よろコンです。
旅に出て5日目。私は今、
青森
にいます。
今日はこれまで滞在していた青森市を出て、いよいよ次の宿のある町に。
あちらこちら寄り道しながら移動しましたので、今日、寄ってきたところをたどります。
まずは朝いち
ホテルをチェックアウトして青森の発祥の地をお参り
善知鳥神社
これ「うとうじんじゃ」と読むそうです。これは知らないと読めないなぁ。
棟方志功もこの神社で遊んでいたとか。
続いて
青森ウォーターフロント
青森の下北半島・津軽半島に囲まれた陸奥湾を望みながらうろうろと
青森観光物産館アスパム
中ではお土産を買ったり、食事するところがあります。建物の形は青森の「A」とのこと。こちらで、お土産を買いました。
こちらは
青函連絡船として活躍した
八甲田丸
今回、中には入りませんでしたが、見学できます。
新しい買い物エリア
A-FACTORY|A-FACTORY・あおもり旬味館・青森ラビナ・弘前アプリーズ(公式)[株式会社 JR東日本青森商業開発]
青森りんごのシードルを作っている工房もあり、飲むこともできます。
他にいろいろとお土産を買ったり、フードコートで食事をしたりと、おススメです。
こちらでは
ジョナゴールド(右)とあかね(左)のシャーベットをいただきました。
本当、リンゴでした(当たり前な感想ですが、リンゴでした。美味しかったぁ)
さて昼食は青森で「おかわり」
青森のっけ丼
2回目の挑戦
今回はエビ、タコ、イカ、ホタテ、大トロ、中トロ、あさり汁。
これにて青森市、フィニッシュ!次の町へ
ですが、途中はこんな寄り道を
青森といえばこちらの方も忘れられない
斜陽館
そうです。"ダザイ"です。
太宰治の生家は津軽を代表する豪農、という話は聞いていましたが、ここまですごいとは。家の建築は弘前の堀江佐吉に依頼しますが、こちらは弘前で名建築を手がけた名棟梁とのこと。今のお金で7~8億円はかかっているようです。
その建物はこちら
国の重要文化財です。
中を見学できます
左から2枚目の襖に書かれた漢文の最後、「斜陽」とあります。
ここは太宰の母の部屋ですが、実際は子どもの勉強部屋であり、遊び場だったとのこと。太宰の勉強机も左から2枚目の襖のあたりにあったらしく、「斜陽」という言葉は、どこかなじみのある言葉だったのかもしれません。
こちらは一般の来客や議員の御付きの人が通された部屋とのこと。太宰の父・津島源右衛門は議員でした。この絵を描いたのは河鍋暁斎門下の真野暁亭(まのきょうてい)とのこと。贅沢です。
この家を出て東京に住み、そして自ら命を絶った太宰のお墓は東京は三鷹市、連雀通り沿いにある禅林寺。実は車でよく通る場所です。
お墓のあるお寺はよく通っていましたが、今こうして青森の太宰の生家にいる。なんだか太宰の人生をたどっているような不思議な感覚になりました。
さて、次はこちら
鶴の舞橋
鶴の舞橋(つるのまいはし)日本一の木造三連太鼓橋 | メデタイ・ツルタ
津軽富士ともいわれる岩木山の逆さ富士を映す津軽富士見湖にかかる日本最長の木造三連太鼓橋。建造は平成6年と新しい橋です。JRのCMで吉永小百合さんがこちらの橋を訪れたことで有名(?!)とのこと。斜陽館から次の町への途中だったので寄ってみました。
残念ながら岩木山は雲の中でしたが、多くの白鷺(おそらく)が湖の上を飛び交い、とてものんびりした気分になりました。ここでいつまでもぼ~っとしていたい。
「丹頂鶴自然公園」とあったので丹頂鶴も見られるようです。
そして、いよいよ今日の目的地
弘前
に到着。
ホテルにチェックインする前、こちらに寄りました。
津軽藩ねぷた村
こちらでは最初に「弘前ねぷた」の説明
・「ねぷた(ねぶた)」は「眠た」がなまったもの
・弘前は「ねぷた」、青森は「ねぶた」、青森の方が訛りがなまり「ぷ」が「ぶ」になったとのこと。
・弘前ねぷたの掛け声「ヤーヤドー」はケンカの怒声が、青森ねぶたの掛け声「ラッセラー」は跳人(はねと・踊る人)が見物人におひねりを「出せ出せ」というのがなまったから(諸説あり)
・弘前と青森ではねぶたの形が違う
と、全然知らなかったことばかり
さらに祭りのお囃子の実演もありました。
(写真のアップは許可をいただきました)
演奏の後、太鼓をたたかせてもらいました。あまりの音量にちょっとびっくり。
そして。ここに来た目的
津軽三味線の実演
を聴きます。奏者は遠藤昌宏さん
生の演奏。複雑な音の重なり合い、音の緩急、強弱、バチの動き、とにかくよかった。沁みました。生で聴くの、やっぱり良いですね。
ここでは弘前のねぷたも見学
高さ10mくらいあるとのこと
青森ねぶたが立体的なのに対して、扇形なのが弘前ねぷたの特徴だそうです。
これも初めて知りました。
ということで、今日は青森県内の新旧のいろいろな観光名所を回って弘前へ到着しました。
そして、今夜はこの旅
最後の夜
いよいよ明日が最終日。なんだかあっという間でしたが、まだまだ旅は終わっていません。最後の一日も楽しみたいと思います。まずは、その前に今夜、弘前の夜へと繰り出しますか(^^)
何食べよう?
ということで、本日もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、行ってきます・・・ではなく、ではまた!
(ねぷたのアマビエの津軽三味線。アマビエですよね、きっと)