よろコンです。
今日は「寄席」の話です。しばし、お付き合いを。
行ってきたのは8月14日の上野
鈴本演芸場八月中席(11~20日) 夜の部
吉例夏夜噺 さん喬 権太楼 特選集
17:00開演
です。
お盆の時期恒例、柳家さん喬・権太楼師匠がトリを務める鈴本中席夜の部。
(寄席は毎月1~10日、11~20日、21~30日と10日間ずつに分けて上席・中席・下席、さらに昼の部・夜の部とそれぞれで同じ出演者(=顔付け)による興行があります。最後に出演する方が「トリ(取り)」で「主任」とも言います。念のため)
これまではさん喬・権太楼師匠が一日毎に交互でトリを務められていましたが、権太楼師匠が体調不良で休まれていたので、今年はすべての日、さん喬師匠がトリを務められます。権太楼師匠にとっては復帰戦の寄席でした。
16:30開場。上野広小路界隈に響く一番太鼓

いよいよ始まりです。
今日の顔付け

とっても豪華な顔ぶれ。立ち見が出るほどの大盛況でした。
個人的には将来の人間国宝とも目される柳家三三(さんざ)師匠、古典・新作もおもしろいウルトラマン狂・柳家喬太郎師匠、笑点でもおなじみ春風亭一之輔師匠の噺などなど、楽しみにして来ました。ちなみに喬太郎師匠の師匠がさん喬師匠です。
ということで、ここからは個人的な感想です。まずは中入りまで

・曲独楽の三増紋之助師匠、独楽はもちろん、お話が元気いっぱいで楽しかったです。
・三三師匠の「ほうじの茶」は初めて聞く話でした。
・喬太郎師匠は古典の「粗忽長屋」は安定のオモシロさでした。
・一之輔師匠は「反対俥(くるま)」ベースの新作、派手な動きも可笑しかったです。

中入り後は
・権太楼師匠は「青菜」。「痩せられたなぁ」とは思いましたが、話に入っると力のこもった声。さん喬師匠からは「声が出ないからトリは任せたと言われたけど、あんなに声が出るならトリをやれよ」なんて寄席らしい快気祝いの言葉(?!)。爆笑の権太楼噺がまた聴けてうれしいです。
・紙切りの楽一師匠は初めて。体をゆすらないタイプの紙切り。体を大きく揺すりながら紙を切る亡くなられた正楽師匠が「なんで体を揺するかというと、体を揺すらないと地味に見えるから」と言って笑わせていたのを思い出しました。確かに。斬新でした。
・トリのさん喬師匠は「唐茄子屋政談」。以前の寄席で権太楼師匠が、同じ話でもさん喬師匠が話すと人情噺、権太楼師匠が話すと滑稽話、雲助師匠(=人間国宝の五街道雲助師匠)が話すと怪談噺になるというようなことを言われていましたが(確かこんな内容^^;)、本筋の人情噺に涙が滲みました。(前の席の女性も泣いてました)
また、寄席はチームプレイ。百栄師匠の噺を三三師匠がマクラでいじったり、権太楼師匠が前の演者・マジックのアサダ二世先生をいじるとアサダ二世先生が舞台に文句を言いに顔出したり、つながり、つながりでトリに向けて盛り上がっていく感じが、とても面白かったです。出演者の方全員が面白く、楽しませてもらいました。
なお、もし、気になる話があったら、google等で検索して見てください。
さてここで、突然ですが、今日の「寄席めし」。
寄席に行くなら、何かが食べたい。今回は飯ではないですが、寄席の前に行った日本橋タカシマヤ新館地下1F、なかほら牧場さんのぷりん+アイスクリーム(ミルクとチョコ)650円です。

GW以来です。ミルク・チョコとプリンの玉子が濃厚ながら甘すぎず、食べやすく、優しいお味で美味しかったです。
ということで、今回は以上です。
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
ではでは。

(寄席の終わりのハネ太鼓。これにてお開きにございます)