よろこんで!**してみました。

アラフィフ男子が、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒に旅行等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

昼の渋谷を歩く(2021/6/17)

よろコンです。

 

  今日も、歩くブログ。

ただの日記なのですが、内容がてんこ盛りになってしまってあちこち飛びまくってます。何か一つでも気にかかる情報があったら、幸いです。

 

【本日のお散歩コース】

 

  さて、先日の木曜日(6/17)は、わざわざ会社を休んで小金井市役所までマイナンバーカードを取りに。それにしてもスマホから申し込んでできたと連絡が来るまでに約2か月、COVID-19のおかげで予約が必要となり、その予約が取れた日が2か月後の今日。う~ん、ちょっと時間かかりすぎ・・・

 

  手続きが終わり受け取ったのが13:30頃。そこから遅めの昼食に。

せっかく、平日に休みを取ったので、普段なかなかいけないところに!ということで、久々、こちらで昼食を。

 

びぜん家

武蔵小金井駅から2・3分くらい。(渋谷と書いておいてスタートは小金井^^;)

イトーヨーカドーを抜けたところにある長崎県五島列島手延うどんのお店

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いつも、けっこう並んでいるのですが、今日は一人くらいだったので、待つことに。

 10分くらいで入店着席。

 

こちらでは、玉とろぶっかけうどん 920円+かぼちゃ天200円をチョイス。

 

玉とろぶっかけうどん
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かぼちゃ天
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  こちらのうどんはうどんというより冷や麦を少し太くしたくらいの細麺。最近の太麺ラーメンだとこちらの方が細いかも。冷やしで食べましたが、のど越しツルっと、あご出汁効いたツユも美味しくいただきました。かぼちゃの天ぷらは、はなまるとか丸亀とかのように1切れかと思いきや、3切れ。大きくてボリュームも満点。ちょっと食べすぎだったかも(^^;)

 

  満足な気持ちで外に。

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土砂降り・・・(T_T)

 

小金井、なんだかこういう雨が多い気がします。(三鷹とか雹が降ったというニュースありますので)

少し、雨脚弱くなったところで向かいのヨーカードーに駆け込み、駅に抜け、いよいよ小金井を出発(ようやく、長い前置き終わりです^^;)

 

さて、15:00頃、渋谷に到着。

予定より、少し早めに到着したので、こちらで時間つぶし。

 

名曲喫茶 ライオン

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こちらは以前、このブログでも書きました名曲喫茶の老舗。

www.yorocon46.com

この日は

グリーグ作曲「ペールギュント」

パーヴォ・ヤルヴィ指揮 エストニア国立交響楽団演奏

がかかっていました。

ペールギュント。イプセン作の戯曲。「朝」「山の魔王の宮殿にて」とかはCMなど、いろいろなところで使われている有名曲。

小学校のとき、音楽の授業で第一組曲を聴き「朝」に夢中になったのが、私がクラシックを聴くきっかけです。あれから約40年。何度も聞いてきました思い入れ強いこの曲をこの立体再生装置で聴けるとは・・・

 

と感慨に浸っていたら、今日の渋谷の目的の予約時間を過ぎそうになったので曲の途中も、やむなく退出。

 

次に向かったのは

Bunkamura ザ・ミュージアム

ライデン国立古代博物館所蔵

古代エジプト展 -美しき棺のメッセージ-


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15:30~16:00入場の回を予約。15:45過ぎ入館。

NHK日曜美術館のアート・シーンでも放送されていました。

ヨーロッパ5大エジプト・コレクションのひとつ、オランダのライデン国立古代博物館の展覧会。

エジプト展、なぜか見に来てしまいます。そんなに詳しくないのですが。

今回は棺10数点を立てかけての立体展示が見どころ。

f:id:YoroCon:20210617213957j:imageこんな、棺が並んでいます。

 

エジプトは自然・動物たちも神としてあがめられ、多くの神々がいる多神教の文化。どこか日本人に通じやすいところがあるのかもしれません。「二度生きる」と考えられ、あの世への手引書・死者の書などが作られているのもおもしろいところ。

6/27(日)までですが、平日午後なら、まだ予約に空きがある日があるようです。(6/19 夜時点)

leidenegypt.jp(次は仙台展。さらに山口・兵庫・福岡・札幌をまわります)

 

  展覧会を出て一階の

アングラ時代 ー演劇ポスターを中心にー

といった展示も少し拝見。全部売り物です。f:id:YoroCon:20210617213614j:image

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三島由紀夫


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寺山修司

自衛隊員にストリッパー、力士にボクサー、中学教師たちはご招待。

今思えば切れのあるユーモアがあった時代ですよね。今みたいな息苦しさは少なかったような。(あの時代はあの時代で息苦しさはあったと思いますが、それを上回る圧倒的熱量があったような)

 

どちらも、横尾忠則さんのデザイン。来月の東京都現代美術館では横尾忠則展があります。

www.mot-art-museum.jp

 

さて、Bunkamuraを出て、その後はお買い物。

渋谷PARCO
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  ほぼ日手帳の7月~12月を買いに「ほぼ日カルチャん」へ。今年も、もう半年経ちます。

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ちなみに、私のほぼ日手帳のカバーは横尾忠則デザインモデル

 

せっかく来たので、PARCOの屋上に
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渋谷駅方面。渋谷スクランブルスクエアにヒカリエ

 

PARCOを出た後は、その渋谷スクランブルスクエアの脇を抜けて

 

渋谷リバーストリート

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渋谷川にかかる金王橋

 

それにしても渋谷って、どんどん変わっていきます。

 

このまま、線路沿いを歩いて、

代官山エスペランサ通り

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こんな建物の一角にあるのが

 

ギャラリー子の星さん

Gallery子の星


 

「子の星」は北極星。

とても小さくてかわいいギャラリーですが、こちらで展示されているのが

 

真鍋  修(まなべ おさむ)さん

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チラシミュージアムでこの猫を見て、ギャラリーに行ってみようと思いました。

柔らかい優しい雰囲気。あたたかな春の庭を歩く猫の悠然とした背中。視線の先に何があるのか?いい絵だなぁと思いました。ちなみにこの絵はすでに売却済み。まぁ、簡単に買えるようなお値段ではありませんが。

 

この日はご本人がギャラリーにいて、いろいろとお話もさせていただきました。

やっぱり猫を飼っていらっしゃって、今も作品を描き溜めているとのこと。

「猫が近くに寄ってきちゃうと、なかなか描けないんですよ。でも、猫って距離を取りたい時間もあって寄ってこないときに描いているんです」とは猫あるある。

ほかの作品も温かみのある作品でした。ありがとうございました。また、作品を見に行かせてもらいます。

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6/27(日)まで。先生は6/20(日)、25(金)、27(日)はいらっしゃるようです。

ギャラリーの方も優しく丁寧に接していただき、ほんとうに素敵な空間でした。

 

そして、18:30過ぎ恵比寿駅に到着。本日の散策は終了。
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  この日も無事に帰って飲みましたとさ(^^;)

おしまい。

 

  ということで、散らかり放題でしたが、真鍋修さんの作品。とても良かったので、よろしければギャラリーのホームページなどでご確認ください。私は好きです。

 

以上、ここまで、お付き合いいただき、ありがとうございました。

近々ぶらぶらした内容で書きたいと思います。また、よろしくお願いしいます。

 

ではでは。


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(渋谷PARCO屋上で)

2021年6月 東京の展覧会通信(2021/6/5)

よろコンです。

 

東京では6月から多くの美術館が再開しました。

いやいや、この時を待っていました。言いたいことはたくさんありますが、それはさておき、もちろんマスクに手洗い、注意をしながら、展覧会を楽しみたいと思います。

 

  ということで、自分のための展覧会メモ。一貫性はありません。ただ「今、気になるものをとにかく載せる」というコンセプトです。

今回は、今月で終わってしまう美術展を中心に、これから忘れずに見たいものを本当に私の備忘録として書きます。それとみてきたものも少しご紹介。もし、気になるものが一つでもありましたら幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

1. 情報源

今回も展覧会情報はこちらを中心に掲載しています。

・アートスケープの展覧会スケジュール

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

・チラシミュージアム(iPhoneソフト)

 

それでは、いよいよ本題です。

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※ 6/20まで会期延長になった「国宝 鳥獣戯画のすべて」

今、いちばんの注目の展覧会です。

 

2. 展覧会

(1) これから見たい展覧会

・「生誕150年記念 モンドリアン展」新宿・SOMPO美術館 開催中~6/6(日)

www.sompo-museum.org

※ いよいよ明日までなのですが、予約しました。明日見てきます。

 

・「クールベと海 フランス近代 自然へのまなざし」汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 開催中~6/13(日) 

panasonic.co.jp

※ 昨年、山梨県立美術館で見た展覧会の巡回展。写実主義クールベの波。山育ちクールベの海との出会い。なかなかおもしろかったので、もう一度、見に行きたいところですが・・・

 

・「コレクター福富太郎の眼」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 開催中~6/27(日)

www.ejrcf.or.jp

※ 「昭和のキャバレー王」こと福富太郎のコレクション。ポーラ美術館から来ている岡田三郎助の「あやめの衣」は好きな絵ですし、展覧会のアイコンとなってる北富恒之「道行」も見てみたいし、鏑木清方の「妖魚」も文字通り妖しそう。見逃せない展覧会です。

 

・「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」六本木・サントリー美術館 開催中~6/27(日)

www.suntory.co.jp

※ アメリカ・ミネアポリス美術館所蔵日本絵画展。作品リストを見ると狩野派の探幽・山雪、琳派の宗達に抱一・其一。浮世絵は北斎、広重、写楽に歌麿。若冲なんかの絵もあるようで、こちらは会期までに見に行きたいですね。

 

・「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 開催中~6/27(日)

leidenegypt.jp

※ 2023年春に建て替えを発表したBunkamuraで開催中。根強い人気のエジプトにまつわる展覧会。12の棺が並ぶ部屋。「人生は二度ある」というエジプト人の死生観に迫れるかも。

 

・「映えるNIPPON 江戸~昭和 名所を描く」府中・府中市美術館 開催中~7/11(日)

www.city.fuchu.tokyo.jp

※ 6月で終わりではないですが、備忘録として。広重の名所江戸百景から、清親の光線画、巴水の新版画、高橋由一、和田英作、向井潤吉とけっこう盛りだくさんでおもしろそうです。

 

(2) 最近見てきた展覧会

・「開館55周年記念特別展 百花繚乱 -華麗なる花の世界-」恵比寿(広尾)・山種美術館 開催中~6/27(日)

www.yamatane-museum.jp

※ 山口蓬春の紫陽花に川端龍子(りゅうし)の燕子花。絵の中で華麗に咲く花々を見てきました。

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荒木十畝「四季花鳥」(この作品だけ写真撮影OKでした)
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右の春は白木蓮、夏は桐


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秋は赤い楓、冬は雪に梅

色のコントラストも鳥の組み合わせも面白い華やいだ作品

 

・「鏑木清方と鰭崎英朋」原宿・太田記念美術館 開催中~6/20(日)

www.ukiyoe-ota-muse.jp

※ 鰭崎英朋は「ひれざきえいほう」と読みます。昨年、COVID-19で中止となった展覧会の再開催です。こういうの、うれしいです。鰭崎英朋は美人画で鏑木清方と人気を二分するような方で、その妖艶な表情の女性が特徴的。口絵(今でいう巻頭グラビア?!)にこだわり今では忘れられた画家になっていますが、パンフの絵を見た瞬間から好きでした。白目に少しグレーがさしていて潤んだ感じが情感を吹き込みます。このほか、当時活躍した口絵作家の作品が展示されています。

(こちらがパンフ)

http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/wp-content/uploads/2021/02/kiyokataeiho.pdf

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清澄白河(木場)・東京都現代美術館で3つの展覧会

www.mot-art-museum.jp

・「ライゾマティクス_マルティプレックス」

・「マーク・マンダース-マーク・マンダースの不在」

・「MOTコレクション コレクションを巻き戻す」

開催中~6/22(日)

 

※ 会期を二日延長、休館日なしでの開催です。

ライゾマティクスからは「Rhizomatiks×ELEVENPLAY"multiplex"」

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光と音楽に合わせ箱が動きますが、それは部屋の入口の映像を見てから見るとさらに違って見えてきます。NHK日曜美術館で制作過程が紹介されていました。

 

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巨大なオブジェ。作者はどこに。

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 鈴木  昇一「臨海学校」1927

けっこう、ほっこり来る絵です。

 

そして最後はこれ。

・「特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて」上野・東京国立美術館 開催中~6/20(日)

chojugiga2020.exhibit.jp

※ ほんと、このまま中止になるのではないかと臨時閉館中はどきどきしましたが、会期延長さらに無休、そして20:00まで開館。博物館の方々に感謝です。予約制ということもあり見ることができました。この予約制って良いですね。

 

さて、鳥獣戯画の原本はもちろんですが、断簡や模本にも注目。原本からは切り取られてしまったシーンが断簡・模本に残っていたりして、鳥獣戯画のすべてに迫るにはこれらの存在が欠かせません。第一会場に原本、第二会場に断簡・模本が展示されていますが第二会場から見るとさらに深く原本を鑑賞できるかも。第二会場の明恵上人のリアルな坐像も見逃せません。

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この人はもしかして作者?!(図録から)


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こちらも図録から。お酒を運ぶカエルとウサギ。さて、そろそろ私も飲みますかね(^^)

3. さいごに

さいごに少し追加すると・・・

江戸東京博物館では

 

特別展「富嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」開催中~6/20(日)

www.edo-tokyo-museum.or.jp

もあったりで、どれに行こうか迷います。

それとまだ会期もあるのですが、こちらもドライブがてら見に行きたいです。

・「フジタ - 色彩への旅」箱根・ポーラ美術館 4/17(土)~9/5(日)

www.polamuseum.or.jp

今回の臨時閉館により東京国立近代美術館の「あやしい絵」展、東京藝術大学大学美術館の渡辺省亭展はそのまま会期終了となりました。貴重な鑑賞の機会の消失、本当に残念です。(やっぱり早く見に行かないとだめですね。会期終盤に見に行こうとするのは悪い癖です(T_T))

 

今は、再開した展覧会も多くありますので、見逃すことがないよう、楽しんでいきたいと思います。

 

アートについてはこちらのブログも。いい加減そろそろ更新しようかと(^^;)

www.suki-kore.tokyo 

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

 

ではでは。


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(もうすぐ梅雨ですよね)

 

昨日という日をただ羅列。最後は日本一有名なアニマルたち?(2021/6/3)

よろコンです。

 

昨日(2021/6/2)は会社を休んで、かかりつけ医まで薬をもらいに。

(人生五十年、ガタはきてます。生活習慣を変えればすべて治るのですが・・・^^;))

 

と、クスリをもらったあと。せっかく会社も休んだことですし、好きなこといろいろ詰め込んで、**してみました。

そんな一日をただただ羅列

 

まずは昼食

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FRESHNESS BURGERのクラシック アボガドバーガーとポテトのセット。

肉肉しくて好きなんですよねぇ。塩味のままかぶりつきです。


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ブルーボトルコーヒー清澄白河

コーヒー界の革命児の日本フラグシップ店

少し甘めのカラメルに平べったいプリンと華やかな香りのアイスコーヒーを食後のデザートに。


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東京都現代美術館(MOT)

去年のオラファー・エリアソン展以来、約1年ぶり。

【展覧会】 オラファー・エリアソン ときに川は橋となる@清澄白河・東京都現代美術館のレポート(2020/7/11訪問) - すきコレ


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「ライゾマティクス_マルティプレックス」

ライゾマティックス。ハイテクアート集団(雑な説明^^;)

Eテレ日曜美術館で知りました。Perfumeのコンサートの装置も手掛けてるよう。あっ、この人たちだったんだぁ。


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particles 2021

巨大サーキットボールにレーザーを照射して作り出す幻想的世界

 

同じくMOT
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マーク・マンダース「マーク・マンダースの不在」

オランダ出身。しっとりとした感じの未完成のオブジェ。そこにいない作者が、いままでそこにいたかのよう。

 

さらにMOTのコレクション展

「コレクションを巻き戻す」

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中原  實「ヴィナスの誕生」

作者は陸軍歯科医師を務めヨーロッパ各国に滞在7年。中原が目にしたヨーロッパの工業都市、人々。そこに現れたヴィーナスとは。

この方、初めて見ましたが、結構刺激的な作品で好きです。

 

もひとつ

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宮島  達夫「それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く」

永遠に変わり続ける数字が永遠に続いて・・・

 

 

さてさて、ここから移動して上野に。

少し休憩。午前中に買っておいたイチゴ大福をひとつ。

 

翠江堂さんのイチゴ大福220円
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大福は小ぶり、イチゴは大ぶり。

程よい甘さのこしあんにとろけるようなおもち。上品なお味。美味しい。

 

そして本日のメインイベント
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トーハク


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「鳥獣戯画展」

 

会期延長してやってくれました。去年は中止になった展覧会。今年も開始早々に休館に。せっかくチケットもとっていたのに払い戻し。あ~ぁ、今年も見れないのか・・・と思っていたけど、やっと見ることができました。

 

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図録裏表紙のサル。ちなみに図録は3000円(展覧会は2000円)

 

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こちらも図録から。きっと、日本一有名なウサギとカエルですね。

 

予約制なので、そこまで混んではなく。結構、ゆっくり見られます。人気の甲巻は動く歩道に乗って鑑賞。これに乗るのには15分くらい並びました。

なお、予約の入場開始時間ぴったりに行くと、そのあと、混むと思います。予約時間の真ん中くらい(私は17:00~18:00の回で予約したので17:30頃入りました)で入るのが良いでしょう。出る時間は自由なので遅れても大丈夫。(鑑賞時間は90分目安と言われてますが)

すでに6/10までの予約は開始されていて、ほぼ完売。

6/11以降は6/7(月)10:00~予約受付開始のようです。詳細は公式サイトへ。

 

ということで、上野を後にして帰ります。
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夜のトーハク、表慶館


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夜の西洋美。今は長期閉館中。ライトアップはブールデルとロダン

 

帰ってiPhoneの歩数を見たら23692歩。

今日はビールもうまくなるなぁ。(これが直さなきゃいけない習慣^^;)

 

ということで、ただただ羅列しただけのブログですが、関連リンクをまとめます。

 

・フレッシュネスバーガー

FRESHNESS BURGER フレッシュネスバーガー

・ブルーボトルコーヒー

ブルーボトルコーヒー 公式オンラインストア – BLUE BOTTLE COFFEE

・東京都現代美術館

東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

・翠江堂

翠江堂 | 隅田川のほとりにある創業80年の和菓子店

・東京国立博物館

東京国立博物館 - トーハク

・鳥獣戯画展

特別展 国宝鳥獣戯画のすべて NATIONAL TREASURE:FROLICKING ANIMALS

 

「**してみました」と言ったけど、食べて飲んで美術館だけでしたね。

好きだから、まぁいいかぁ。

 

  ということで、今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

また、次もよろしくお願いします。

以上です。ではでは。

 

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(MOTの隣の木場公園から)

【展覧会】2021年4月 東京の展覧会通信(2021/4/4)

よろコンです。

 

  ご無沙汰です。久々にブログします。

 

1月からの緊急事態宣言もいったん終わりましたが、まだまだ全然油断のできない状況が続いてます。なんだか気の乗らない日が続きますが、それでも、心に潤いが欲しい。マスク、手洗い、飛沫の回避としっかり気を付けて、美術館に行こうと思います。(あっ、これまでも細々と行っていましたが^^;)

 

  ということで、久々の展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いています。引き続き、長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

1. 情報源

今回も一年の展覧会情報はこちらを中心に掲載しています。

・アートスケープの展覧会スケジュール

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

・チラシミュージアム(iPhoneソフト)

・「日経 おとなのOFF」2021年1月号(+付録「2021 美術展80ハンドブック」)

 

それでは、いよいよ本題です。

 

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※ 4/4で終わってしまったすみだ北斎美術館の「筆魂」。昨日(4/3)に行ってきました。やっぱり、北斎の絵は良いですねぇ。(ほかの絵師の作品も多数あり、面白い展覧会でした)


2. 展覧会

(1) 現在開催中(6展覧会)

現在(4/4時点)、開催中の展覧会です。終了日の早い順に並べています。

 

・「没後70年 南薫造」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 2/20(土)~4/11(日)

www.ejrcf.or.jp

※ もうすぐ終了。4/9に休みをもらう予定なので、ぜひ、この展覧会には行きたいと思います。印象派のような柔らかく優しい色使いの作品が印象に残る画家です。

 

・「与謝蕪村 「ぎこちない」を芸術にした画家」府中・府中市美術館 3/13(土)~5/9(日)

www.city.fuchu.tokyo.jp

※ 府中市美術館、春の恒例・江戸絵画祭り。府中・大國魂神社のくらやみ祭は今年も一般の人の観覧はできなさそうですが、GWに家から散歩がてら見に行きたいと思っています。

 

・「あやしい絵展」竹橋・東京国立近代美術館 3/23(火)~5/16(日)

ayashiie2021.jp

※ 今、注目度が高い展覧会のひとつです。上村松園が源氏物語・六条御息所をモチーフにした「焔」は4/4までの展示(東京会場のみ)ともう終了してしまいましたが、そのほかの作品も興味深いです。個人的には藤島武二「婦人と朝顔」を練馬区立美術館の藤島武二展以来見られることを楽しみにしています。

4/11(日)までは美術館の春まつりで川合玉堂「行く春」なども公開中。

 

・「渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画」上野・東京藝術大学大学美術館 3/27(土)~5/23(日)

www.geidai.ac.jp

※ 近年、注目を集めていますよね、渡辺省亭。京橋の画廊・加島美術さんでも4/24-5/5に省亭・暁斎・是真と渡辺省亭、河鍋暁斎、柴田是真の展示があるようで、やはり近年注目度が高まっているなぁと思います。

省亭・暁斎・是真 ーパリ・フィラデルフィア万博、海を越えた明治の日本美術ー | 加島美術

 

・「テート美術館所蔵 コンスタブル展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 2/10(水)~5/30(日)

mimt.jp

※ こちらも今注目の展覧会。昨日(4/3)、行ってきました。あと2か月弱ですが、後半は混みそうな気がするので、早めに行かれた方が良いかと。当時、決して地位の高くなかった風景画。それでも、だんだんとその価値が認められていくイギリスの中で風景画にこだわり作品を作り続けた画家。ロイヤル・アカデミーでターナーの作品と並べた展示の再現は見ものです。

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※ 一作品だけ撮影可能だったコンスタブルの「虹が立つアムステッド・ヒース」(1836年)です。絵の中の風車は実際には存在しないとか。ここに画家の新境地が・・・

 

・「生誕150年記念 モンドリアン展」新宿・SOMPO美術館 3/23(火)~6/6(日)

www.sompo-museum.org

※ オランダのデン・ハーグ美術館から約50点、国内外の美術館から約20点の作品が集結する生誕150年記念の展覧会です。

 

  ちなみに3/24(水)から国立新美術館で開催予定だったカラヴァッジョ<<キリストの埋葬>>展はCOVID-19の影響で作品がヴァチカンから輸送できず中止に。残念ですが、いつか開催されることを願っています。なお、国立新美術館では「佐藤可士和展」が5/10(月)まで開催中です。

 

それでは、ここからは、これからの展覧会です。

 

(2) これから開催(6展覧会)  

・「クールベと海 フランス近代 自然へのまなざし」汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 4/10(土)~6/13(日) 

panasonic.co.jp

※ 昨年、山梨県立美術館で開催された展覧会が汐留に。写実主義の巨匠・クールベが見て、驚き、描いた海。そのほか、フランス近代の自然をテーマにした作品も展示されています。山梨・甲府に見に行きましたが、また見に行こうと思っています。

 

・「特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて」上野・東京国立美術館 4/13(火)~5/30(日)

chojugiga2020.exhibit.jp

※ こちらも大注目の展覧会です。言わずと知れた日本で最も有名な絵巻のひとつ「鳥獣戯画」。日時予約制で4/13-25分はすでに売り出されていますが土日はいっぱいになった様子。平日のチケットはまだまだありそうです。4/27-5/9分が4/20 10:00から売り出し開始なので、ここでチケットを買いたいと思います。GWだからすぐに埋まりそうですが。なお、5/11-30分は5/4 10:00から売り出しに。会期末に近づくほどチケットは取りにくそうな感じですねぇ。

 

・「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」六本木・サントリー美術館 4/14(水)~6/27(日)

www.suntory.co.jp

※ サントリー美術館60周年記念のアメリカ・ミネアポリス美術館所蔵日本絵画展です。水墨、狩野派、やまと絵に琳派。蕭白に写楽や北斎などもあり、幅広い日本の作品を楽しめそうです。

 

・「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 4/16(金)~6/27(日)

leidenegypt.jp

※ 江戸東京博物館でのエジプト展は4/4で終わってしまいました。4/3に行ったのですが、人が多くて入場制限で1時間以上待たなければならず、残念ながら断念。ヨーロッパ5大エジプト・コレクションのひとつ、オランダから250点が来日。日本のエジプト人気は根強いので、こちらも後半は混雑しそう。今度は早めに見に行きたいと思います。

 

・「フジタ - 色彩への旅」箱根・ポーラ美術館 4/17(土)~9/5(日)

www.polamuseum.or.jp

※ 乳白色のイメージの強いフジタですが、結構、強い色彩の作品も残しています。箱根の森でフジタをゆっくり見てきたいですね。

 

・「コレクター福富太郎の眼」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 4/24(土)~6/27(日)

www.ejrcf.or.jp

※ 「昭和のキャバレー王」こと福富太郎のコレクション。岡田三郎助の美人画、鏑木清方の作品13点、あやしい絵もあり、興味深い展覧会です。生前に親交のあった明治学院大学の山下裕二先生監修。

 

3. さいごに

さいごに少し追加すると・・・

現在開催中の展覧会からは現代美術の東京都現代美術館で開催している

「マーク・マンダース - マーク・マンダースび不在」

「ライゾマティクス_マルティプレックス」(いずれも6/20(日)まで)

www.mot-art-museum.jp

これから開催の展覧会だと毎年ゴールデンウィーク恒例の

根津美術館「国宝燕子花図屏風」4/17(土)~5/16(日)

www.nezu-muse.or.jp

が気になります。

 

特に東京都現代美術館のライゾマティクスは日曜美術館で取り上げられていたので、先端技術とアートの融合、どのような世界が展開されるのか、実際に見てみたいと思っています。

 

今月の展覧会も見どころ満載、一つでも多く見に行きたいなぁと思います。

 

アートについてはこちらのブログも。長いこと更新していませんが(^^;)、そろそろ書かないとなぁ。

www.suki-kore.tokyo 

ということで、久々の展覧会通信、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

 

ではでは。

 

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(三菱一号館美術館の前はまだ少し桜が残っていました)

 

【展覧会】2021年 東京の展覧会通信(2021/1/11)

よろコンです。

 

新年あけましておめでとうございます

 

って、もう1/11です。1並びというよりは鏡開き!(地域で違いはあるようですが)

というか成人の日ですよね(^^;)

 

昨年猛威を振るったCOVID-19。今年も東京をはじめとした1都3県は早速の緊急事態宣言(T_T)。なかなか難しい日が続きますが、まだまだ年初ということで、今年もこのテーマで始めたいと思います。

 

「2021年の展覧会まとめ」

 

今年も珠玉の展覧会が開催されます。いろいろと盛りだくさんです。

 

ということで、今年も自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

現在開催中で見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

1. 情報源

今回も一年の展覧会情報はこちらを中心に掲載しています。

・「日経 おとなのOFF」2021年1月号(+付録「2021 美術展80ハンドブック」)

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※ 昨年は「~美術展100~」だったのですが今年は「80」。やはりCOVID-19の影響ですかね(T_T)

 

それでは、いよいよ本題です。

 

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(東山魁夷「満ち来る潮」1969-1970 山種美術館 ※ 絵葉書を撮影(以下同様))


2. 展覧会

(1) 現在開催中(11展覧会)

現在、開催中の気になる展覧会です。

 

・「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中~1/17(日) 日時指定制 (見た!)

mimt.jp※ 三菱一号館美術館の10周年を記念の展覧会。1894年と言わず、多彩な画家の作品が楽しめます。会期中にまた見たい。終了後は岐阜県美術館へ。

 

「東山魁夷と四季の日本画」恵比寿(広尾)・山種美術館 開催中~1/24(日) 日時指定制 (見た!)

www.yamatane-museum.jp

※ 東山魁夷の「京洛四季」の四作品が4年ぶりに一挙展示。そのほか画家の作品も見ごたえ十分。良い展覧会でした。

 

・「異国の旅と記憶 東郷青児 蔵出しコレクション」新宿・SOMPO美術館 開催中~1/24(日) 日時指定制 (見た!)

www.sompo-museum.org※ 東郷青児記念美術館ならではの企画展です。

 

・「琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術」京橋・アーティゾン美術館 開催中~1/24(日) 日時指定制

www.artizon.museum

※ 現在は後期展示中。新収蔵品から俵屋宗達の風神・雷神(後期展示)と見どころが多そうです。特集コーナーは「青木繁、坂本繁二郎、古賀春江とその時代 久留米をめぐる画家たち」

 

・「ベルナール・ビュフェ回顧展」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 開催中~1/24(日) 1/16(土)、17(日)、23(土)、24(日)は日時指定制 (見た!)

www.bunkamura.co.jp

※ 静岡県はクレマチスの丘にあるベルナール・ビュフェ美術館からの作品を中心に展示。大作も多く画家の画風の変遷も見て取れます。

 

・「河鍋暁斎の底力」東京(丸の内)・東京ステーションギャラー 開催中~2/7(日) 日時指定制

www.ejrcf.or.jp

※ 天才絵師「暁斎100%」の展覧会。下絵に注目した意欲的な取り組みに唸らさせられます。

 

・「トライアローグ:横浜美術館・愛知県立美術館・富山県立美術館 20世紀西洋美術コレクション」横浜(みなとみらい)・横浜美術館 開催中~2/28(日) 日時指定制

yokohama.art.museum※ 長期休館前の横浜美術館の展覧会

 

・「リニューアル・オープン記念展 III 美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語」六本木・サントリー美術館  開催中~2/28(日)

www.suntory.co.jp※ サントリー美術館リニューアル・オープン第三弾。古伊万里・鍋島の磁器、琉球織物、浮世絵、日本の和ガラス、エミール・ガレ等々

 

・「田中一村展」千葉・千葉市美術館 開催中(1/5)~2/28(日)

www.ccma-net.jp

※ こちらは今月初めての紹介。奄美大島で創作活動をつづけた田中一村。20年住んだゆかりの地・千葉で「開館25周年記念 川村コレクション受贈記念」の展覧会です。

 

・「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」両国・江戸東京博物館 開催中~4/4(日)

www.edo-tokyo-museum.or.jp

※ 古代エジプト。なんか、気になるなぁ。秋には八王子の東京富士美術館でも開催予定のようです

 

・「Connections - 海を越える憧れ、日本とフランスの150年」箱根・ポーラ美術館 開催中~4/4(日)

www.polamuseum.or.jp

※ 日本にあこがれたフランス、フランスに学んだ日本。それぞれの画家の作品を見に行きたい。1/10の日曜美術館アートシーンでも紹介がありました。

 

と、開催中の展覧会も多くありますが、ここからはこれからの展覧会です。

 

(2) 1月・2月から開催(5展覧会) 

・「没後70年 吉田博展」上野・東京都美術館 1/26(火)~3/28(日)

yoshida-exhn.jp

※ 若き日から洋画を学び、東西の芸術に触れた画家の木版画を中心に集められた展覧会です。

 

・「写真家ドアノー / 音楽 / パリ」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 2/5(金)~3/31(水)

www.bunkamura.co.jp

※ フランスの国民的写真家ドアノーがパリの街角で写した「音楽」、パリ19区の音楽博物館から東京に巡回です。 

 

・「川合玉堂 山﨑種二が愛した日本画の巨匠」恵比寿(広尾)・山種美術館 2/6(土)~4/4(日)

www.yamatane-museum.jp

※ 開館55周年記念特別展。昨年開催予定でしたが、時期をずらしての開催。郷愁誘う日本画の世界。例年だと桜のころに東京国立近代美術館では川合玉堂「行く春」が展示されますが、今年は・・・ 

 

・「テート美術館所蔵 コンスタブル展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 2/10(水)~5/30(日)

mimt.jp

※ 昨年話題となったロンドン・ナショナル・ギャラリー展でも作品が紹介されていたイギリス風景画の代表格・コンスタブルの展覧会です。 

 

・「没後70年 南薫造」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 2/20(土)~4/11(日)

www.ejrcf.or.jp

※ 日本近代洋画の展覧会。明治から昭和にかけて活躍した南薫造の展覧会。東京国立近代美術館で少し作品を見たことはありますが、まとめての回顧展は初めて。興味深い展覧会です。 

 

(3) 3月から開催(5展覧会) 

・「与謝蕪村 「ぎこちない」を芸術にした画家」府中・府中市美術館 3/13(土)~5/9(日)

www.city.fuchu.tokyo.jp

※ 府中市美術館、春の恒例・江戸絵画祭り。ヘタウマとかぎこちないとか言ったら、府中美術館です。GWは府中・大國魂神社のくらやみ祭も。今年は開催を期待しています。

 

・「あやしい絵展」竹橋・東京国立近代美術館 3/23(火)~5/16(日)

ayashiie2021.jp

※ 「あやしい」とかいうとまた府中市美術館?と思いきや、こちらは東京国立近代美術館。エログロと言えばそうですが、インパクトがすごい。甲斐庄 楠音(かいのしょう ただおと)とか、一度見たら忘れられません。夏は大阪でも開催。

 

・「生誕150年記念 モンドリアン展」新宿・SOMPO美術館 3/23(火)~6/6(日)

www.sompo-museum.org

※ 水平垂直の直線が交差し、赤青黄そして白等の平面が画面を覆う「コンポジション」シリーズが思い起こされるモンドリアン。画家の画業の軌跡をたどる23年ぶりの展覧会です。

 

・「カラヴァッジョ <<キリストの埋葬>> 展」乃木坂(六本木)・国立新美術館 3/24(水)~5/10(月)

www.nact.jp

※ カラヴァッジョ最高傑作のひとつ「キリストの埋葬」がバチカン美術館からやってきます。

 

・「渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画」上野・東京藝術大学大学美術館 3/27(土)~5/23(日)

www.geidai.ac.jp

※ 近年、注目を集める画家の展覧会。横山華山、小原古邨と「忘れられた画家」が再び脚光を浴びる昨今の展覧会。次なるスポットライトはこの方に。

 

(4) 4月から開催(6展覧会) 

・「クールベと海 フランス近代 自然へのまなざし」汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 4/10(土)~6/13(日) (見た!)

panasonic.co.jp

※ 写実主義の巨匠・クールベはスイスとの国境近い山の中オルナンの出身。大人になって初めて海を見て驚き、そして描き続けます。クールベ中心にフランス近代の海そして自然をテーマにした作品の展示です。昨年、山梨県立美術館で開催された展覧会の巡回展で、現在はふくやま美術館で開催中です。(山梨で見たので東京でも再び見ます) 

 

・「特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて」上野・東京国立美術館 4/13(火)~5/30(日)

chojugiga2020.exhibit.jp

※ 昨年夏開催予定でしたが、延期となって今年の春開催に。前回の展覧会では見られなかったんですよね。混雑していて。今回はおそらく日時指定でしょうから早めにチケットを取って見に行こうと思います。

 

・「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」六本木・サントリー美術館 4/14(水)~6/27(日)

www.suntory.co.jp

※ サントリー美術館60周年記念展はアメリカ・ミネアポリス美術館の日本絵画展です。

 

・「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 4/16(金)~6/27(日)

www.bunkamura.co.jp

※ 江戸東京博物館でのエジプト展の後はこちらのエジプト展も。現在は静岡市美術館で開催中 。

 

・「フジタ - 色彩への旅」箱根・ポーラ美術館 4/17(土)~9/5(日)

www.polamuseum.or.jp

※ 乳白色のイメージの強いフジタ。1929年の一時帰国、その後の中南米などの旅では色鮮やかな人物画・風俗画などを描きます。そんなフジタの旅先での作品を中心とした展覧会とか。

 

・「コレクター福富太郎の眼」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 4/24(土)~6/27(日)

※ 「昭和のキャバレー王」こと福富太郎のコレクション。岡田三郎助の美人画のほか時代を映した風俗画や戦争画も。

 

(5) 5月・6月から開催(3展覧会) 

・「クロード・モネ - 風景への問いかけ オルセー美術館・オランジュリー美術館 特別企画」京橋(東京・八重洲)・アーティゾン美術館 5/29(土)~9/10(金)

www.artizon.museum

※ こちらも昨年から今年に延期になった展覧会です。オルセーからルーアン大聖堂やサン=ラザール駅などの作品が来ます。

 

・「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」新宿・SOMPO美術館 6/25(金)~9/12(日)

www.sompo-museum.org

※ フランス革命から近代社会が成立する中でその地位を確立していったフランス風景画。コローからバルビゾン、クールベ、印象派と楽しみな展覧会です。

 

・「三菱創業150周年記念 三菱の至宝」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 6/30(水)~9/12(日)

mimt.jp

※ これも昨年から今年に延期になった展覧会。曜変天目をはじめとした国宝12点、重要文化財31点を含む100点余りの至宝を一挙公開です。

 

(6) 9月から開催(3展覧会) 

・「マティス 自由なフォルム」乃木坂(六本木)・国立新美術館 9/15(水)~12/13(月)

artexhibition.jp

※ 大胆かつ鮮やかな色遣いのマティスの作品。「切り紙絵」も多数制作されており、マティス美術館所蔵の大作「花と果実」が日本初公開です。

 

・「ゴッホ展 - 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」上野・東京都美術館 9/18(土)~12/12(日)

gogh-2021.jp

※ 世界最大のゴッホ作品の個人収集家となったヘレーネ・クレラー=ミュラーのゴッホコレクション28点+ファン・ゴッホ美術館から4点を中心とした展覧会。クレラー=ミュラー美術館からはミレー・ルノワール・スーラ・ルドン・モンドリアンなどの作品も20点展示されます。

 

 ・「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」府中・府中市美術館 9/18(土)~11/28(日)

※ 「府中市美術館開館20周年記念」の展覧会ですが、これも昨年からの延期で開催。府中はやっぱり「ふしぎ・かわいい・へそまがり」ですね。モローの「一角獣」の展示も。

 

(7) 10月以降開催(3展覧会) 

・「川瀬巴水展(仮)」新宿・SOMPO美術館 10/2(土)~12/26(日)

www.sompo-museum.org

※ 四季折々の美しい日本の姿を木版画におさめた川瀬巴水。詩情豊かな世界が楽しみです

 

・「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 - モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 10/15(金)~2022/1/16(日)

mimt.jp

※ 約50万点を誇るイスラエル博物館から珠玉の印象派コレクション。特にモネの睡蓮は「当たり年」といわれる1907年の作(モネにも当たり年があるんですね^^;)

 

・「鈴木其一・夏秋渓流図」表参道・根津美術館 11/3(水・祝)~12/19(日)

www.nezu-muse.or.jp

※ 江戸琳派の祖・酒井抱一の弟子・鈴木其一の代表作「夏秋渓流図」が重要文化財に。作品誕生の秘密を紹介する展覧会です。 

 

3. さいごに

今年は昨年開催できなかった展覧会が延期されて開催されるものが結構あります。

昨年前半は長い期間、美術館が閉館し、展覧会が中止になりました。そして、展覧会を見に行ける日々がどんなに素晴らしいものか、実感しました。

今年は多くの展覧会が開催され、落ち着いて作品を鑑賞できるような年になると良いなぁと思います。

 

止まない雨はない

明けない夜もない

そしていつか心静かに花を愛でる日が

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(東山魁夷 「春静」1968 山種美術館)

 

  ということで、今年最初の展覧会通信でした。

 

アートについてはこちらのブログも。今年は書きます(^^;)

www.suki-kore.tokyo 

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

 

そして遅ればせながらですが

今年もよろしくお願いいたします!

 

ではでは。

 

【2020年振り返り】今年の展覧会もいろいろありました(2020/12/30)

よろコンです。

 

  今年も、もう残すところあとわずか。

特別だった今年が過ぎ行くにあたり、少し振り返りたいと思います。

 

いろいろとあった年ではありますが、それでもいろいろな展覧会に行くことができました。そんな中からつらつらと思い出した作品をここでご紹介したいと思います。

相変わらずまとまりはありませんが、少しお付き合いください。

 

それではスタートです。

 

年初は上野・トーハクから。

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今年は子年。ですが、美術館に初詣では鼠除けの「猫」です。

 

こちらも年初でした。八王子・東京富士美術館。初めて行きました。

フランス絵画の精華から

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ジャン=アントワーヌ・ヴァトー「ヴェネチアの宴」


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エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン「ポリニャック侯爵夫人、ガブリエル・ヨランド・クロード・マルチーヌ・ド・ポラストロン」

 

ヴィジェ・ルブラン、好きです。少し前のルーブル展でも作品を見ましたが、どこかでヴィジェ・ルブラン展が開催されるとうれしいのですが。

 

  さて、今年はリニューアル・オープンの美術館が印象に残りました。大変な年になりましたが、久々に見ることのできた絵も多くありました。

 

ブリヂストン美術館がリニューアルしたアーティゾン美術館から

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ピエール=オーギュスト・ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」


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クロード・モネ「睡蓮の池」

 

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藤島 武二「天平の面影」


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モーリス・ドニ「バッカス祭」

酒の神バッカスを祀るお祭りは賑やかです。

 

三菱一号館美術館からは吉野石膏コレクション展
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撮影エリアのルノワール「シュザンヌ・アダン嬢の肖像」

 

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キスリングのこちらの作品が好きでした。「背中を向けた裸婦」


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東京都美術館では久々のハマスホイ展。デンマーク絵画

 

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ハマスホイの義理のお兄さん、ピーダ・イルステズ「縫物をする少女」


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ハマスホイの静謐の世界。

 

国立新美術館からはブタペスト。ハンガリー絵画
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ハンガリーのモナリザ。シニェイ・メルシェ・パールの「紫のドレスの婦人」

そして、こちらもシニェイ・メルシェ・パール
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デンマークもハンガリーも、普段目にしない作品が多いのですが、とても面白い展覧会でした。シニェイ・メルシェ・パールの明るい色に惹かれました。

 

そして、3月に入り美術展は次々と中止に・・・


長い沈黙の期間を経て6月からまた見に行き始めます。

 

汐留はパナソニックのルオーと日本
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ジョルジュ・ルオー「マドレーヌ」

 

渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでは千葉から台風の被害を乗り越えてきた超写実の世界
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小木曽 誠「森へ還る」

8月には千葉の本家ホキ美術館も再開。11月に行ってきました。

 

両国は江戸東京博は江戸絵画の冒険者たち「奇才」が勢揃い。
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土佐の絵師・絵金の作品が迫力がありました。

 

やはり6月に行ってきたのが、今年、最大の美術イベントと言えるでしょう。

上野は西洋美のロンドン・ナショナル・ギャラリー展

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フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」

 

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ゴーガン「花瓶の花」

 

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ルノワール「劇場にて(初めてのお出かけ)」

 

そして西洋美の常設展。西洋美は10月下旬から長い休館期間に入りました。
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カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」


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ラファエル前派のジョン・エヴァリット・ミレイ「あひるの子」


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藤田 嗣治「坐る女」

金箔に雉。日本です。

 

久々の現代美術では東京都現代美術館のオラファー・エリアソン
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そして東京国立近代美術館のピーター・ドイグ
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「ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ」

 

MOMATの常設展では
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原田 直次郎「騎龍観音」


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古賀 春江「海」

 

夏の板橋区立美術館から狩野派学習帳
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狩野惟信の花鳥図に

逸見一信の源平合戦は那須与一f:id:YoroCon:20201230003140j:image

 

こちらも夏でした。リニューアルの六本木ミッドタウン・サントリー美術館
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浮線綾螺鈿蒔絵手箱、国宝です。

 

こちらもリニューアル。新宿はSOMPO美術館
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ゴーガン「アリスカンの並木路、アルル」に


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ルノアール「帽子の娘」に


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セザンヌ「リンゴとナプキン」に

 

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「ひまわり」です。

 

秋になって銀ぶら中に立ち寄りました。教文館の藤城清治
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秋には少し足をのばして箱根にも。

ポーラ美術館から
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ルノワール「レースの帽子の少女」


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エドゥアール・マネ「ベンチにて」

パステル画です。


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岡田 三郎助「あやめの衣」

着物の青と赤の鮮やかさ、透き通るような女性の肌。美しい作品です。

 

この前、行ってきました。三菱一号館「1894」

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ルドンの秘密の花園
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今年も、結構、展覧会に行きましたが、今年見た中で一枚を選ぶなら、こちらかなぁ・・・

 

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カルロ・クリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の最初の部屋に展示されていましたが、装飾や孔雀の羽の精緻な表現に目を奪われるとともに、マリアに差し込む光のために小窓が用意されているのが、なんだかおもしろくも感じ、いろいろと読み込んだら、きっといろいろな発見があるんだろうなぁ、なんて思いながら見ました。でも、最後はこの絵の持つ精緻さ美しさに圧倒された感じです。

(ぶらぶら美術・博物館の山田五郎さんとかぶっちゃいました)

 

  さて、今年も展覧会はいろいろと見に行ったのですが、あまり、ブログには書けませんでした。見に行くのに夢中で、全然記録できなかった。来年は見っぱなしにならないように自分のためにも少しでも記録をしていきたいですね。

 

なお、更新は止まってますが展覧会の詳細はこちらのブログにまとめ中です。よろしければ見てみてください。(更新する意欲だけは強くあります^^;)

www.suki-kore.tokyo

【展覧会】「ホキ美術館所蔵 超写実絵画の襲来」@渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアムのレポート(2020/6/13 鑑賞) - すきコレ

 

【展覧会】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展@上野・国立西洋美術館のレポート(2020/6/20訪問) - すきコレ

【常設展】上野・国立西洋美術館(2020/6/20訪問) - すきコレ

 

【展覧会】 オラファー・エリアソン ときに川は橋となる@清澄白河・東京都現代美術館のレポート(2020/7/11訪問) - すきコレ

【展覧会】 ピーター・ドイグ展@竹橋・東京国立近代美術館のレポート(2020/8/1訪問) - すきコレ

 

【展覧会】 狩野派学習帳@西高島平・板橋区立美術館のレポート(2020/8/2訪問) - すきコレ

 

【展覧会】モネとマティス もうひとつの楽園@箱根・ポーラ美術館のレポート(2020/10/3訪問) - すきコレ

 

  ということで、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

では、また。


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(板橋区立美術館のレオ・レオーニ展のフレデリック。来年2021/1/11までです)

 

【展覧会】2020年12月 東京の展覧会通信(2020/12/4)

よろコンです。

 

  12月になりました。特別な年となった今年もあと1か月

毎年思います。早いですねぇ。

(みんな書いているので、この点はこれくらいで^^;)

 

年末年始と美術館に行く時間もありますので、是非、いろいろ行きたいところです。

ただし、休館予定には気をつけて。ということで年末年始の休館も調べてみました。

  

ということで、今年最後の自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

1. 情報源

今回もいつもの次の情報を中心に確認しながら書いていきます。ご参考まで。(なお、今後も情報は変わるので、随時、各美術館のサイトをご参照ください)

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

 

f:id:YoroCon:20201204222545j:image

(シリアスな顔つき)


2. 展覧会

 ☆彡「リニューアル・オープン記念展 III 美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語」六本木・サントリー美術館 12/16(水)~2/28(日)

www.suntory.co.jp

※ サントリー美術館リニューアル・オープン第三弾。古伊万里・鍋島の磁器に琉球織物などの工芸品に浮世絵など。日本の和ガラスにエミール・ガレとガラスの展示に興味が湧いてます。

(年末年始は12/28-1/1が休館)

 

「根津美術館の国宝・重要文化財」表参道・根津美術館 開催中~12/20(日) 日時指定制

www.nezu-muse.or.jp

※ 尾形光琳の国宝・燕子花図屏風はちょうど12/1~12/13(日)までの展示とか。いま(12/4時点)、ちょうど見られます!

(年明けは1/9から「きらきらでん(螺鈿)」の展覧会)

 

・「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING & QUEEN展」上野・上野の森美術館 開催中~2021/1/11(月・祝) 日時指定制

www.kingandqueen.jp

※ いろいろとテレビでも取り上げられている展覧会。近いうちに行ければなぁ。

(年末年始も会期中無休)

 

・「だれも知らないレオ・レオーニ展」西高島平・板橋区立美術館 開催中~2021/1/11(月・祝) 日時指定制

www.city.itabashi.tokyo.jp

※ スイミーで有名なレオ・レオーニの作品展です。

(年末年始は12/28-1/4が休館)

 

「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中~2021/1/17(日) 日時指定制 (見た!)

mimt.jp

※ 三菱一号館美術館の10周年を記念の展覧会。世紀末の1894年。見た印象として1894年にこだわったというよりはその周辺の作品を集めた感じです。ルドン、ロートレックの作品はもとより印象派やゴーギャンの作品、日本の黒田清輝や山本芳翠の作品と幅広い作品を楽しめます。 

(年末年始は12/31-1/1が休館)

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(バラの向こうにブリュアン)

 

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(ルドンの花瓶)

 

 

 「東山魁夷と四季の日本画」恵比寿(広尾)・山種美術館 開催中~2021/1/24(日)

www.yamatane-museum.jp

※ 東山魁夷の「年暮る」を久々にしみじみ見たい展覧会です。「年暮る」を含む「京洛四季」の四作品が4年ぶりに一挙展示とのこと。これは行きたい。

(年末年始は12/28-1/2が休館)

 

「異国の旅と記憶 東郷青児 蔵出しコレクション」新宿・SOMPO美術館 開催中~2021/1/24(日) 日時指定制 (見た!)

www.sompo-museum.org

※ 東郷青児の初期の頃の前衛的作品から生涯を通じての作品が展示されています。また、東郷が訪れた旅先のパンフなども。一部作品は写真撮影可能です。今回は、最後に飾ってあるコレクション、ゴッホの「ひまわり」も写真OKでした。

(年末年始は12/28-1/4が休館)

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(若かりし頃の東郷青児)


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(東郷らしい女性像。なお、ブログの最初の男性の絵も東郷青児の作品です)

 

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(この美術館のシンボルも今回は撮影OK)

 

 

「琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術」京橋・アーティゾン美術館 開催中~2021/1/24(日) 日時指定制

www.artizon.museum

※ 前期が12/20(日)まで、後期は12/22(火)~

新収蔵品から俵屋宗達の風神・雷神(後期展示)と見どころが多そう。後期に入ったら行こうと思います。特集コーナー「青木繁、坂本繁二郎、古賀春江とその時代 久留米をめぐる画家たち」も面白そうです。

(年末年始は12/28-1/4が休館)

 

・「ベルナール・ビュフェ回顧展」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 開催中~2021/1/24(日) 1/9(土)以降の土日は日時指定制

www.bunkamura.co.jp

※ ベルナール・ビュフェの大作を早く見たいです。

 (年末年始は1/1が休館)

 

☆彡「笠間日動美術館コレクション 近代西洋絵画名作展 印象派からエコール・ド・パリまで」八王子・八王子夢美術館 開催中~2021/1/24(日)

www.yumebi.com

※ 陶器で有名な茨城県笠間市の笠間市日動美術館の印象派などのコレクションが八王子に来ます。好みの絵が多そうな展覧会です。

(年末年始は12/29-1/3が休館)

 

 

☆彡「河鍋暁斎の底力」東京(丸の内)・東京ステーションギャラー 開催中~2021/2/7(日) 日時指定制

www.ejrcf.or.jp

※ 「画狂人」が北斎なら、「狂斎」はこちらの暁斎。天才絵師の下絵を「暁斎100%」ととして紹介するこの展覧会。下絵は人には任せないでしょうから、確かに暁斎の真筆ぞろい。この企画力にも唸らさせられます。「下絵だけでも良いんじゃない」

(年末年始は12/28-1/1が休館)

 

☆彡「トライアローグ:横浜美術館・愛知県立美術館・富山県立美術館 20世紀西洋美術コレクション」横浜(みなとみらい)・横浜美術館 開催中~2021/2/28(日) 日時指定制

yokohama.art.museum  

※ 美術館建設ラッシュ時に創設された3つの地方美術館が競演。この展覧会の後、横浜美術館は大規模改修工事のため2年以上の長期休館に。これは休館前に訪れなければ。

(年末年始は12/29-1/3が休館)

 

☆彡「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」両国・江戸東京博物館 開催中~2021/4/4(日)

www.edo-tokyo-museum.or.jp

※ いつも、なぜか気になる古代エジプト。なぜか見に行っちゃうんですよねぇ。

(年末年始は12/21-1/1が休館。12月は早めに休館になるのでご注意を)

 

「Connections - 海を越える憧れ、日本とフランスの150年」箱根・ポーラ美術館 開催中~2021/4/4(日)

www.polamuseum.or.jp

※ 冬の箱根は雪も降りますので、行くときは気をつけて。

 (年中無休)

 

3. さいごに

西洋美の長期休館に続き、横浜美術館も大規模改修のため長期休館に。

さらにこちらの現代アートの美術館は現在の展覧会をもって閉館に。

www.haramuseum.or.jp2021/1/11(月・祝)まで。品川にある実業家・原邦造氏の邸宅を美術館に改造。80年以上経つ建物の老朽化に伴い、閉館とのこと。今後は群馬県渋川市にある美術館に統合されるそうです。何回か訪問しましたが、小さいながら瀟洒な建物が素敵な美術館でした。少し寂しいです。今度は温泉とあわせて群馬に行くかなぁ!

 

さて、今年の最後の最後は来年の年始の美術館イベントを2つ。

最初はトーハクの正月恒例「博物館に初もうで」

www.tnm.jp長谷川等伯の松林図屏風に獅子舞なども。今年も1/2~で開催です。

 

もう一つは、近くの小金井公園・江戸東京たてもの園

www.tatemonoen.jp

1/1は休園ですが、1/2・1/3は無料公開です。

(COVID-19の影響による変更の可能性はあります)

 

  ということで、今年最後の展覧会通信でした。

 

アートについてはこちらのブログも。ちょっと間が空いてますが、また書きます(^^;)

www.suki-kore.tokyo 

今月もマスク着用、手洗い・消毒、鑑賞時に人との距離をとる等、COVID-19対策を徹底しながら、また展覧会に行ってきたいと思います。

 

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

この記事は、また来年に。

 

ではでは。

 

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(東京駅近くのKITTEのクリスマスイルミネーション。今年もあと少し^^)

 

【展覧会】2020年11月 東京の展覧会通信(2020/11/3)

よろコンです。

 

  11月になりました。今年もあと二か月。光陰矢の如し。早いものですねぇ。今年は本当にいろいろありましたので。

「芸術の秋」

も終盤戦。まだまだ、ゆっくりと芸術を楽しみたいものです。

  

ということで、今月も、自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

1. 情報源

今回もいつもの次の情報を中心に確認しながら書いていきます。ご参考まで。(なお、今後も情報は変わるので、随時、各美術館のサイトをご参照ください)

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

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(芸大のコレクション展。こちらは先月まででした)


2. 展覧会

「特別展 竹内栖鳳<<班猫>>とアニマルパラダイス」恵比寿(広尾)・山種美術館 開催中~11/15(日) 日時指定制

www.yamatane-museum.jp

※  竹内栖鳳の猫の次は

☆彡「東山魁夷と四季の日本画」恵比寿(広尾)・山種美術館 11/21(土)~2021/1/24(日)

です。展示予定の「年暮る」は年末に見るのにふさわしい一枚。

【特別展】 東山魁夷と四季の日本画 - 山種美術館

 

 ・「リニューアル・オープン記念展 II 日本美術の裏の裏」六本木・サントリー美術館 開催中~11/29(日)

www.suntory.co.jp

※ サントリー美術館リニューアル・オープン第二弾。今月末まで。

 

・「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING & QUEEN展」上野・上野の森美術館 開催中~2021/1/11(月・祝) 日時指定制

www.kingandqueen.jp

※ 注目を集めている展覧会です。早めに見に行きたいところ。

 

「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中~2021/1/17(日) 日時指定制

mimt.jp

※ 三菱一号館美術館の10周年を記念の展覧会。世紀末の1894年。興味深いです。

 

・「だれも知らないレオ・レオーニ展」西高島平・板橋区立美術館 10/24(土)~2021/1/11(月・祝) 日時指定制

www.city.itabashi.tokyo.jp

※ スイミーで有名なレオ・レオーニの作品展です。

 

☆彡「桃山 - 天下人の100年」上野・東京国立博物館 開催中~11/29(日) 日時指定制

tsumugu.yomiuri.co.jp

※ 本日11/3(火)から後期展示開催です。今日(11/3)のBS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」でも紹介されていました。狩野永徳の国宝・洛中洛外図屏風は前期展示でしたが、同じく永徳の有名な唐獅子図屏風は後期展示です。残念ながら前期展示は行けなかった(というより、行こうとしたけど直前に体調不良で断念した^^;)ので、後期は是非とも見に行きたいです。これだけの優品が集まる展覧会はそうはないと思います。

なお、あの「鳥獣戯画」展が来年4月から開催という予告も出ています。

 

☆彡「異国の旅と記憶 東郷青児 蔵出しコレクション」新宿・SOMPO美術館 11/11(水)~2021/1/24(日) 日時指定制

www.sompo-museum.org

 

※ 今年リニューアル・オープンしたSOMPO美術館と言えば、元は東郷青児記念の美術館。異国情緒も漂う東郷青児作品のコレクション展です。ゴッホの「ひまわり」もあります。

 

☆彡「根津美術館の国宝・重要文化財」表参道・根津美術館 11/14(土)~12/20(日) 日時指定制

www.nezu-muse.or.jp

※ 尾形光琳の国宝・燕子花図屏風、円山応挙に鈴木其一の重要文化財などが展示されるよう。秋の庭園も美しそう。

 

☆彡「琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術」京橋・アーティゾン美術館 11/14(土)~2021/1/24(日) 日時指定制

www.artizon.museum

※ 前期が12/20(日)まで、後期は12/22(火)~

アーティゾン美術館のコレクションを中心に琳派と印象派を比べて展示する企画。新収蔵品の公開から俵屋宗達の風神・雷神(後期展示)も来るようです。これは生で見たい。

なお、特集コーナーでは「青木繁、坂本繁二郎、古賀春江とその時代 久留米をめぐる画家たち」も開催中(11/3~)です。

 

☆彡「ベルナール・ビュフェ回顧展」渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアム 11/21(土)~2021/1/24(日) 1/9(土)以降の土日は日時指定制

www.bunkamura.co.jp

※ 鋭い線が特徴的なベルナール・ビュフェ。最大5mの大作も集まる回顧展。個人的にはまとまって作品を見る機会がこれまであまりなかったので、是非とも行きたい展覧会です。

 

10月に行きましたこちらの美術館も・・・

☆彡「Connections - 海を越える憧れ、日本とフランスの150年」箱根・ポーラ美術館 11/14(土)~2021/4/4(日)

www.polamuseum.or.jp

※ モネとマティス展が終了した次は日本とフランス。150年、異文化への憧れが作り出す美を検証していきます。

 

まだ、行けていませんが・・・

「森本草介展」千葉・ホキ美術館 開催中~11/16(月)

www.hoki-museum.jp

にも行きたいところです。 

 

3. さいごに

11月は年末から来年の年始に向けて、いろいろな展覧会が開催されていきます。

このほかには現在「宮廷画家 ルドゥーテとバラの物語」(~11/8(日))を開催している八王子市夢美術館が「笠間日動美術館コレクション 近代西洋絵画名作展 印象派からエコール・ド・パリまで」(11/20(金)~2020/1/24(日))などが気になります。

10月は月初に箱根のポーラ美術館に、月末には山梨県立美術館の「クールベと海」&ミレー・コレクションを見に行きました。山梨県立美術館のコレクション、とっても良かったです。そのあとは昇仙峡にも。この辺は、また、別のブログで。

今月はこれから開催される展覧会をどんどん見に行きたいと思います。

 

今のところアートばかりのこちらのブログも。そろそろ旅も書きたいところ(^^;)

www.suki-kore.tokyo 

今月もマスク着用、手洗い・消毒、鑑賞時に人との距離をとる等、COVID-19対策を徹底しながら、また展覧会に行ってきたいと思います。

 

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

この記事は、また来月に。

 

ではでは。


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(甲府は富士山も紅葉も日本アルプスの山々もきれいでした)

 

【展覧会】2020年10月 東京の展覧会通信(2020/10/3)

よろコンです。

 

  10月になりました。今月は夏から開催されていた展覧会が終了し、年末に向けて新たな展覧会が開催されていきます。

「芸術の秋」

今年はいろいろなことがありますが、ゆっくり芸術を楽しむ時間も欲しいものです。

  

ということで、今月も、自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

 

1. 情報源

今回もいつもの次の情報を中心に確認しながら書いていきます。ご参考まで。(なお、今後も情報は変わるので、随時、各美術館のサイトをご参照ください)

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

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本文では触れていませんが、猫もよろこぶ

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藤城清治さんの作品。10/14(水)まで、銀座・教文館で

 


2. 展覧会

・(もうすぐ終了)「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館 開催中~10/18(日) 日時指定制 (見た!)

(展覧会特設サイト)

artexhibition.jp

(美術館サイト)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展|国立西洋美術館

 

※ こちらの展覧会ももうすぐ終了。11/3からは大阪に。

www.suki-kore.tokyo  

・(もうすぐ終了)「ピーター・ドイグ展」竹橋・東京国立近代美術館 開催中~10/11(日) 日時指定制 (見た!)

(展覧会特設サイト)

peterdoig-2020.jp

(美術館サイト)

ピーター・ドイグ展 | 東京国立近代美術館

 

※ こちらも、もうすぐ終了。レポートはこちら。

www.suki-kore.tokyo

「もうひとつの江戸絵画 大津絵」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 開催中~11/8(日) 日時指定制

www.ejrcf.or.jp

※ 江戸時代、宿場町・大津あたりで土産物として描かれていた大津絵。ユニークな絵。ヘタウマ?!なんだか楽しそうな展覧会です。

 

「特別展 竹内栖鳳<<班猫>>とアニマルパラダイス」恵比寿(広尾)・山種美術館 開催中~11/15(日) 日時指定制

www.yamatane-museum.jp

※  竹内栖鳳の重要文化財<<班猫>>が公開中です。

 

☆彡「永青文庫名品展 -没後50年 "美術の殿様" 細川護立コレクション-」目白・永青文庫 開催中~11/9(日) (見た!)

www.eiseibunko.com

※ 新たに重要文化財に新指定された松岡映丘「室君」(前期展示)、平福百穂「豫譲」(前期展示)をはじめとした肥後・熊本の細川家コレクション展。

前期~10/11(日)まで、後期10/13(火)~11/8(日)まで。「室君」、素敵です。

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☆彡「芸大コレクション展2020 芸大年代記(クロニクル)」上野・東京芸術大学大学美術館 開催中~10/25(日)

www.geidai.ac.jp

※ 130年以上の歴史を誇る芸大のコレクション展。上村松園「序の舞」、狩野芳崖「悲母観音」の名品群の1部、芸術家の描いた自画像から構成される2部。芸大の歴史をたどる展覧会です。

 

☆彡「リニューアル・オープン記念展 II 日本美術の裏の裏」六本木・サントリー美術館 開催中~11/29(日)

www.suntory.co.jp

※ サントリー美術館もリニューアル・オープン第二弾。絵画、陶器、工芸、着物など。日本人の美意識に根差した美術品の「裏」の「裏」に迫ります。

 

☆彡「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING & QUEEN展」上野・上野の森美術館 10/10(土)~2021/1/11(月・祝) 日時指定制

www.kingandqueen.jp

※ ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の次はこちらでしょうか。肖像画人気の高いイギリスの王朝を肖像画・肖像写真で読み解きます。

 

☆彡「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 10/24(土)~2021/1/17(日) 日時指定制

mimt.jp

※ 三菱一号館美術館の10周年を記念して三菱一号館の竣工した1894年をフューチャーした展覧会。1894年にかかわる140もの作品が国内外から集まります。興味深い。

 

☆彡「だれも知らないレオ・レオーニ展」西高島平・板橋区立美術館 10/24(土)~2021/1/11(月・祝) 日時指定制

www.city.itabashi.tokyo.jp

※ 板橋区立美術館でボローニャ展に続く、絵本展。スイミーで有名なレオ・レオーニの作品が板橋区立美術館に寄贈されます。だれも知らないレオ・レオーニに出会えるかも。

 

こちらは、東京ではありませんが・・・

「モネとマティス - もうひとつの楽園」箱根・ポーラ美術館 開催中~11/3(火)(見た!)

www.polamuseum.or.jp

※ こちら、本日(10/3)、朝早くから車で出かけて見てきました。ポーラ美術館のモネ、マティスのコレクションを中心に、作品が集められています。個人的には特にモネの作品のラインナップがなかなか好きでした。

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美術館入口

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モネと

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マティス。二人が作り上げたそれぞれの楽園とは・・・

 

☆彡「クールベと海 -フランス近代 自然へのまなざし-」甲府・山梨県立美術館 開催中~11/3(火・祝)

www.art-museum.pref.yamanashi.jp

※ ミレーのコレクションが有名な山梨県立美術館。フランス近代の前衛的画家、写実主義(レアリスム)・クールベが描いた自然画の展覧会。山梨まで足を延ばしてみたいですね。

 

「森本草介展」千葉・ホキ美術館 開催中~11/16(月)

www.hoki-museum.jp

※ ホキ美術館の記念すべきコレクション第1号となった森本作品。ぜひともこの目で。

 

 

3. さいごに

芸術の秋、いろいろな展覧会が開催されています。

このほかには、八王子市夢美術館の「宮廷画家 ルドゥーテとバラの物語」(開催中~11/8(日))も気になります。

www.yumebi.com

今月は都心というより近郊の美術館に行ってみようと画策中です。また、見てきた展覧会をこちらで報告できればと思います。

www.suki-kore.tokyo 

今月もマスク着用、手洗い・消毒、鑑賞時に人との距離をとる等、COVID-19対策を徹底しながら、また展覧会に行ってきたいと思います。

 

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

この記事は、また来月に。

 

ではでは


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こちらも本文では触れてませんがアーティゾン美術館(京橋)のクレー新収蔵品から「数学的なビジョン」(1923)

アーティゾン美術館の各企画展は10/25(日)まで。

 

【東京・町歩き】文京区目白台・関口周辺。久々の晴れの日に(2020/9/21)

よろコンです。

 

  今年のシルバーウィーク4連休の3日目(2020/9/21)。

久々に気持ちよく晴れた日でした。この日は車で近くまで移動して、散策してきました。車、久々に混んでいました(^^;)

 

さて、歩いてきたのは・・・

文京区目白台・関口周辺

【今日行ったところ】

 

ちょっと、地名だけではぴんと来ないかもしれませんが、駅でいうとJR山手線・目白、東京メトロ早稲田、江戸川橋の間の地区です。

 

 

文京区は学生時代を過ごした区。実は結婚式もこのあたりで(山縣有朋邸のところです^^)

個人的にとてもなじみの深い場所を、少し散策です。

 

1. 肥後細川庭園

   この日は、目白駅周辺で昼食をとった後、

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(目白駅のすぐ前、学習院大学。百日紅が綺麗です)

 

近くのコインパークに車を止めて、
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ここから入ります。前を通ったことは何回もありますが、中に入るのは初めてです。

 

さて、中に入ると分岐が。
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「つながってたんだぁ」

ということで、永青文庫を見る前に、少し散策してきました。

 

「肥後細川庭園」

www.higo-hosokawa.jp

「この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には清水家や一橋家の下屋敷となりました。そして幕末には熊本54万石の細川侯の下屋敷に、明治15年には細川家の本邸となりました。その後は東京都が買収し昭和36年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50年に文京区に移管されました。」

とはホームページの庭園紹介から。

都会のど真ん中に大きな池と緑豊かな庭園。マイナスイオンがいっぱい(に感じます)。

 

さて、庭園へは、こちらを通り抜け、
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緑のトンネルの中、坂を下り
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池が見えてきました。
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この日は快晴の秋の空。水に映る緑も美しく。
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春は桜、秋には紅葉と、季節で楽しめそうです。紅葉になったら、また来ようと思います。

 

2. 永青文庫

さて、庭園を一周して戻ってきました。
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本日、ここに来た目的地
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「永青文庫」

永青文庫

 

「えいせいぶんこ」と読みます。

肥後熊本は細川家16代当主・細川  護立(もりたつ)

稀代の美術コレクターでもあり、"美術の殿様"

そのコレクションを所蔵しているのが永青文庫です。

 

今年は細川護立の没後50年。それを記念して開催されている展覧会が、こちら。

「永青文庫名品展」

没後50年"美術の殿様"細川護立コレクション

前期:2020/9/12(土)~10/11(日)、後期:10/13(火)~11/8(日)

 

(入口)
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黒き猫がお出迎え。

 

(パンフ表面)

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(パンフ裏面)

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こちらでは重要文化財である菱田春草の「黒き猫」(パンフ表面)のほか、白隠や中国の陶器などなどのコレクションが展示されています。

この日、こちらを訪れたのは、前期展示の平福  百穂(ひらふく  ひゃくすい)の「豫譲」(よじょう)を見たかったからです。パンフ裏面の中段の作品。豫譲は中国春秋時代の人物。君主の仇討のため単身乗り込んだ緊迫した一場面です。重要文化財に新指定。

 

そして、今回の訪問で、さらに目を引いたのが、同じく前期展示、重要文化財に新指定の

松岡  映丘(えいきゅう)の「室君」(むろぎみ)

松岡映丘は兵庫出身。民俗学者・柳田國男の弟です。

室君とは播州は室の津の遊女。小雨の中、遊女の虚ろ気な雰囲気のある屏風絵。

画像はないのですが、永青文庫の展覧会のページで見られます。小さいですが、ぜひ見てみてください。

 

後期展示にも来ようと思いながら、永世文庫を後にします。

 

そして、目に入ったのはこの尖塔。

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3. 東京カテドラル聖マリア大聖堂

車に戻る前に少し寄り道。

この結婚式場の前f:id:YoroCon:20200927103853j:image

 

東京カテドラル聖マリア大聖堂

東京カテドラル聖マリア大聖堂・カトリック関口教会


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丹下健三の名建築。夕陽に映えます。

 

なお、前回訪問時のブログです。

www.yorocon46.com

2年前の同じ時期に行きました。

(行ったことは覚えていますが、同じ時期だったとは。この日は曇ってますね)

 

この近辺は現在は建て替えのため閉館中ですが、講談社の野間記念館もあります。

講談社 野間記念館

 

  閑静な住宅街ですが、文化施設に庭園と、なかなか散策し甲斐のある地域です。

是非、お天気のいい日など歩いてみてはいかがでしょうか。

 

  ということで、本日もここまでお読みいただき、ありがとうございます。

9月最後の日曜日の今日(9/27 11:50現在)も、これから出かけて少し歩いて来ようと思います。

みなさまもよい日曜日を!

ではでは。

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(また、出かけるの?)

・・・はい、ちょっとそこまで。

※ 最近のアミちゃんのMy BoomはAmazonから送られてきた段ボールの上です(^^;)

 

【東京・町歩き】虎ノ門そして銀座~京橋。シルバーウィーク初日は歩いて歩いて(2020/9/19)

よろコンです。

 

  今年のシルバーウィークは4連休ですね。

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りに東京もけっこう涼しくなってきました。

せっかくの連休、さっそく東京都内を散策してきました。

 

歩いてきたのは・・・

虎ノ門

そして

銀座・京橋

 

今回も、我ながら、なかなか盛り沢山だったなぁと思いつつ、行ったところを勝手にご紹介。平凡なアラフィフ男子、ぶらぶらとあちこち行ってきたという極めて他愛のない話ですが少しだけ、お付き合いください。(ちょっと長いです。ほとんど写真ですが)

(ちなみに今回はみんな東京メトロ・銀座線の駅なので町の名前は銀座線のカラー(黄色)にしてみました。実際に乗ったのは日比谷線だけでしたが(^^;)深い意味はありません)

 

さぁ、今回のラインナップは次のようなところです。

 

[目次]

 

  お好きなところ、気になるところをお読みください。

 

朝、出かけるときのうちのアミちゃん。

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(またまた、どこほっつき歩くんだか?)

 

・・・行ってきます! 

 

それでは町歩きスタートです。

 

1. 虎ノ門・大倉集古館

  AM11:00少し前。銀座線・溜池山王駅を出て、ここから歩き始めます。

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「桜坂」

福山雅治さんの歌で有名な「桜坂」は、ここではなく「未来日記V」のロケ地でもあった大田区の桜坂のようです。ずっと、ここだと思ってました(^^;)

この短い坂を上って目指すのは

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ホテルオークラに並ぶ
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「大倉集古館」

ホテルオークラの創始者・大倉喜七郎が創設した日本初の財団法人による私立美術館。

そこで現在開催中の展覧会
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「近代日本画の華」2020/08/01~9/27

この展覧会は8月の終わりにも見に来ました。今回が2回目です。日曜美術館のアートシーンで紹介されたこともあってか8月より人は多かったです。

 

昭和5年(1930)、大倉喜七郎が企画、資金面でも支援、横山大観が日本芸術使節となりローマで開催された「日本美術展覧会」から90年。その出品作を中心とした展覧会です。

竹内栖鳳、菱田春草、鏑木清方などなど、そうそうたるメンバーの作品が並びます。

8月の終わりまでは鏑木清方の屏風絵「七夕」が展示されていましたが、9月からはこちらが展示されています。
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横山大観「夜桜」

写真は大倉集古館の「名品図録百選」(3,300円)からです。

東京国立近代美術館(竹橋)の2018年の横山大観展でも展示されていたかと思いますが、間近にこの対策を見ることができます。大変、華やかで幻想的な作品です。解説に「右隻の松林の連続が左隻の夜桜をより一層際立たせる大観が作り出したイリュージョン」という趣旨のことが描かれていました。(記述は、原文通りではなく記憶に任せて書いてます)

そこで右隻から左隻に向けて山の夜道、桜を鑑賞するつもりで屏風の前を歩いてみると、確かに確かに。右隻の桜を後にし、松林に入り、そこを抜けると一気に周囲が明るくなり、満開の夜桜が輝くように咲き誇る、そんな風に見えました。まるで、本当にそこに光が満ちあふれているかのよう。

屏風の全体を見渡すだけではなく絵の世界観に入り込み、歩くという体験を通じて鑑賞するのも、とても面白いなぁと思った次第です。

 

  さてさて、こちらの展覧会を堪能して、次に向かいます。

 

2. 虎ノ門・菊池寛実記念 智美術館

次の目的地は大倉集古館を出て坂を少し下ったところにあります

「菊池寛実記念 智(とも)美術館」

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こじんまりとした瀟洒な美術館です。地下に展示室があります。

炭鉱を経営していた父・菊池寛実(かんじつ)のもとに疎開してきた智(とも)。そこで陶芸の魅力に触れ、戦後まもなくから彼女が収集してきた陶芸コレクションを展示している美術館です。現代陶芸を中心に展示されています。

 

こちらで開催中の展覧会がこちら
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「菊池コレクション 継ぐ」2020/7/1~11/29

京都。桃山時代に千利休の思想をもとに創始された樂茶碗。その伝統を受け継ぐ樂 吉座衛門(らく きちざえもん)

山口・萩。長州藩の御用窯として萩焼の技法を継承する三輪 休雪(みわ きゅうせつ)

佐賀・有田。鍋島藩の藩窯から色絵磁器の伝統を継ぐ今泉 今右衛門(いまいずみ いまえもん)

同じく佐賀・有田。有田を代表する色絵磁器の窯元。乳白色の白磁胎に余白を活かした色絵の酒井田 柿右衛門(さかいだ かきえもん)

この四つの窯の作品が展示されています。

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パンフは左から酒井田柿右衛門、今泉今右衛門、樂吉座衛門、三輪休雪の作品

酒井田柿右衛門は白磁に赤を中心とした色絵が特徴的。今泉今右衛門は青の下地に細かい文様が美しい。樂吉座衛門は岩から切り出したかのような存在感に赤や黒の色が力強く。三輪休雪はまさに現代アート。陶器のハイヒールといった作品なども展示されています。個人的には今泉今右衛門の繊細な色と文様が特に好きでした。

こちらの美術館、広くはありませんが現代的な空間にひとつひとつの作品がスポットライトを浴びた役者のように展示され、静かで本当に癒される空間でした。

 

はっきり言って、これまで陶芸にはそこまで関心があったわけではないのですが、今回、こちらの美術館を訪問し、すっかりその魅力にはまりました。良いですねぇ、陶芸。また、見に来ようと思います。

 

  さて、美術館を出て13:00前。そろそろ昼食。

 

日比谷線の新しい駅「虎ノ門ヒルズ」へ向かいます。

美術館を出て更に坂を下ります。
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「江戸見坂」

20度ってなかなかの勾配です。

 

さて続いては銀座~京橋編。

 

3. 銀座・AUX BACCHANALES(オーバカナル・ランチ)

13:00頃、銀座到着。数寄屋橋の交差点。写真右上のHERMESの文字の左下に馬に乗った人が。

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ランチに向かったのは
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「AUX BACCHANALES」(オーバカナル)

こちらで食べたのは
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ツナとそら豆のフォカッチャ。そら豆がホクホク、ツナもたっぷり、パンもふんわりで美味しかったぁ。


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ダノワール・パティシエール

これが、このお店に来た理由。カスタードクリームたっぷりのパンがとにかく好きです。久々に食べたぁ。

 

昔、溜池山王のアークヒルズにもお店があったのですが、なくなってしまったので銀座店に。パンを買ったら店内に持ち込んで食べることもできます。レストランとしてのメニューもありますし、コーヒーにお酒も飲めます。エスプレッソは300円、アイスコーヒーも560円。パンも300円前後。銀座でリーズナブルにお腹を満たせます。

 

そして、おみやげ。朝ごはん用。
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クロワッサン。バターが濃厚で、個人的にはクロワッサンの中ではいちばん好きです。

 

  さて、お腹も満たしたところで、町歩き再開。

 

4. 銀座・銀座通りの歩行者天国(銀座6丁目~銀座通り口)

 この日の銀座通り(中央通り)は歩行者天国。ということで、京橋まで歩くことに。

 

  最初は銀座6丁目

GINZA SIX

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今の天井のインスタレーションは吉岡徳仁(よしおかとくじん)さん。国立新美術館の前のガラスの茶室 - 光庵などを制作。

こちらは雲をイメージした作品。
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さて、GINZA SIXを出て銀座5丁目から銀座4丁目に向かって見た風景。

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少し歩いて銀座4丁目の交差点
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左に「和光」、右に「三越」
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三越のライオン。
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マスクです(^^;)

 

和光の隣。アンパンの元祖・木村屋さん。
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結構、人が入ってます。

銀座4丁目はまさに銀座の中心。書道の筆などを扱っている鳩居堂さんなどいろいろなお店がありますね。

 

さらに歩いて銀座3丁目

松屋銀座ビル
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そのはす向かい
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教文館さん。よく見ると面白そうなイベントが。

 

こちらで開催されていたのが

「藤城清治 光と影の展」

 入場料1,200円。9Fウェンライトホール。ビルの右の脇に入口があります。f:id:YoroCon:20200920232553j:image

14:00過ぎ。この日の予定にはなかったのですが、急遽、こちらに入ってみることに。

 

藤城 清治さん

1924年生まれの96歳。影絵作家。ケロヨンの原作者。

幻想的な影絵の作品はきっと一度は目にしたことがあるかと思います。懐かしいと思われる方も多いのでは。


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東急目黒線・洗足駅で喫茶店ラビーを経営とか。今はCOVID-19の関係で会員のみ入店可能とのこと。その店名ラビーはこちらの猫ちゃんのお名前。猫好きとのこと。共感します(^^)

 

さて、こちらの作品はすべて写真撮影OK。なので、少しご紹介。

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「こびとたちの大きな祈り」2020

パネルに印刷したように見えますが、よく見ると、切り絵なんです。すごいです。美しい。それも96歳の今年描かれた作品。感服です。


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藤城さんといえば宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」

2010年のこの作品。宮沢賢治の童話にぴったりの世界観。


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こちらも風船、トンボの翅は切り取って背景から光を当てています。

 

メルヘンな作品が並ぶ中で展示後半にはこのような作品も。
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2015年の「戦後70年を迎えた原爆ドーム」

これも切り絵です。90歳を超えてこの繊細かつ緻密な作品。美しくもすこし切ない。ご本人も兵役に招集され九十九里浜防備についた経験があり、ご友人を特攻隊でなくされてもいるとのこと。作品を通じて平和への強い思いが伝わります。

 

  もともとの予定にはありませんでしたが、とっても良い作品に出合えて、こんな寄り道も良いものだ、なんて満足な気持ちで外へ。

なお、こちらは10/14まで開催中。4階には藤城さんの作品なども販売されています。

 

  さて、さらに歩いて銀座2丁目
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BVLGARI、LOUIS VUITTONに


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TIFFANY&Co.

ほかにもCHANELにCartierが。

ごめんなさい。ブランドには詳しくないので、ここはこの辺で・・・(^^;)

銀座2丁目ってブランドがこんなに集まっていたんですねぇ。

 

そして、歩行者天国もそろそろ終わり。銀座一丁目

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POLA MUSEUM ANNEX

入場無料ですが、1時間前までの時間予約制。この日は予約していなかったので、そのまま通り過ぎました(^^;)

でも、ここにあるのが分かりました。いつか、来てみよう。


そして、歩行者天国の終点(起点?)、銀座通り口
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歩いてきた道を振り返っての1枚。よく歩きました。

 

  さぁ、交差点を渡ってこんどは京橋です。

 

5. 京橋・明治屋

京橋に入るといきなりこんな看板。

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ビール400円。やきそばとかも売っていて、なんだか地元イベントのよう。

こういうの好きだなぁ。飲みたいなぁ。と思いつつも、ここは我慢。まだまだ行かなければいけないところが。

ちなみにイベントが行われていたところは
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江戸歌舞伎発祥の地はここだったんですね。

そして、道路を挟んでこんな建物も。
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警察博物館。入ったことはありませんが、分かりやすい表示。

 

さらに、少し脇に入ったところには古美術商・加島美術さんも
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「大絵画展」ということで恐る恐る入ってみました。

横山大観、菱田春草などなど、いろいろな作品が。

それにしても、お値段を見てびっくり。たまに画廊に入ることもありますが、大観、春草の作品はうん千万。初めて見ました、このお値段。まぁ、それでもこの二人なら当たり前ですかね。勉強になりました。ご興味のある方は是非。

 

さて、少し疲れてきたので京橋エドグランのところにある明治屋さんの本店に。
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明治屋さんのジャム。よく食べてます。

美味しそうな缶詰にワインや日本酒などのお酒、いろいろありますが、ちょっとのどを潤したく、本日のジュース、スリーベリージュース150円

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ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリーのジュース。健康に良さそう。

京橋エドグランの休憩スペースで一休み。生き返ります。

 

さて、そういえば明治屋さんの入口の看板
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ボジョレー・ヌーヴォーご予約承り中

もう、そんな季節なんですねぇ。今年は良いワインを買おうかなぁ。今年のボジョレーが飲める頃は私の40代の終焉、50代幕開けの日が来るので。(自分にお祝いだなぁ)

 

さて、そろそろ時間は16:00。いよいよ本日の最終目的地に。

 

6. 京橋・アーティゾン美術館

今日の最後はこちら。16:00~17:30の入場予約で来ました。

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アーティゾン美術館

元のブリヂストン美術館。今年1月に長い閉館期間を終えアーティゾン美術館に。

開館直後に来て以来、2回目の訪問です。

こちらでは、現在、次の企画展が同時開催です。
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「鴻池朋子 ちゅうがえり」


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「Cosmo-Eggs 宇宙の卵」


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「石橋財団コレクション選」

 

16:00ぴったりに入館。

なお、こちらも基本、写真撮影可能です。

まずは、6階の展示室に。「鴻池朋子 ちゅうがえり」
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鴻池朋子さんの現代美術作品にクールベ、シスレー、コローの作品が混じりこむジャムセッション。
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巨大な鴻池朋子さんの作品がひときわ目を引きます。

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鴻池さんの毛皮にまつわる作品の右は石橋コレクション・クールベの作品。

なかなか興味深い企画でした。

 

そして、5階の展示室に。「Cosmo-Eggs 宇宙の卵」

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ヴェネチア・ビエンナーレの日本館展示作品。石橋財団の創始者・石橋正二郎はヴェネチア・ビエンナーレ日本館を建設寄贈。日本館は1956年開館。その後も支援しているとのこと。午前中の大倉集古館の大倉喜七郎と通じますね。同じイタリアだし。


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この中央の黄色いところは座ることができます。ほかの人が座ると、微妙なふくらみ・へこみをして、なんだかうごめく生命体のようです。不思議な感覚。

 

  そして、最後は4階。石橋財団コレクション選
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最後は一気に見てきた作品をどうぞ。

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ポール・セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」1904-06頃


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黒田清輝「針仕事」1890

 

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藤島武二「黒扇」1908-09頃


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円山応挙「牡丹孔雀図屏風」1781

 

 

さて、印象派の女性画家たちのコーナーから
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メアリー・カサット「日光浴(浴後)」1901


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ベルト・モリゾ「バルコニーの女と子ども」1872


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エヴァ・ゴンザレス「眠り」1877-78頃


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マリー・ブラックモン「セーヴルのテラスにて」

 

コーナーを抜け

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アンリ・ファンタン=ラトゥール「静物(花、果実、ワイングラスとティーカップ)」1865


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クロード・モネ「睡蓮の池」1907

 

最後はパウル・クレーの新収蔵作品から
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パウル・クレー「鳥」1932

 

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パウル・クレー「チューリップ」1919

  さぁ、ここまで見て、外に。本日の町歩きも終わりです。

 

17:30。外も暗くなり始め、東京駅へ。中央線に乗って帰ります。

あぁ~、疲れた。今日もなかなか良い一日でした。お疲れ様です。

 

7. そして一日の終わりはいつもの(武蔵小金井・大黒屋)

 18:00を過ぎて我が家のある武蔵小金井に。

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季節ですねぇ。もうすっかり外は真っ暗。

 

それでは、本日の締め。やっぱり、いつもの「大黒屋」さんに(^^)
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明日も休みですけど、まずは生!
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バラ串、230円。薄いバラ肉と違い、肉感があり脂が滲み出ます。

もちろん、毎回頼むヤキトン、レバーにシロもいただきました。


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ジャガイモの入ったホルモン煮込み。これもいつもの定番。間違いない。


f:id:YoroCon:20200920211414j:imageビールを二杯飲んで、締めはハイサワーでさっぱりと。久々に飲みました。

 

いや~、今日も締まりました。ごちそうさまでした。


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武蔵小金井北口の飲み屋街を抜けて、家に帰ります。

 

8. さいごに(関連リンク)

  いかがでした?アラフィフ男子の休日。

この日の歩数計18,907歩。まぁ、よく歩きました。

帰ってから、さらに家でも夜中まで飲んで、結局日曜日は昼過ぎまで寝てました。あらら・・・(^^;)

 

さて、最後に本日の関連リンク集です。

 

・大倉集古館

公益財団法人大倉文化財団


・菊池寛実記念 智美術館

菊池寛実記念 智美術館

 

・AUX BACCHANALES(オーバカナル)

AUX BACCHANALES

 

・GINZA SIX

GINZA SIX | GSIX | ギンザ シックス

 

・藤城清治「光と影の生きるよろこび展」

藤城清治 光と影の生きるよろこび展 | 教文館エインカレム

 

・加島美術

加島美術|近世から現代までの日本美術専門の古美術商

 

・明治屋

【明治屋】スーパーマーケット|食料品・和洋酒類の小売・製造・販売・輸出入|MYジャム・缶詰・ワイン・ウイスキー

 

・アーティゾン美術館

アーティゾン美術館

 

・大黒屋(過去のブログから)

グルメ:男の一人飲み in 武蔵小金井(名酒場「大黒屋」さん) - よろこんで!**してみました。

 

  ということで、相変わらず、だらだらとした内容ですが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。長くて、すみません。

 

さぁ、2020年のシルバーウィークも半分終わって、あと二日。

また、体調管理には気を付けて、明日も出かけようかと思います。どこに行こうかなぁ・・・

 

 今回は以上です。ではでは。

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藤城清治「ぼくの目は猫の目」1987

 

【展覧会】2020年9月 東京の展覧会通信(2020/9/2)

よろコンです。

 

  9月になりました。早いものです、一年って。

暑さは、もう少し続きそうですが、だんだん過ごしやすい日も増えていくことでしょう。こんな時はゆっくり展覧会でも楽しみたいものです。

 

 

ということで、今月も、自分のための展覧会メモ。相変わらず一貫性はありませんが「今、気になるものを、ただ載せる」というコンセプトで書いてます。長い目で、お付き合いのいただけますと幸いです。

初出の展覧会は「☆彡」印を、見て来た展覧会は「(見た!)」を付けてます。

もし、気になる展覧会が一つでもございましたら、幸いです(^^)

なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。


【目次】

 

 

1. 情報源

今回もいつもの次の情報を中心に確認しながら書いていきます。ご参考まで。(なお、今後も情報は変わるので、随時、各美術館のサイトをご参照ください)

・「日経 おとなのOFF」2020年1月号(+付録「2020 美術展100ハンドブック」)

・チラシミュージアム(iPhoneソフト):チケットのe-plusのスマホアプリ

チラシミュージアム~美術館・博物館の情報&クーポン|イープラス

・アートスケープ:大日本印刷さんのアート情報サイト。各地域の展覧会情報も検索できます。

展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

それでは、いよいよ本題です。

 

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(残念ながら、こちらは先月で終了です)



2. 展覧会

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館 開催中~10/18(日) 日時指定制 (見た!)

(展覧会特設サイト)

artexhibition.jp

(美術館サイト)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展|国立西洋美術館

 

※ 大注目の展覧会も残すところ、あと一月半ほど。もう一回行ってこようかな。なお、見てきた時の様子はこちらを。

www.suki-kore.tokyo 

「開館10周年記念 画家が見たこども展」東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中~9/22(火・祝) 日時指定制 (見た!)

mimt.jp 

※ こちらも会期が残り少なくなってきました。三菱一号館美術館のサポーターにもなっているので、終わるまでにもう一回見に行きたいところです。

 

「ピーター・ドイグ展」竹橋・東京国立近代美術館 開催中~10/11(日) 日時指定制 (見た!)

(展覧会特設サイト)

peterdoig-2020.jp

(美術館サイト)

ピーター・ドイグ展 | 東京国立近代美術館

 

※ こちらは先月行ってきました。その時の様子はこちらを。写真撮影可能だったので、会場の写真を掲載しています。

www.suki-kore.tokyo 

・「オラファー・エリアソン ときに川は橋になる」清澄白河・東京都現代美術館 開催中~9/27(日) (見た!)

www.mot-art-museum.jp

※ こちらも見てきた時の様子をどうぞ。写真撮影可能です。

www.suki-kore.tokyo 

・「珠玉のコレクション - いのちの輝き・つくる喜び」新宿・SOMPO美術館 開催中~9/4(金) 日時指定制 (見た!)

www.sompo-museum.org

※ 今年、新しい美術館として生まれ変わりました。現在はコレクション展を開催中。8月最後の土曜日に行ってきました。東山魁夷、平山郁夫、奥村土牛、山口華楊、岸田劉生、その孫・夏子 等々の日本画、Face展グランプリの新進画家の作品、東郷青児、そして印象派の巨匠の作品と多様な作品を見ることができます。ゴーギャン、ルノワール、セザンヌの作品が特別に写真撮影可能。今週金曜までですが、ご紹介。

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(新しい美術館は右の建物)

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(ポール・ゴーギャン「アリスカンの並木路、アルル」1888)


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(ピエール=オーギュスト・ルノワール「帽子の女」1910)


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(ピエール=オーギュスト・ルノワール「浴女」1892-93頃)


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(ポール・セザンヌ「りんごとナプキン」1879-80)

 

「開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎-」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 開催中~9/6(日) 日時指定制 (見た!)

www.ejrcf.or.jp 

※  こちらももうすぐ終了です。東京ステーションギャラリーの次の展覧会はこちら。

 

☆彡「もうひとつの江戸絵画 大津絵」東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 9/19(土)~11/8(日) 日時指定制

www.ejrcf.or.jp

※ 江戸時代、宿場町・大津あたりで土産物として描かれていた大津絵。民俗資料、歴史資料として取り上げられていた大津絵を美術品として見つめなおす展覧会です。

 

・「THE UKIYO-E 2020 - 日本三大浮世絵コレクション」上野・東京都美術館 開催中~9/22(火・祝) 日時指定制 (見た!)

ukiyoe2020.exhn.jp

※ 太田記念美術館(東京・原宿)、日本浮世絵博物館(長野・松本)、平木浮世絵財団と日本の三大コレクションが一堂に会する大浮世絵展。質、量ともにこれだけの幅広いコレクションを見ることのできる展覧会もないと思います。時代も作家も網羅的に取り上げられています。会場を細く区切って大量の作品を展示しているので、じっくり見たら、かなりの時間がかかります。早めの時間を予約して、ゆっくり見られるのがおすすめです。

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・「企画展 1930ローマ展開催90年 近代日本画の華 ーローマ開催日本美術展覧会を中心にー」虎ノ門・大倉集古館 開催中~9/27(日) (見た!)

www.shukokan.org

※ 昭和5年にローマで開催された日本美術展覧会の作品を中心とした展覧会。8月は鏑木清方の屏風絵「七夕」が展示されていましたが、9月はこれに代わって横山大観の屏風絵「夜桜」が展示とのこと。このほかにも春草、玉堂、栖鳳などの作品が。個人的には玉堂のリアルに山を描いた「高嶺の雲」なんかも水墨画の常識を超えたリアルさで面白かったと思います。

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・「2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」西高島平・板橋区立美術館 開催中~9/27(日)

www.city.itabashi.tokyo.jp

※ 板橋区立美術館では毎年恒例の絵本展。ここ最近、よく見に行っています。地元ですし、今年も実家に行くついでに見に行ってこようと思います。

 

☆彡「リニューアル・オープン記念展 I  ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」六本木・サントリー美術館 開催中~9/13(日) (見た!)

www.suntory.co.jp

※ サントリー美術館もリニューアル・オープン。コレクション展は日本人の生活に密着していた調度品、屏風 等々のコレクションがあまた展示されています。中には現代作家とのコラボも。

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(美術館入口)


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いきなりの国宝です。浮線綾螺鈿蒔絵手箱


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馬の屏風を眺める武士は現代作家の作品。

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IHS 桜橘桐螺鈿蒔絵書見台。桃山時代の西洋趣味の作品。螺鈿の輝きが目を引きます。

 

☆彡「特別展 竹内栖鳳<<班猫>>とアニマルパラダイス」恵比寿(広尾)・山種美術館 9/19(土)~11/15(日)

www.yamatane-museum.jp

※ 現在は「サクラ」で展覧会開催中の山種美術館の次の展覧会。竹内栖鳳の重要文化財<<班猫>>が4年ぶりの公開です。

 

こちらは、東京ではありませんが・・・

☆彡「モネとマティス - もうひとつの楽園」箱根・ポーラ美術館 開催中~11/3(火)

www.polamuseum.or.jp

※ これは行きたいですねぇ。ポーラ美術館は箱根の森の中にたたずむとてもキレイな美術館。去年のゴールデンウィークに行きました。県外に行くのはちょっと謹んでいましたが、期間内に見に行ければと思っています。

 

☆彡「明治錦絵×大正新版画 世界が愛した近代の木版画」横浜・神奈川県立歴史博物館 開催中~9/22(火)

ch.kanagawa-museum.jp

※ チラシミュージアムを見ていて、とても気になっていたのですが、一度、中止に。でも、復活での開催。終了間近ですが、できれば見に行きたい。そして、そのまま横浜で遊んできたい。

 

☆彡「森本草介展」千葉・ホキ美術館 開催中~11/16(月)

www.hoki-museum.jp

※ 今年、何回も書きましたが、昨年の台風から超写実の殿堂・ホキ美術館が復活。こちらもなんとか機会を作って見に行きたいです。

 

 

3. さいごに

今回は現在開催中の展覧会を結構、追加してみました。あと、見に行った展覧会に関連する写真も増やしてみました。県外の展覧会にも、そろそろ行けるようになると良いなぁと思っています。

 

今月もマスク着用、手洗い・消毒、鑑賞時に人との距離をとる等、COVID-19対策を徹底しながら、また展覧会に行ってきたいと思います。

 

ということで、以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

この記事は、また来月に。

 

ではでは

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(小さいほうが前のめり @サントリー美術館)