よろコンです。
これを書いている1/24(正確には日付変わって1/25)の夜
東京・小金井の窓の外は風が大きな唸り声をあげる寒い夜です。
明日の最低気温はマイナス予想。会社、行きたくないなぁ・・・(^^;)
あ~、早く週末になってほしい!
ということで、先週末(1/21~22)を振り返ってみます。いろいろ行きました。
今日は、ぶらぶら散歩しながら、ふらふらっと入った2つの展覧会について
まずは一つ目
「龍星閣がつないだ夢二の心 ~ 「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点」
@日比谷公園内・日比谷図書文化館1F
(千代田区の文化財)
https://www.edo-chiyoda.jp/tenji_koza_kodomotaikenkyoshitsu/tenji/1/511.html
(企画展チラシ)
https://www.edo-chiyoda.jp/material/files/group/2/r4_yumeji_chirashi2.PDF
先週末の土曜(1/21)夕方、サントリーホール(溜池山王・六本木一丁目)でのコンサートの後、我が家の隊長(=奥様)と待ち合わせをしている銀座まで歩いてぶらぶらと。
途中、日比谷公園を通ると
この看板が目に
待ち合わせまで時間もあったので、ふらふらっと中へ
「大正ロマン」を代表し、その美人画は「夢二式美人」と呼ばれ、もてはやされた竹久夢二。デザインや装丁などなど様々な分野で活躍。でも、亡くなった後、一時的に忘れられた存在になってしまいます。
そんな夢二にスポットライトを当て再び夢二ブームを作ったのが千代田区の出版社「龍星閣」。創業の澤田伊四郎氏は自らを「出版屋」と呼び、夢二の作品の価値を理解し、再び世に知らしめるため、作品集を出版していきます。そんな龍星閣が集めた夢二作品のコレクションが千代田区指定の文化財になったことを記念した企画展です。
観覧料は無料、基本的に撮影可能(NGなものもありますので要注意)、夢二の足跡をたどり、その作品を楽しめる展覧会です。
会場はこんな感じ
「秋」 大正9年(1920)頃
「亀井戸」 大正14年(1925)頃
「月刊夢二えはがき 四季の花 黒猫」大正2年(1913)頃
「セノオ楽譜No.44 蘭灯」大正13年(1924)
会場には澤田伊四郎氏と夢二の長男・虹之介さんとのやり取りの手紙、夢二作品にまつわる契約関係の文書など、龍星閣と夢二に関する資料や写真などもあります。
現在も夢二作品を楽しむことができるきっかけとなった「出版屋」さんに感謝!な展覧会でした。2/28(火)まで
図書館を出て、再び銀座にぶらぶらと・・・
隊長との待ち合わせの時間まであと一時間
本日、二つ目はこちらのギャラリーにふらふらと
「宇野亞喜良 万華鏡」
@銀座・ggg(ginza graphic gallery)
(ギャラリーのサイト)
こちらも観覧料無料、ほとんどの作品が撮影OK(一部NGあり)
現在88歳、米寿の宇野亞喜良さん
1960~1970年代は寺山修司演出の天井桟敷公演等、アングラ劇団のポスターを手掛け、一世を風靡。サブカルとも強い結びつきを持つその作品は不思議・妖艶・アンニュイ、でもかわいい・・・様々な要素を孕んで妖しい魅力に包まれています。
そんな宇野さんの最新作と過去のポスター作品が展示されています。
まずは一階から。俳句と少女をテーマにした最近の作品から
「百合」
俳句は夏井いつきさん
地下階は過去のポスター作品
「My Minitopia My Minica '70」ポスター(三菱自動車のポスター) 1970年
この作品、同い年。でも、全然斬新
「三井信託銀行」ポスター 1971年
この作品、一つ下。でも、全然斬新
「劇団:人形の家第一回公演「人魚姫」ポスター」 1967年
この作品、三つ先輩。でも、全然斬新
寺山修司作品の公演ポスター
もっともっと過激なポスターもありますが、そちらはギャラリーで
1970年のポスターにタイトルは「ブラブラ男爵」、その紹介は「ロック・ミュージカル★★みな皆殺しとエロスの大喜劇」とかなりぶっ飛んだ内容が予想される公演のポスターがありました。この開催場所が「後楽園ゆうえん地野外ステージ」
料金は大人250円、小人150円。雨天中止。果たして、子どもが見ても大丈夫な内容だったのだろうか?気になります。
こちらの展覧会は1/31まで。日曜休館なので週末は今週が最後。見逃されないよう、ご注意を
そして、隊長と待ち合わせの19:00
この後は食事に。こちらの方はいずれまた
ということで、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
本日は以上です。
10年ぶりの大寒波。風にも風邪にも気をつけましょう。
ではでは
(ギンザで見た象)