よろコンです。
今日は雨続きの週末から脱却した9月最後の土曜日。
ドライブ中にたまたま見かけて寄り道したところのお話です。
しばし、おつきあいを。
さて、いきなりですが、
祝・ノーベル物理学賞
真鍋 淑郎 先生
と言いつつ、もうこのニュースから一週間くらいが経ちました。
私は文学部出身というド文系。ですので、物理とか化学とか理系のことはまったくの門外漢ですが、ノーベル賞がすごいことはわかります。
そして、それを日本人が受賞したとなれば、当然、同じ日本人としてうれしく思います。インタビューなどを見ると真鍋先生、90歳ですがその笑顔、しぐさがとてもチャーミング(大先生に失礼ですが^^;)で、研究対象を本当に愛しているのが伝わってきます。それだけ惚れ込んだ研究の成果がノーベル賞とは本当にすばらしい。
そんな、真鍋先生の研究は地球温暖化に世界で初めて警鐘を鳴らした気候変動モデルとのこと。地球レベルの研究です。
そして、またいきなりですが、10/8(木)に発生した関東を中心とした大地震。みなさま、大丈夫でしたでしょうか?我が家は大丈夫でしたが、それでも最初に下から突き上げるような縦揺れがきて、そのあとの大きな横揺れが始まったとき、「大地震になる!」と、かなり緊張しました。
地球って今でもダイナミックに動いています。
そして、いつでも、どこでも変化しています。
そして、そんな地球環境が大きく変化していたことが分かる証拠が、ここ千葉にあるのです。
それが、
養老渓谷チバニアン
決して新しい戦隊ものでも千葉のゆるキャラでもありません。(ちなみに千葉のゆるキャラはチーバくん)
ましてや妖怪ウォッチ・ジバニャンの親戚でもありません。(ちょっと古い)
まさに千葉がその名を勝ち取った
「千葉時代」(=チバニアン)
なのです。「千葉時代?」
それは、ジュラ紀、白亜紀と同じように時代の名前なのです。
全世界に「千葉時代到来」
時は77万年前、地球の北極と南極の磁極が逆転していた!!
「地磁気逆転地層」というそうで、小湊鉄道のサイト曰く、世界に3つのパワースポットとか。
実は地球ではこれまでも何百回となく磁極は逆転しているとのこと。でも、その理由は分からない。
そして、その事象が千葉の地層で確認されたのです。
ちなみに北極、南極って何極?
ーーー
この日は、千葉の内房にある奥様の実家に行く前、外房をドライブしようということで朝早くに家を出発。アクアラインを抜け、養老渓谷をとおって、勝沼に行く予定でした。
その養老渓谷で車を走らせていると、突如現れた「チバニアン」の看板。
ここにあの「チバニアン」があるとはつゆ知らず・・・
予定にはありませんでしたが、せっかく来たので寄ってみることにしました。
県道から看板のさす方向に入っていくと・・・
チバニアンのビジターセンター
断層のある養老川に行くとガイドの人が2人いるので、そこで説明を聞くようにセンターの人から教えてもらいます。
駐車場に車を停めて、さっそく、いざチバニアンに!
通路の左右に咲く群生のつゆ草がきれいです。
そして、山道の坂を下りていきます。
チバニアンはイタリアの候補との激戦の結果、命名されたとか。
チバニアンの地層の方がよりその時代の特徴を顕していたとのこと。
この小路はそのときの友好の証でしょうか。
チバニアンについての詳しい説明はこちらをどうぞ(^^;)
滑らないように要注意
そして駐車場から歩くこと10分
養老川に到着。とにかく水がきれい。
そして、ガイドの人発見
ガイドの人に教えてもらった
これがチバニアン
上部の土が採取され、ちょっと太めの線になっているところがチバニアンの地層らしいです。これが、地球の歴史の痕跡。
そして、養老川には化石が
ガイドさんが透明なケースをあてて、案内してくれます。
画面真ん中の何かが這った後のようなものが、生物が通った後が化石になったところとのこと。
画面中央の白い渦巻きが巻貝の化石とか
とにかく川の水がきれい。マイナスイオンが充満しています。
悠久の地球の歴史
感じます(^^;)
(この写真の中に魚を狙っている大きな鳥がいるの、わかりますか?)
ガイドの方の説明もわかりやすく、いろいろと教えていただき、とても楽しかったです。ありがとうございました!
さて、下りた坂を上がって、駐車場に
ちょっと疲れたかなぁ。
といういことで、この後はお昼を食べに勝浦へ。
割烹 中むらさん
で、いただいた「おまかせ御膳」(3,300円)
マグロにカツオに黒アワビ。どれもこれも美味しくいただきました。
マグラーにはたまらない(^^)
そして、勝浦の海を見て、奥様の実家に向かいました。
結局、最後のオチはメシでしたが・・・
養老渓谷のチバニアン
いかがでしたか?
養老川はとにかく水が澄んでてキレイ。いろいろな見どころがありそうなので、また行ってきたいと思います。
それでは、最後に関連リンクを
(千葉県のサイトから)
(市原市のサイトから)
チバニアン(地磁気逆転期地層) - おでかけ情報 | 小湊鐵道株式会社 公式ホームページ
(小湊鉄道のサイトから)
(養老渓谷観光協会)
さて、途中の
「北極、南極って何極?」の答え合わせです。
N極が指し示すのは北極。だから北極がS極、南極がN極でした。
北極の方が「N」ってなっているから、分かりにくいですよね(^^;)
ということで今回は以上です。
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ではでは。
(途中の道の駅にあった大きな「おナッツ」?!)