よろコンです。
オールジャパンと銘打ちましたが、サッカーでもラグビーでもなくクラシックです。
前回に続き、コンサートの話。
今回は、またまた年休を取得して行った、こちらのコンサートです。
2026/7/3(金) 14:00~
新日本フィルハーモニー交響楽団 @ すみだトリフォニーホール(錦糸町)
指揮:藤岡幸夫
【曲目】
芥川也寸志「交響管弦楽のための前奏曲」
伊福部昭「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」(ヴァイオリン協奏曲第1番)<<ヴァイオリン:木嶋真優>>
吉松隆「交響曲第3番」
そう、コンサートのすべての曲の作曲家が日本人
「日本にもこんなすごい音楽があった!」とオールジャパンの構成
平日の昼から満杯のお客さんでした。
会場のある錦糸町北口

スカイツリーが良く見えます。
会場のすみだトリフォニーホールでは、すみだ音楽大使で新日本フィルの音楽監督・佐渡裕さんが満面の笑みでお出迎え

今日の公演のポスター

舟越桂の彫刻「水のソナタ」
今回の席がある二階へ

ワーグナー・テューバ


時間になり、席について演奏会開始。
最初の曲は芥川也寸志さんの卒業作品。生前は演奏されなかったとか。
芥川さんと言えば芥川龍之介の三男。子どもの頃、NHKの「音楽の広場」で黒柳徹子さんと司会をされていたのを覚えています。この番組もクラシックを聴くようになったきっかけのひとつです。
ストラヴィンスキーに傾倒し、当時国交のないソ連に押しかけてショスタコーヴィッチとかに会ってしまう破天荒な一面も。次の曲の作曲家・伊福部昭さんに強い影響を受け、この曲もその影響を受けた一曲。
次の伊福部昭さんの曲は2年前のラ・フォル・ジュルネでも聴きました。
この曲には「ゴジラ」のテーマの元となるフレーズがあることは先のブログにも書きましたが、伊福部さんの曲は出身の北海道、アイヌの影響を受けていると言われますが、日本の民謡のような、日本人の奥底に流れる旋律というか、リズムというか、深いところで琴線に触れる曲だと感じます。
この曲を精霊が降りて宿ったかのような木嶋さんの熱演で、心に迫る演奏でした。
そして、休憩明けの三曲目は吉松隆さんの交響曲3番
マエストロ藤岡さん曰く、吉松さんは難解な現代音楽撲滅運動を一人で提唱されている方とか。(この考えには大賛成です)
とても分かりやすく聴きやすい音楽ですが、その中に日本人らしいメロディというか節がちりばめられオーケストラで奏でる。日本らしさを感じる音楽です。Spotifyで聴いていて、聴き馴染んでいくうちに生のオーケストラで聴いてみたいと思い、このコンサートに来ました。
この作品は藤岡さんに献呈されたもので、そのご本人の指揮で聴けるのも贅沢な演奏だったなぁと思います。
さて、最近思うのですが、日本人の作曲したクラシックも素晴らしいなぁと感じています。若かりし頃は「クラシックは西洋のもの」と決めつけていましたが、この歳になって、日本人の音楽が身に染みる、馴染むなぁと思っています。そもそもドボルザークやバルトーク、ロシアの音楽家たちも自分のルーツとなる民族音楽をベースに作曲しているのですから、クラシックに「日本派」があってもしかるべきだと思うようになりました。また、楽しみの扉が開いた気がします。

(帰りのスカイツリー)
さて、最後にですが、今回のコンサート、金曜・土曜とあったのですが何故会社を休んで金曜に来たのか?
私がこのコンサートに気づいてチケットを買おうと思った時、すでに金曜も土曜も結構席が埋まっていました。土曜日に席が空いてないかなぁ、なんてWebのチケット購入の画面を操作をしているうちに誤って金曜日のチケットを買ってしまっていた。最初は「チケット無駄にしたぁT_T」と思っていたのですが、だんだんと開き直って「せっかく買ったし、行っちゃおうかな」と思って来たのが、このコンサートでした。でも、会社休んで来た甲斐はありました。会社にはあくまで「所用」としか言ってませんが・・・
ということで、日本のクラシック、とっても良い!という記録でした。
今回は以上です。ではでは。

(こちらは帰りの寄り道先の薔薇。どこの?)