よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

津軽・みちのく一人旅(1日目)・雨のち晴れ(2022/11/06)

よろコンです。

 

今日から一人旅に出ました。やってきたのは

青森

47都道府県で唯一通過もしたことがない県

子どもの頃、そこはかとなく思っていた「大人になったら、いつか47都道府県すべてに行ってみたい」という願いをかなえる最後のピース

本日、遂に上陸です。

 

ということで、旅の一日をブログにします。

 

朝、中央線がいきなり遅れていて、かなり焦りましたが、無事、羽田に到着。

久々、空港内をバスで運ばれ飛行機に。なかなかの青空に気分も乗ります。

f:id:YoroCon:20221106182004j:image

この日は離陸後、富士山もくっきり見えました!

 

そして、約1時間のフライトの後、9:00過ぎ青森に到着

f:id:YoroCon:20221106182007j:image

 

青森の天気は

雨(T_T)

しかも到着時の気温は6度。東京なら真冬です。

 

到着後、レンタカーを借りて、さっそく出発!

まずはこちらに。

 

特別史跡 三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)

f:id:YoroCon:20221106181848j:image

【サイト】

https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/

 

「特別史跡」とは、いわば史跡の「国宝」

「北海道・北東北の縄文遺跡群」としてユネスコの世界遺産に登録されてから1年

狩猟で貧しかったという縄文時代の常識を一新し、豊かな文化があったことや、縄文時代から北海道や北陸などと交易があったこと等が分かる、歴史を塗り変えた遺跡です。

 

土曜日12:00~のBS-TBS「関口宏の一番新しい古代史」(松岡正剛 編集工学研究所所長、吉村武彦 明治大学名誉教授が出演。今は「中世史」まで進んでます)で三内丸山遺跡を取り上げている回を見て、「見に行きたい!」となり、来ました。

 

  さて、着いたは良いのですが、まだ、外はかなりの雨。でも、少し晴れ間も見えてきたので、ほどなく雨が止むことを期待しつつ、先に館内のミュージアムへ

 

「さんまるミュージアム」

f:id:YoroCon:20221106181851j:image

中はフラッシュを使わなければ撮影OKです。

 

展示は
f:id:YoroCon:20221106181913j:image

土器に


f:id:YoroCon:20221106181947j:image

土偶に


f:id:YoroCon:20221106181940j:image

木柱


こちらの土器はみんな重要文化財
f:id:YoroCon:20221106181953j:image

壁一面の土器は「縄文ビッグウォール」

f:id:YoroCon:20221106181906j:image

このミュージアムだけでも、かなりの見ごたえ。

 

11:00

まだ雨は止みませんが、ボランティアガイドさんによる見学ツアーがあったので参加。いよいよ遺跡見学に

 

この道、実際に縄文の道だったとのこと。
f:id:YoroCon:20221106182017j:image

ガイドさんのレインコートも土偶、イイね(^^)b

 

ツアー中に雨も止んできて

f:id:YoroCon:20221106190604j:image

虹!(分かります。写真の真ん中あたり)

 

三内丸山遺跡と言えば
f:id:YoroCon:20221106181922j:image

この大型掘立柱建物と大型竪穴建物でしょうか。

 

この大型掘立柱建物は実際に立っていたところからずらして立てているとのこと。

実際の柱のあった跡はこちら

f:id:YoroCon:20221106182026j:image

直径2m、4.2m間隔。この実際に柱のあった穴を守るため、復元した建物はずらして立てたようです。


f:id:YoroCon:20221106181926j:image

巨大な建造物。栗の木でできているそうです。

いったい、どうやって建てたのか。古代へのロマンは尽きません。

 

この遺跡。そもそもは野球場建設のための発掘調査で出土したとのこと。

あまりに重要な遺跡であることから野球場の建設は中止に。その後、調査・整備を進め、今では世界遺産。これもある種「フィールド オブ ドリーム」か。(こじつけ^^;)

 

帰りのミュージアムショップで

f:id:YoroCon:20221106181854j:image

マスク(1500円)、手ぬぐい(1500円)、思わず買いました。

 

さぁ、遺跡を見た後は昼飯!

さっそく、青森の名物をいただきます。

f:id:YoroCon:20221106182020j:image

青森のっけ丼

 

【サイト】

元祖 青森のっけ丼

 

チケットは10枚2000円、5枚で1100円とありますが10枚を購入。

それぞれチケットを使いながら自分の好きな具材を「のっけ」ていきます。

 

まずは、ごはん。これでチケット1枚利用

f:id:YoroCon:20221106181916j:image

 

ここに、いろいろのっけていきます。
f:id:YoroCon:20221106182033j:image

f:id:YoroCon:20221106181903j:image

そして出来上がりはこちら
f:id:YoroCon:20221106182001j:image

俺の「のっけ丼」

 

マグロ(ぶつ・中とろ)、カツオ、サーモン、しめさば、あら(青森の白身魚とのこと)、子持ちのイカ、赤えび、しじみ汁をチョイス

 

サーモンに隠れたえびは
f:id:YoroCon:20221106194351j:image

大きいですよね。これでチケット1枚


f:id:YoroCon:20221106182023j:image

しじみ汁も美味しかった。温まった。

 

  市場のいろいろなお店を回って自分で好きな魚を選んでいけるのが、とにかく楽しい。さらにどの魚も美味しかった。これは東京では食べられない。

滞在中にまた来るかも(^^)

 

  そして本日の最後は青森からゴッホを目指し、「板画」で世界のMunakataになった

棟方志功記念館

 

【サイト】

棟方志功記念館

 

板に魂を込めて彫る、だから版画ではなく「板画」

現在、東京では岡本太郎展が開催されていますが、岡本太郎先生と言えば「芸術は爆発だ!」

この棟方志功先生もかなり爆発されていると思います。

 

記念館の庭

f:id:YoroCon:20221106181930j:image

紅葉が良い。


f:id:YoroCon:20221106182010j:image

棟方志功先生と奥様

 

こちらも展示室は基本的に撮影可能でした。(いくつかNGもありますが)
f:id:YoroCon:20221106182013j:image
「二菩薩釈迦十大弟子」

ヴェネツィア・ビエンナーレで版画部門の大賞をとった作品。世界のMunakataへ

f:id:YoroCon:20221106181859j:image

左は「下北半島突岬眞景(しもきたはんとうとっこうしんけい)」波がぶつかるシーン

右は「樹王図(じゅおうず)」松の大樹

どちらも爆発しています!

 

  なお、残念なことにこちらの記念館は2024年3月31日をもって閉館とのこと。作品は青森県立美術館に移管されるようですが、残念です。

https://munakatashiko-museum.jp/heikan.pdf

 

  ということで、最後、ホテルにチェックイン

f:id:YoroCon:20221106181934j:image
佞武多!

  さて、本日ですが、本当はここにも行く予定でした。

奈良美智さんの「あおもり犬」を見たい!これも青森に来る大きなモチヴェーションでした。

でも、今日、気づきました・・・

 

f:id:YoroCon:20221106181845j:image

f:id:YoroCon:20221106181943j:image

長期休館・・・(2022/10/3~11/22)

青森県立美術館に行く | 青森県立美術館

ここを見たくて来たのに、滞在中はずーっと休館・・・マジかぁ(T_T)

 

  これを知ったときは、かなり凹みましたが、

でも、今日行ったところ、どこも楽しく、来てよかったと思うところばかりだったので、気分も今日の天気と同じく

のち晴れ

ですね。明日も楽しみ。さて、明日はどこに行こうか?

これから飲みながら考えます。

 

  ということで、初日から長いブログになりましたが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

今日は終わります。ではまた。

 

f:id:YoroCon:20221106182029j:image

(こういう旅にしたいなぁ)