よろコンです。今日は、久々に音楽の話です。
楽器をやったこともなく、音楽に関することは何もしてこなかったのですが、聴くのは好きです。ということで、もちろん大したことは書けません(それを言うと、なんでもそうですが・・・)が、少しばかりお付き合いいただけますと幸いです。
ここ最近、久々に2回ほどコンサートに行って、とても感動しました。
音楽は色々なジャンルを聞きますが、その中でも、いちばん好きなのは
「クラシック」
特にオーケストラの曲(前にも、同じことを書いたような)
ということで、今回、行ってきましたコンサートは
日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会
(サントリーホール)
指揮:広上 淳一(ひろかみ じゅんいち)
曲目:
ベートーヴェン:<<エグモント>>序曲 op.84
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67 <<運命>>
8/1(土) 14:00開演
です。
もう、クラシックを聴く人、聴かない人に関係なく、全世界でもっとも有名な曲の一つ、あの「運命」です。久々に聴きましたが、いや~、とても良かったです。
今回、このコンサートを見に行こうと思ったきっかけの1つは、たまたま見た日フィルのサイトのトップがこうなっていたから・・・
「日フィル存続の危機」
えぇっ・・・
COVID-19の影響で公演の多くが中止になって、大変なことになっているとは思っていましたが
「ここまでとは・・・」
かなり、衝撃的な内容でした。
「こんなことで日フィルがなくなってはいけない!」
応援したい。できれば演奏を聴くことで応援したい。
と思いサイトをさらに見てみたところ、今回の特別演奏会があることが分かり、行ってきました。
さて、今回の公演、途中休憩なしの約一時間のプログラム。
クラシックのプログラムは長い曲(ベートーヴェンの第九やマーラーの復活など)を休憩なしで一曲演奏して終わる場合もありますが、多くは前半(40~50分くらい。協奏曲等)、途中休憩(15分くらい。寄席や相撲でいう「中入り」?!)、後半(一時間くらい、交響曲等)で構成されています。
今回、中入りなし、一時間のプログラムになったのも、COVID-19の影響。長時間の密を避けるための努力です。
それでも、コンサートができるようになったのは何より。
ということで、サントリーホールに行ってきました。梅雨明けの一日、暑かった・・・
溜池山王駅からインターコンチを抜けてサントリーホールに到着。
アークヒルズではマルシェをやっていました。
まずは開演までに腹ごしらえ。アーク森ビル2Fの
「THE CITY BAKERY BRASSERIES RUBIN」
THE CITY BAKERY(シティベーカリー・カフェ・レストラン)東京・大阪・福岡
ツナサンドとコーンブレッド。ツナがたっぷり入ったツナサンド、美味しかったです。
お腹も満ちて、いざ、サントリーホールの中へ。
(入口上部)
こちら、マスク着用はもちろん、入ってからの手の消毒、チケット確認も間隔を開けて並び、入口のモニターで体温も確認されていました。席は前後左右1つ飛ばしと対策されています。
さぁ、いよいよ公演開始ですが、少し紹介しますと、今回のマエストロ
広上 淳一さん
ですが、京都市響の常任指揮者などを歴任されていて、「のだめカンタービレ」に出てくるジャンプする指揮者のモデルになった方とか。(すみません。「のだめカンタービレ」見てません^^;)
小柄なのですが、非常に大きな動きでパワフルに指揮される指揮者です。(だと、思って見てます。技術的なことはわかりませんが)
なお、現在のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」のオープニング曲でNHK交響楽団を指揮されているのも、この方です。
さて、今回、演奏される曲ですが、どちらもベートーヴェン。
そして、2020年の今年といえば、
ベートーヴェン 生誕250年
という、実はとっても記念すべき年なのです。
ゴールデンウィークに開催予定だったクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ東京」だって、ベートーヴェンが特集されるはずだったのです。中止でしたが・・・
ということで、今回聴きました曲、どちらもよかったのですが、やはり
交響曲第5番<<運命>>
「ベタだなぁ」なんて、思われちゃうかもしれませんが、とっても良かったぁ。
実は、もう長いこと全4楽章を通しで聴くことはありませんでした。何年と、もしかしたら十年以上経っているかもしれません。
久々に聴いた運命はいわゆる「運命は扉をたたく」と言われるあの4音動機が展開していく第1楽章はもちろんのこと、私にとってのこの曲の最大の見せ場は静かになった第3楽章の終わりから続けて演奏される第4楽章!
華やかで爽快で空を突き抜けていくような、または優雅に滑らかに天を滑っているような、そんな感覚を覚えます。(あくまで個人的感想)
そして、最後までどんどん盛り上がって、終了。
オーケストラに空まで連れて行ってもらったような気になりました。(ちょっと、興奮気味だったので、大げさなのはご容赦(^^;))
最後、一曲アンコール(グリーグの曲)もあり、大満足で会場を後にしました。また来ようっと。
オーケストラも、演奏者の間隔をとったり、特に管楽器は慎重に配置を決めたりと、大変な思いをされていると思います。これからも、十分な対策をとりながら、コンサートができれば、そして、こちらも聴きに行くことができればと思っています。
この日の演奏は10月までアーカイブ配信(有料1000円)されています。ご紹介まで。(日フィルのサイトまで)
なお、このコンサートの後は、こちらにも。
梅雨明けの一日。なかなか充実した一日でした。
ということで、今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
このコンサートのさらに10日ほど前に行った、もう一つのコンサートについても、また書きたいと思います。お付き合いいただけますと幸いです。
それでは、また。