん

・優子の母親・櫻川 久美子役:藤田 朋子さん

・優子の恋人・佐藤 太一役:細田 善彦さん

・監督:加藤慶吾さん

 

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(トークイベントでチケットは完売)

 

これはトークイベント後のフォトセッションでの撮影

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左から細田善彦さん、坂ノ上茜さん、藤田朋子さん、加藤慶吾監督


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坂ノ上茜さんの手は"メビウス"ポーズ、藤田朋子さんの頭には節分の鬼の角

 

坂ノ上茜さん。火曜日の22:00からBSーTBSで放送中の「町中華で飲ろうぜ」に出演されていて、明るくて飲みっぷりの良い

”町中華の伝道師"

なのですが、トークイベントでも、とても明るくて楽しいお話を聞かせてもらいました。

 

さて、いよいよ本題の映画です。

 

そうそう、今回の映画のタイトルにもある"メビウス(の輪)"とは

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(写真の上の方のピンクの輪が"メビウスの輪")

 

  帯状のものを一ひねりしてつなぎ合わせたもの。その面に線を引いていくと表裏入れ替わりながら元の位置へと戻っていく。何度書いても永遠に表裏交差しながら元へと戻る。ドイツの数学者アウグスト・フェルディナント・メビウスが発見し、名付けられました。

 

それでは今回もいろいろとネタバレがあるかと思います。個人的な意見も多々書いてますが、そこはご容赦。

(それを読むのはチョッと・・・という方は、ここまででm(_ _)m)

 

・ストーリー(映画・映画館サイトを参考に)

    - この映画のストーリーは映画のサイトからそのまま持ってくると

       「建築会社の契約社員として働く櫻川優子は、

          通称「5年ルール」が原因で正社員になる前に雇い止めを宣告される。

          優子はかつて諦めた教員になる夢を叶えるべく、

         24歳にして大学進学に向けて突っ走り始める。」

    - この優子が受験へと向かっていくストーリーは、いろいろな人が交差し、
         紆余曲折ながらも展開していきます。

 

・キャスト

   先ほどのトークイベントに来られた方以外に

   - 優子の幼馴染で同じ会社の契約社員・木下 奈月役:松原 菜野花さん

   - 優子の前に突然現れた"王子様"?!・青山 瑛人役:田中 偉登さん

   - 青山瑛人の明るい(?!)お父さんとお母さん役:寺脇 康文さん、加藤 貴子さん

 

・この映画見て、思ったことは・・・

   - 映画館の紹介文には「人生なめてて、すみません」と書いてあるのですが(^^)、
        映画の前半は優子のそういう面が描かれていています。

   - そして途中は「人生なめてて・・・」の絶頂に達した優子がコミカルに
        描かれています。

   - そんな絶頂から一転したところから、優子の本当のストーリーが始まる!
        というように見ていました。
       (この説明では分かるかなぁ、分かんねいだろうなぁ・・・
        ということで実際のところは映画館で確認を!)

   - 受験をテーマにすると私世代だと古くは「家族ゲーム」、最近だと
        読んではいませんが「ビリギャル」とか「ドラゴン桜」とか、
        かなりの落ちこぼれが超難関校に挑んでいくというイメージがありますが、
        本作はチョッとそれとは一線を画していて、等身大の主人公が等身大の
        受験に向かっていくという感じです

   - だからこそ、派手さはないですが、お母さん、太一、奈月ほか、優子を
        取り巻く人々の優子への優しさがじんわり沁みました。

   - 映画前半のお母さんの言葉「なんで目の前の幸せを大事にできないんだろう」、
        同じ契約社員の奈月が目の前の夢・正社員にむかって頑張る姿、
        突然目の前に現れた現実とは違う夢のような世界、そして
        自分がずっと心にしまい込んでいた果たせなかった夢、

        そんな優子を取り巻く夢がメビウスの輪のように回り続ける・・・
        さて優子はそんなメビウスの輪をどうぬけていくのでしょうか?

 

  私もこう見えて(どう見えて^^;)受験は2回経験しています(ふつうに言えば一浪です)

今の生活、恵まれていないとは言いません。でも、望んだものかと言われれば・・・

そんな日常の中で何か一歩踏み出したい、踏み出さないまでも、何かそっと背中に手を当ててほしい、そんな方におススメのさりげなくも優しさが詰まった映画でした。

(実はおじさん結構、涙しました)

 

  あなたなら、そのメビウスの輪。どうぬけますか?

 

  ちなみにこの映画を見た後、感想をTwitterにツイートしたところ優子と奈月に「イイね」してもらいました。素直にうれしかったです!ありがとうございました!(坂ノ上茜さんの「ノ」を間違えていました。すみませんm(_ _)m)

 

   ということで、いかがでしたでしょうか?

今回もここまでお読みいただいた方、ありがとうございました!

 

ちなみに、2/14のバレンタインの日、シネマカリテさんの19:50の回の上映後、加藤慶吾監督と音楽担当コバケンさんのトークショウがあるそうです。これもおもしろそう。

シネマカリテさんでは来週2/16(木)までの予定ということで、是非映画館で。

 

いや~映画って本当はいいものですよね。
それでは、さよなら、さよなら、さよなら


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(2/10(金)、トークショーから一週間。今日の昼、東京は雪)