※ 前置きが長いのでお店の紹介に直接飛びたい方は、こちらからどうぞ。
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金曜日20:45
一件目のおでんとビールに大満足な男は次の店へと急いだ。
実は、男は次の店のことを知っていた。あれは去年末。妻と映画を見る前に食事に来たイタリアン。その隣に大きな看板とよく目立つ赤いのぼり。そして大きな文字で「奄美大島~」と書かれていた。
「あれっ?こんなお店あったっけ?」
その時は、そう思った。奄美大島?アンテナショップ?ハモニカ横丁に?
どんなものを置いているのか興味はあったが、その時は時間もなく、店には入らずやり過ごした。
そして、その後、あのアド街の回を見て男は少し驚いた。
「えっ!あのアンテナショップ、中で飲めるんだ・・・」
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「奄美大島 アンテナショップ 奄美(amami)」
すみません。またまた、長い前置きで。
今回の吉祥寺・ハモニカ横丁一人飲みの2件目は「奄美(amami)」さんです。
こちらも、2019/01/26のテレ東「アド街ック天国」の吉祥寺北口特集で「行きたい!」と思ったお店です。2018年9月1日オープンの新しいお店です。ちなみにこちらはアド街18位でした。
ということで、お店の情報はこちら。寒い時は南国ですよねぇ。
お店は2階にあります。
お店の外観も内装も奄美の熱帯の森林を思わせるようですが、あの隈研吾事務所が設計したとのこと。う~む、納得。
天井のオブジェも椅子も、奄美をイメージさせます。
こんな置物も。
こちらはアンテナショップなので、奄美のお酒や調味料、お菓子などもいろいろ買えます。お店の品物もお酒も料理の食材も奄美大島から送られてくるそうです。
奄美と言えば「黒糖焼酎」。黒糖焼酎は甘いものによく合うらしく、こちらのお菓子を買って、その場でおつまみにしても良いとのことでした。(店員さん談)
で、早速、お酒と料理を注文。といっても、私は奄美のことは、あまりよくわからないので店員さんに思い切って質問!
「お薦めのお酒は何ですか?」
店員さんは「いろいろありますが、まずは「紅さんご」とか、いかがです。一杯600円です」
私「では、ロックで」
一口飲んで、「おー。強い!」
そりゃそうです。40度ですから。(そういえば、店員さん、出すときに言ってたなぁ)
でも、甘めで口当たりが良いので、飲み進めるとアルコールの強さを忘れるマイルドさ。これ、危険なお酒です。美味い!
ツマミは、黒糖やきとり。鶏モモ2本、豚バラ2本で600円
甘辛なタレが少し厚めの豚バラ、特に脂身に合っていて、これは私の好きな味。大きめの鶏モモもジューシーで、これまた美味しい。絶対、また頼むと思う。
一杯目の「紅さんご」を飲み干し、もう一杯飲みたい気分。(いつも通り、止まりません^^;)
追加の「紅さんご」をまたロックで頼んで、私の大好きなつまみ「豚角煮」(600円)をオーダー。
これも、甘辛な味付け。でも、見た目程、味は濃すぎず、とても美味しい。
焼き鳥も豚角煮も、甘い口当たりの黒糖焼酎によく合う味付け。
店員さんも、あとから来たお客さんもフレンドリーで、ここでも少し世間話。なんだか、一人で飲んでる気がせず、どんどん楽しい気分に。本当は、まだ飲みたいけど、キリがないので、ここで終了!全品600円で2,400円也。ここもまた来るなぁ。
こちらのお店のお酒、料理のお値段は600円のものが多かったです。
ちなみに奄美大島のソウルフード「ケイハン(鶏飯)」も1,000円でいただけます。
あと、このお店、トイレがあります。(ハモニカ横丁はトイレが店にない場合もありますので、その点、安心です)
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21:30過ぎ
「さてさて、帰らなければ」
店を出て、後ろ髪をひかれつつも、ハモニカ横丁を後にする
帰るときのハモニカ横丁は賑わっているように見えた。
まだ、飲みたい気分ではあるが、家では彼女が待っている。
あまり長いこと待たせて彼女の機嫌を損ねてもいけない。今日は妻がいないのだ。もう行かなければ・・・
「ただいま」
家に着くと彼女は予想通り不機嫌に返事をした。
「みゃぁ~」
大きな声が響く。
「ごめん、ごめん。待ったぁ?」
男はそそくさと彼女の食事の用意とお手洗いの掃除に取りかかった。
「今日はいい飲みだったなぁ」
ほんの少し前の素敵な過去に思いを馳せながら・・・
・・・吉祥寺・ハモニカ横丁。一人飲みにも、やさしい街でした。また、一人飲みに行ってきます!(奥様に怒られない程度に)
ということで、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。寒さ続きますので、お体には気を付け、連休を楽しみましょう。
今回の吉祥寺編は以上です。ではでは。
P.S.
ちなみに、前編はこちら。
アド街「吉祥寺北口」の回のリンクはこちら。
去年の吉祥寺一人飲みはこちら。