よろコンです。
今日は銀座です。
行ってきたのはGINZA・SIXからも近い
ギャラリーです。
見てきたのは、こちら
SAUL STEINBERG
ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み@ggg
【開催概要】
・開催期間:2021/12/10(金)~3/12(土)
・開館時間:11:00~19:00
・休館日:日曜、祝日
・チケット:無料
・写真撮影OK(ただしフラッシュ、三脚NG、動画もNG)
「ggg」さんは、「ギンザ・グラフィック・ギャラリー」の略で大日本印刷(DNP)さんが創業の地、銀座に設立したとのこと。
広くはないですが、1階、地下1階の展示スペースがあります。
そして現在、ここで開催中のソール・スタインバーグ展
ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み | ギンザ・グラフィック・ギャラリー
ソール・スタインバーグとは(パンフレット参照)
・1914年ルーマニア生まれ
・ルーマニア・ブカレスト大学で哲学・文学を学んだ後、イタリアのミラノ王立工科大(現ミラノ工科大)にて建築を専攻
・反ユダヤのファシスト政権を逃れ1941年アメリカへ
・戦後、ニューヨークで雑誌「The New Yorker」の仕事に携わる
・美術と漫画の領域を超えて活躍
・藤子不二雄、和田誠、柳原良平などの日本でも影響を受けた漫画家、芸術家多数
(柳原良平さんの「トリスおじさん」、まさに影響を受けています!)
アメリカで最も愛された芸術家・ソール・スタインバーグが矛盾を孕んだこの世界を分析し、シニカルに再構築したアナザー・ワールドに行ってみましょう。
ここからはギャラリーで撮影した写真の紹介です。
(写真へのコメントはタイトルではないのであしからず)
今まさに、こうしてほしい人がいます。
くつろぎのひととき、その1
くつろぎのひととき、その2
五線譜の雨
今だからこそ、振り返えろう!
ソール・スタインバーグは哲学・文学を学び、建築を学んでいます。
文系的脳、理系的脳の両方でこの世界を分析し、再構築することができた人なのでしょう。そしてそれを鋭く細い線で極度に抽象化した、でも、どこか親近感のあるキャラクターで表現することのできる人なのでしょう。
この芸術とも漫画ともいわれる世界をソール・スタインバーグはむしろ楽しんでいたようです。まさにグラフィックの世界を自由に泳いでいたのでしょう。
続けます。
え、そんなことありえない!
きっとは多分、多分はきっと。どっち
そして抱えきれないほどの「?」
いずれ、お前もおなじ道
この絵、個人的にはとても好きでした。
本当に、今この絵を見て、考えてほしい。
世界に平和を!
ということで、以上です。
こちらのギャラリーは日曜・祝日はお休みですが、これだけの作品を無料で見られる。19:00まで開いていますので、是非、近くに来られた方、会社帰りに見てみてください。このほかにもポスターなどいろいろな作品があり、楽しめました。
それにしても、いつまでも、どこにいてもみんなが普段の生活を送れる、そんな世界であってほしいものです。
War is over, if you want it
終わらないのは、なぜ?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた。
独裁者よ、さらば!