よろコンです。
なんだかんだと気ぜわしい年度末。ブログをちゃんと書くのも久しぶり
(書いては途中でやめて、中途半端なブログの数だけが溜まってしまった^^;)
これから、さらに怒涛の年度末!
に向かっていく前に、心の準備として今日は(恐らく)今年度最後の年休。良い天気の中、普段は行かないようなところを回ってきました。
それは・・・
駒場東大前(京王・井の頭線)
(安田講堂を一回り小さくしたような建物。ちなみに本郷の三四郎池に対して駒場には一二郎池というのがあって、これを見ると留年するという噂もあるとか。恐ろしい・・・(Web情報です(^^;))
なんで、ここに来たかは後ほど
さて、お昼過ぎに到着したので、まずは昼飯!
ということで、テレビとかでも紹介されている有名な定食屋さんに
(私もテレビを見て来ました)
菱田屋さん@駒場東大前
【商店会のホームページ】
(商店会に入っていき)
(お店に)
ここでいただいたのは
豚肉生姜焼き定食(1490円)
・学生の街だけあって生姜焼きもごはんも量が多くてボリューム満点
・豚肉が「ふんわり」して柔らかい!
・生姜が効いたタレは味もしっかりパンチあり
・味噌汁も添えてあるマヨネーズのスパゲッティサラダもみんな美味しかったです
久々に学生のように”がっつり"いただきました。
ごちそうさまでした
メニューも豊富。お酒も置いてあり、近くに菱田屋酒場さんもあって、なかなか夜に来る場所ではないですが、このおいしい料理を肴にお酒を飲みたいです。また、来ます。
・・・
さてさて、駒場東大前になぜ来たか?という件ですが、本日の目的はこちら
日本民藝館・生誕100年 柚木沙弥郎展
【開幕レビュー】「生誕100年 柚木沙弥郎展」東京・日本民藝館で4月2日(日)まで – 美術展ナビ
(日本民藝館)
(入り口前の甕にはメダカ)
柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)
染色家。1922年10月東京都田端の生まれ。御年百歳
芹沢銈介に影響を受け染色の道に。民藝運動・柳宗悦が創設した日本民藝館を自分の原点と話しています。以前「日曜美術館」で特集されているのを見て、作品や創作の様子にとても興味を抱き、この展覧会に来ました。
柚木さんの2018年5月に同じく日本民藝館で開催されたご自身の展覧会の時の講演の様子が流れていました。そこで「直観」や「自然の行動」による創作に対してご自身が「これから先、それからどうするかというところに差し掛かっている」と話す柚木さん。要は約5年前で94、5歳ころ、まだ、これからどうするかというところにいるというのです。さらに先を見つめるその言葉に愕然としました。全然、足を止めていない。
人生百年、半分と少ししか経過していない私はまだまだヒヨッ子ですなぁ。
(国立劇場の「鏡獅子」を彫った彫刻家の平櫛田中さんが100歳の時、あと2、30年は彫れる彫刻用のクスノキを買ったという逸話を思い出しました。あくなき創作意欲は二人に共通しているような)
(染色は柚木沙弥郎さんの作品。とてもポップな作品も多く、見ていて気分も明るくなります)
(柚木さんのツバメと民藝の鳥)
「民藝のリーチ」ことバーナード・リーチや「民藝のハマショー」こと濱田庄司の作品、江戸時代の大津絵や人形など、様々な民藝品とともに飾られる柚木作品(あっ、「民藝の~」は私が勝手に言っているだけです^^;)
どこか懐かしく、なんだか落ち着く、とても居心地の良い空間でした。ゆっくりできますよ。
この展覧会は4/2(日)まで
ということで、いかがでしたでしょうか?
もう一つ柚木さんのお言葉。どのやって模様を作り出すかという質問に対して「ワクワクしないと作れない。面白くないと作れない。だからどうやってワクワクするかということ。自分をおだてるとか、演出するとか」
何事も「ワクワク」必要ですね。そして、どうしたら自分が「ワクワク」できるか?
人生百年。まだまだ先は長い
ということで、以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ではでは
(駒場野公園の桜の仲間「コヒガン」。一足早く咲いてます)