ラグビー：伝統の早明戦@秩父宮ラグビー場を観てみました(テレビですが)

こんにちは。もう12月。一年は早いですねぇ。

ちょっと肌寒い12月最初の日曜日といえば、そう、今年で94回目の

ラグビー早明戦

です。(M-1ではないですよ。こっちも、面白そうですが)

今年も盛り上がった早明戦について、思うところを書いてみたいと思います。

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※ なお、本記事は12/2開催の試合の結果を含む内容ですので、ビデオ等でこれから見ようという方は、ご注意ください。

1. 早明戦とは
2. 早明戦の観客数
3. 早明戦の試合
4. ラグビー・これからの注目試合

1. 早明戦とは

ラグビーの早稲田大学・明治大学の対戦です。

12月の第一日曜日、関東大学ラグビー対抗戦グループの最終戦で対戦します。ちなみに毎年11/23の勤労感謝の日に開催されるのが、ラグビーの早慶戦です。野球だと早慶戦が伝統の一戦で、ラグビーでも伝統の一戦ではありますが、最もお客さんが入り、

注目度が高いのは早明戦

です。勝った方が対抗戦グループ優勝という年も多く、毎年、熱戦が繰り広げられています。今年も、勝った方が帝京大学と並び同率優勝でした。

ちなみに、大学選手権などで早稲田・明治が勝ち上がり対戦するのも早明戦です。私が学生・社会人なりたての20年、30年前は、選手権で両校が勝ち上がっての決勝が早明戦ということ多かったのですが、

最近は帝京大学が9連覇中で、

早明戦が実現することはあまりなくなってしまいました。

2. 早明戦の観客数

30年近く前は、

早明戦のチケットはプラチナチケットで、

チケットを取るために大学のサークル等で徹夜して並ぶ人があまりにも多くて問題になり、ハガキでの申し込みによる抽選販売になったりもしました。私の明治の友人達も結構徹夜したり、ハガキを送ったりしていました。この頃は、

試合後に日比谷公園の噴水に学生が飛び込んで

ニュースになったりと、お祭り騒ぎで、一種の社会現象だったと思います。(昔はみんな若かった)

最近は、そこまでではないですが、それでも改修に入る前の2013年まで国立競技場で開催されていて、4万人をこえる観客を集めることも多かったです。また、国立の改修にともないキャパの小さい(2万2千人くらい)秩父宮に移りましたが、毎年満員で、今年も、前売段階ですべてチケットは売り切れ、2万2千人以上の観客を集めていましたので、やっぱりプラチナチケットだと思います。

日本でも、これだけの人が集まるスポーツイベントも、そうそうはないと思います。

なお、私は国立と秩父宮にそれぞれ1回ずつ見に行ってます。

3. 早明戦の試合

毎年、競った試合が多く、今年も試合終了まで目が離せない展開でした。

今年は、まず早稲田が先制のトライ。明治も食い下がりますが、攻めつつも、なかなか得点に結びつかない。これに対し、早稲田は明治のミスにつけ込み効率良く得点を重ねます。一時は2トライ+2ゴールでは追いつかない点差になります。しかし、これでおわらないのが、早明戦。後半もあと10分もないところから、明治が猛反撃します。2トライ+2ゴールを挙げ、あと1トライというところまで追い詰めましたが・・・

なお、結果はこちらを。

www.nikkansports.com

試合途中は「今年は結構、差がつくかなぁ」と思いましたが、本当に両校とも最後まで検討し、良い試合を見ることができました。こういう試合が続けば、早明戦の人気はますます盛り上がるのではないかと思います。

※ ちなみにですが、ラグビーをあまり知らない人のために補足しますと、ラグビーではトライは5点、トライの後のゴールキック(コンバージョンキックと言います)は2点、反則によって得られるペナルティーキックは3点です。トライをすると、まずは5点が入り、その後、コンバージョンキックが決まると2点入るので、合計7点を得る可能性があります。

なお、コンバージョンキックの位置はトライした位置によって決められます。トライが中央であるほど、中央からゴールキックできるので、成功率が高くなります。

(トライを決めた選手が、直ぐにトライをしないで中央に行ってトライをしようとするのはこのためです)