よろコンです。
ご無沙汰です。久々にブログします。
1月からの緊急事態宣言もいったん終わりましたが、まだまだ全然油断のできない状況が続いてます。なんだか気の乗らない日が続きますが、それでも、心に潤いが欲しい。マスク、手洗い、飛沫の回避としっかり気を付けて、美術館に行こうと思います。(あっ、これまでも細々と行っていましたが^^;)
ということで、久々の展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いています。引き続き、長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)
なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。
【目次】
1. 情報源
今回も一年の展覧会情報はこちらを中心に掲載しています。
・アートスケープの展覧会スケジュール
・チラシミュージアム(iPhoneソフト)
・「日経 おとなのOFF」2021年1月号(+付録「2021 美術展80ハンドブック」)
それでは、いよいよ本題です。
※ 4/4で終わってしまったすみだ北斎美術館の「筆魂」。昨日(4/3)に行ってきました。やっぱり、北斎の絵は良いですねぇ。(ほかの絵師の作品も多数あり、面白い展覧会でした)
2. 展覧会
(1) 現在開催中(6展覧会)
現在(4/4時点)、開催中の展覧会です。終了日の早い順に並べています。
・「没後70年 南薫造」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 2/20(土)~4/11(日)
※ もうすぐ終了。4/9に休みをもらう予定なので、ぜひ、この展覧会には行きたいと思います。印象派のような柔らかく優しい色使いの作品が印象に残る画家です。
・「与謝蕪村 「ぎこちない」を芸術にした画家」府中・府中市美術館 3/13(土)~5/9(日)
※ 府中市美術館、春の恒例・江戸絵画祭り。府中・大國魂神社のくらやみ祭は今年も一般の人の観覧はできなさそうですが、GWに家から散歩がてら見に行きたいと思っています。
・「あやしい絵展」竹橋・東京国立近代美術館 3/23(火)~5/16(日)
※ 今、注目度が高い展覧会のひとつです。上村松園が源氏物語・六条御息所をモチーフにした「焔」は4/4までの展示(東京会場のみ)ともう終了してしまいましたが、そのほかの作品も興味深いです。個人的には藤島武二「婦人と朝顔」を練馬区立美術館の藤島武二展以来見られることを楽しみにしています。
4/11(日)までは美術館の春まつりで川合玉堂「行く春」なども公開中。
・「渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画」上野・東京藝術大学大学美術館 3/27(土)~5/23(日)
※ 近年、注目を集めていますよね、渡辺省亭。京橋の画廊・加島美術さんでも4/24-5/5に省亭・暁斎・是真と渡辺省亭、河鍋暁斎、柴田是真の展示があるようで、やはり近年注目度が高まっているなぁと思います。
省亭・暁斎・是真 ーパリ・フィラデルフィア万博、海を越えた明治の日本美術ー | 加島美術
・「テート美術館所蔵 コンスタブル展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 2/10(水)~5/30(日)
※ こちらも今注目の展覧会。昨日(4/3)、行ってきました。あと2か月弱ですが、後半は混みそうな気がするので、早めに行かれた方が良いかと。当時、決して地位の高くなかった風景画。それでも、だんだんとその価値が認められていくイギリスの中で風景画にこだわり作品を作り続けた画家。ロイヤル・アカデミーでターナーの作品と並べた展示の再現は見ものです。
※ 一作品だけ撮影可能だったコンスタブルの「虹が立つアムステッド・ヒース」(1836年)です。絵の中の風車は実際には存在しないとか。ここに画家の新境地が・・・
・「生誕150年記念 モンドリアン展」新宿・SOMPO美術館 3/23(火)~6/6(日)
※ オランダのデン・ハーグ美術館から約50点、国内外の美術館から約20点の作品が集結する生誕150年記念の展覧会です。
ちなみに3/24(水)から国立新美術館で開催予定だったカラヴァッジョ<<キリストの埋葬>>展はCOVID-19の影響で作品がヴァチカンから輸送できず中止に。残念ですが、いつか開催されることを願っています。なお、国立新美術館では「佐藤可士和展」が5/10(月)まで開催中です。
それでは、ここからは、これからの展覧会です。
(2) これから開催(6展覧会)
・「クールベと海 フランス近代 自然へのまなざし」汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 4/10(土)~6/13(日)
※ 昨年、山梨県立美術館で開催された展覧会が汐留に。写実主義の巨匠・クールベが見て、驚き、描いた海。そのほか、フランス近代の自然をテーマにした作品も展示されています。山梨・甲府に見に行きましたが、また見に行こうと思っています。
・「特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて」上野・東京国立美術館 4/13(火)~5/30(日)
※ こちらも大注目の展覧会です。言わずと知れた日本で最も有名な絵巻のひとつ「鳥獣戯画」。日時予約制で4/13-25分はすでに売り出されていますが土日はいっぱいになった様子。平日のチケットはまだまだありそうです。4/27-5/9分が4/20 10:00から売り出し開始なので、ここでチケットを買いたいと思います。GWだからすぐに埋まりそうですが。なお、5/11-30分は5/4 10:00から売り出しに。会期末に近づくほどチケットは取りにくそうな感じですねぇ。
・「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」六本木・サントリー美術館 4/14(水)~6/27(日)
※ サントリー美術館60周年記念のアメリカ・ミネアポリス美術館所蔵日本絵画展です。水墨、狩野派、やまと絵に琳派。蕭白に写楽や北斎などもあり、幅広い日本の作品を楽しめそうです。
・「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 4/16(金)~6/27(日)
※ 江戸東京博物館でのエジプト展は4/4で終わってしまいました。4/3に行ったのですが、人が多くて入場制限で1時間以上待たなければならず、残念ながら断念。ヨーロッパ5大エジプト・コレクションのひとつ、オランダから250点が来日。日本のエジプト人気は根強いので、こちらも後半は混雑しそう。今度は早めに見に行きたいと思います。
・「フジタ - 色彩への旅」箱根・ポーラ美術館 4/17(土)~9/5(日)
※ 乳白色のイメージの強いフジタですが、結構、強い色彩の作品も残しています。箱根の森でフジタをゆっくり見てきたいですね。
・「コレクター福富太郎の眼」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 4/24(土)~6/27(日)
※ 「昭和のキャバレー王」こと福富太郎のコレクション。岡田三郎助の美人画、鏑木清方の作品13点、あやしい絵もあり、興味深い展覧会です。生前に親交のあった明治学院大学の山下裕二先生監修。
3. さいごに
さいごに少し追加すると・・・
現在開催中の展覧会からは現代美術の東京都現代美術館で開催している
「マーク・マンダース - マーク・マンダースび不在」
「ライゾマティクス_マルティプレックス」(いずれも6/20(日)まで)
これから開催の展覧会だと毎年ゴールデンウィーク恒例の
根津美術館の「国宝燕子花図屏風」4/17(土)~5/16(日)
が気になります。
特に東京都現代美術館のライゾマティクスは日曜美術館で取り上げられていたので、先端技術とアートの融合、どのような世界が展開されるのか、実際に見てみたいと思っています。
今月の展覧会も見どころ満載、一つでも多く見に行きたいなぁと思います。
アートについてはこちらのブログも。長いこと更新していませんが(^^;)、そろそろ書かないとなぁ。
ということで、久々の展覧会通信、以上です。
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
ではでは。
(三菱一号館美術館の前はまだ少し桜が残っていました)